お気楽・極楽 おじさん生活  (旧ブログ名 お気楽 単身赴任生活日記)

「食べること」と「ばよりん」が大好きなおじさんのお気楽・極楽な生活を日記にしてみようかと…

楽器選びで 私が憧れ尊敬する人

2022-07-24 07:01:43 | ばよりん

楽器愛好家仲間の友達で私が憧れ尊敬する人がいます

 

私は小心者なので、実物に触れて確認しないと、購入までに至らないのですが

 

友達は、「写真をみるだけで購入を決める」決断力があります。

 

ヤフオクやメルカリで お宝をいくつも発掘しており

 

つい最近も

2万円でメルカリで購入したフレンチバイオリンが、80万円はする品

15万円でヤフオクで購入したラベルなしの見た目が古いバイオリンが、

BLOTさんに鑑定して貰ったら、鑑定書をつけられる

1800年代の本物イタリアン 

おそらく店頭価格は2,000万円超…

とのお話を聞きました。

 

値段もびっくりですが、楽器の音色もとても良いそうです。

 

新じられないと思いますが 事実なんです。

ミラクルです

 

 

友達は、成功ばかりではなく失敗もあるそうですが

結果を恐れず

楽しみながら 楽器・弓探しをしておられます。

 

そして、すごいのは、損得を計算すると、大きく「得」に振れてます。

 

友達曰く

「全ては、許された予算内でできるだけ良い楽器・弓を手に入れるための手段」

とのことですが、持って生まれた「運命」があるように思います

 

多くの人が、散財することが多いのですが

この友達は違います。

いつも 話を聞くたび すごいなぁ とおもっています

 

 

私は、ついついブログでは 「できるだけ手堅く」と書いてしまいますし

相談を受ければ、めちゃくちゃ慎重になります。

真贋判定も、素人ですから 一部の楽器・製作者しかわかりません

 

この2,000万円の楽器も、友達が入手してすぐ写真を見せて貰ったとき

「表板・裏板は雰囲気が良く、イタリアンぽいけど

スクロールが何かが違う ドイツ系??」

とコメントしたのですが

同じ楽器を、ERIC BLOTさんは、

真作イタリアンと鑑定し、製作者も特定し

鑑定書も発行していますので

友達には、失礼なことをお話ししたなぁ と反省しています

 

また

 

自分のような 手堅い楽器探しは

結果として、高コストなのかも

 

と最近思うようになりました

 

もし、お宝探しが好きで、自己責任の範囲なら

メルカリ、ヤフオク お勧めします

 

私は… 小心者なので ムリです…

 

 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オークションで古い弓を見るとき 私が気をつけること

2022-07-19 18:54:31 | ばよりん

オークションのプレビューで、実際に弓に触るとき

 

私は 手順として

 

0.見た目

 

見た感じ、「いいな」と思える弓だけ、チェックをします。

見た目が好みでないと それ以上 進めることはありません。

 

 

1.弓の棹の振動チェック

 

弓を演奏する持ち方で持ち、棹の背中(弾くときには上を向く部分)を下に向け、

弓の棹先から手元まで、左手人差し指に当てて、右手にどのような振動が伝わるかを確認します。

この作業で、好みの弓か否かが50~70%ぐらいは判ります。

 

2.次に実際に楽器で弾く

 

ここでは、音色よりも棹の弾性を確認します。

また、飛ばしやすいか、止めやすいか

所謂 プレイアビリティ の確認です

 

元々柔らかい弓もあります、柔らかいからダメというわけではありません

使われ過ぎて、ヘタリがきている弓は

弓を飛ばすとき、挙動が不安定になるように感じます

 

私が購入検討する弓の価格帯は十数万円から3百万円ぐらいまでの間です。

その幅だと、「ある程度の音色」は弓は持っています

しかしながら、数千万円クラスの弓の持つ、甘美な音色は

私の価格帯では、持ち合わせてはいないと思い

音色は、ある程度であれば 良しと 割り切っています。

 

※ 2年前に ほぼ未使用のサルトリーの弓を触った時

 久々に、「いい音色!!」と感じました。

 自分の持つ ギョームやグランシャンにはない、圧倒的なパワーと音色の厚みに

 圧倒されました、価格は1,000万円に近い 数百万円でした。

 これまで、サルトリーは、へたりを感じる弓しか経験したことがなく

 はじめて状態の良いサルトリーを触ったのでした。

 サルトリーのミント品・ニアミント品には素晴らしい弓もあると感じました。

 

 

 

3.補修歴を確認

楽器屋さんに了解を得てから、スクリューを外し、フロッグも外し、棹の部分に割れがないかとか

スクリューの孔が変形してないか、割れてないかを見ます。

 

棹、全体を細かくチェックして、おかしいところはないか確認します。

 

補修歴があり、オリジナルのフロッグ&スクリューが着いていない弓は

あまりお勧めできません。

 

補修しても、もう棹に価値がない場合、

フロッグとスクリューだけ売却し(コレクターマーケットがあります)

そこら辺の、余っているスクリューとフロッグを付けて

オークションに出す人は結構います。

 

 

4.最後のチェック

 

楽器を弾きながら、右手に弦の振動を感じるか否かのチェックをします。

私は、この作業で振動を感じることのできない弓は、基本的に候補外にします

今所有している弓で、振動を感じにくいのはカーボン弓です。

YAMAHAのを持っているのですが、アーコスもコーダーも同じように振動を感じることができませんでした

 

 

以上が私の 基本的な手順です

 

ちょっと マニアックすぎるかもしれません

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネットオークションで後悔しない心構え

2022-07-16 09:35:35 | ばよりん

ヤフオクのいくつかの楽器を拝見して

これ本物???

 

というのがたくさんあり、みているのはとても楽しいです。

ドイツ製の楽器にしか見えないのに、フランス製の楽器のラベルが張っていたり

 

私が気になっている 楽器の中にも 

・ なぜこの人の鑑定書が????

・ 同じ制作者なのに なぜ 年号の書き方が違うの?

・ なぜ 特徴ある部分の写真を載せないの?

 

という 限りなく黒に近いグレーの楽器があります

 

オークションは自己責任ですし

私がお手伝いした楽器の中にも、偽物はたくさんありました。

「止めた方が良い」「20~30万円のお金を払って、現地のプロフェッショナルに見てもらった方が良い」

とアドバイスをしましたが、あとは自己責任です

 

実物を見て、造りが良ければ 私は「たとえ偽物でもこの値段でこの楽器なら」と思えたら

おそらく応札すると思います

 

特に バイオリンの場合

 

つくりが良ければ

音色は、優秀で相性のいい弦楽器の職人さんが居れば

ある程度までは調整と弾き込みで、

納得のレベルにまで 持っていくことができると思っていますので…

 

 

ネットオークション をするときは

 

絶対はない という気持ちで 取り組んでほしいと思ってます

 

少しでも、迷いがあれば 

手を出さない方が賢明です

 

「失敗してもいい」と腹をくくっている方は、全く問題はありません。

冒険して、結果として 安く銘器を手に入れた方も友達に居ますので…

 

 

 

ではでは

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤフオクを眺めてみて

2022-07-14 01:04:47 | ばよりん

きしさんから

Capelaが出品されていることを教えていただいてから

眺めています

200万円が180万円になり、今は170万円

本人の製作証明書がついていないのが

気になるところですが

 

写真で見る限りは、真作のように見えます

全体の木目は 表も裏もやや目幅があり、柔らかな音が出そうな印象

状態が判らないので、

フィッテングの全交換

ネックの差し替え

指板、ナットの交換

駒の新調

は覚悟して、

予算を考える必要がありそうです。

 

この時期は、オレンジ系のニスが多いようで

私の楽器も同じ雰囲気です。

ただ、オークションの楽器より隆起は控えめです。

 

最終的に、いくらで落札されるのか

興味深く見ています。

 

 

 

YAMAHAの バイオリンのV-60も 興味深く見ています

 

YAMAHAが ブラビオールを発表したとき

私は、個人的には高く評価していました。

量産品として この品質を保っているとは…

あくまで、弦楽器フェアーの会場だけの印象でしたので

それが正しいのかは、判りませんが

 

当時、展示会回りをしているV-30がとても良く鳴っていた

印象がまだ残っています。

 

その後出た、アルティーダは

最初は、それほど突出した好印象はなかったのですが

YVN500の試作品を弦楽器フェアーで触らせていただいたとき

その音色に魅了されました

翌年は市販品のYVN500発表でしたが、前年の試作品の音色はなく

また平凡な楽器に戻っていました。

 

試作品は、古い楽器の音色の魅力がありました。

 

市販品は、古い楽器の魅力を経験せず、

新作楽器の音色しか知らない方が好みそうな音色でした。

 

確かに新作楽器の価格帯でしたので

市場性を見て、音色の特徴を決めたのだと思います

売れるためには仕方がないと思いますが

 

残念に思いました。

 

新しい楽器で、古い音色を出そうとすると

パワーがなくなりがちです。

私が出会った楽器は、ほとんどそうでした。

 

本物の古い楽器は、遠達力があります。

 

YAMAHAの試作品も 同じ 遠達力を感じたので

今でも 残念に思っています。

 

今は、V-60 と Capelaさんの楽器が、

最終的にどうなるのか

じっくり見学させていただこうと思います。

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガンとともに 自分らしく 時間を過ごすために

2022-07-04 20:34:09 | おやじ

いきなり、重たいタイトルですみません。

 

左肺に悪性腫瘍:

経過観察。

腫瘍を手術でとることは、左肺を全摘することになるから。

 

頸部の悪性腫瘍:

2011年に手術。原発部は摘出。

手術を早くできたので、声帯はなんとか温存。

胸全体のリンパ節に転移していたので廓清。骨、副腎にも転移があった。

 

そんでもって、10年なんとかかんとか、生きてきた。

 

と思ったら。

 

今年4月に、会社の健康診断で要精密検査となり

検査の結果、膀胱ガンであることがわかる。

膀胱に5cm 2cm 1cmの腫瘍ができていた。

また、広範囲に小さなガンが散らばっていた。

 

目で見える血尿は2020年8月が最初。

その時は、過労だと思っていた。

2022年4月までの間に、ガンは立派に育ってしまった。

 

 

6月に入り、2日から13日まで検査のため入院。

TURBTという名前の手術をした。

手術中 麻酔が十分に効いておらず、電気メスの刺激で身体が動き

手術中膀胱に穴が空くトラブルもあった。

手術日に、右腕に刺した点滴用の針が、神経を刺激したのか、

右手の中指の機能障害もでて、未だに思い通りに右手中指が動かない。

 

検査入院の段階で、想定外のことが続き、落ち込んでいた。

 

入院前には、医師からは、膀胱全摘を覚悟するよう諭されていた・

 

検査入院後、すぐ膀胱全摘ができ、人工膀胱の手術ができれば最良。

場合によっては、抗がん剤治療を何クールか行ってから、膀胱を摘出して、人工膀胱にという選択肢もある。この場合、シビアな状態になるといわれていた。

 

腫瘍も大きいし、どちらかになるであろうと思っていた。

 

ところが、検査入院を終えて、生検の結果を聞けば

 

想定外に、浸潤が浅く、

4時間にわたるTURBTで、二十数カ所のガンを取り除くことができ

膀胱は温存できることになった。

 

 

これから、3種類の悪性腫瘍とともに、時間を過ごすことになる。

 

ガン といえば、 死を意味する時代があった。

 

今は違う。

ガンに罹りながら、生きていく選択。 これもアリになっている。

 

死 を 考えず

 

楽しく時間を過ごすことだけを考え

これからも、過ごしていければと思う。

 

家族のために

仲間のために

そして

自分のために

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする