気落ちしないよう努めていたつもりだけれど
北海道で行きつけのカフェの店主から
「きうちさんが 検査のために東京に行く前日、初めて弱気な発言をするきうちさんを見た」
と言われた。
そうなのかもしれない。
病気の治療において
手術や投薬で、目に見える効果が得られていない今回の膀胱がんは
これからどうなるのだろうか… と思う不安な気持ちは正直なところある。
北海道にいるので、バイオリンを触る機会も少ない。
楽器のコンディションが心配で、大事な楽器は全て東京に置いている。
5月に向けての手術で
明日の金曜日の午後
明後日の土曜日の午後
週明け月曜日の終日
手術をする大学病院や提携している病院で検査を受けるため
明日の朝、東京に行きます。
土曜日の午前中と日曜日終日時間が空いているので
ガンさんにたのみこんで
土曜日の午前中にガンさんのバイオリンの調整をお願いすることとした。
日曜日は 飽きるまでバイオリンを触ろうと思っています。
２０２２年
４月に膀胱ガン発見
６月に手術
１０月に再発確認
１１月に手術
２０２３年
１～２月 ８週間 膀胱にBCGという薬を入れる治療実施
そして
４月に検査… 昨日 膀胱鏡 という装置で 膀胱内の様子を確認しました。
結果は「ガン再発」でした。
BCG治療は、抗がん剤治療に比べ副作用が強いけれども 効果があるとされており
今回の様に、BCGが効かない例を
「BCG refractory」といい
膀胱ガンでのガイドラインでは
推奨B：膀胱全摘
となっており
BCG-refractory は進展傾向が強く予後不良となりやすいことが示されているそうです。
選択肢としては
（１）膀胱全摘
（２）もう一度TURBT+BCG or 抗がん剤
の選択肢になり
いずれにしろ、５月に手術は決定で
手術内容は主治医を中心とした治療チームに一任することとしました
人工膀胱に不安はあるけれど
選択することで、命が長らえるのなら
私は進んで選択します
もうすこし 頑張ります。
ばよりんは、ちょっと おろそかになりそうですけど
しょうがないですよね
久々に都内に行った際に
３～４時間の自由時間が取れそうだったので
かねてから 気になっていた弓を見に行くこととした。
何年も前に 拝見した弓で、お金があれば 手に入れたいと思ったフランスのモダン時代の弓でした。
お値段も昨年までは、ずっと同じ値段で…
販売しているお店の広告では、
「適正価格をモットー」「紹介者への謝礼（リベート）の価格上乗せなし」
「現在弦楽器相場は高騰しているが、高騰前に仕入れた楽器・弓は高騰前の価格で販売」
という買い手にとても優しいお店に見えたのですが
今回の弓は
数年前からの在庫であり、広告どおりであれば
値段は変わらないと思われましたが
お店の方の説明では
弦楽器相場は高騰しており、この弓も
今は以前の価格より５５万円高い値段を設定しており
きうちさんが４月までに購入を決めなければ
５月以降は５５万円アップになります
それで了解してくれるなら、試奏できます
という条件がつきました
丁度 本日（４月２５日）行く予定でしたが
勤務先で、作業中に怪我人が出まして
急遽、本日の朝一の飛行機で北海道に帰ることとなり
弓の試奏は見送りになりました
もう四月中に行く予定はないので
これで購入するチャンスはなくなりました。
心の中では、「値上げするなんて 広告と違うじゃん」という思いもあったけれど
世の中、本音と建前があることは、よくあることで
会社の経営方針に口を出す気もなく
今の予算に更に＋５５万円用立てる余裕はないので
購入は見送りということになります
会社の事故 うらめし でも しかたなし
そして久々に 楽器店の表と裏をみた経験でした。
時計は
なんとなく 好きで
それほど 高額なものは買わずに
デザインを楽しんでいます
今のお気に入りは
黒川雅之さんのこれ、30年程前に、シチズンデザインという名前で発売した。
黑川雅之的搜索结果_百度图片搜索@kidis1采集到c(914图)_花瓣人文艺术 | Watch design, Clock, Watches (pinterest.jp)
あと、渡辺力さんのこれ
Riki（リキ）腕時計～（akpk401）～ (copal.ne.jp)
デザインが素敵な時計なので
大切に使っています。
決して高級路線ではない。
あとは、セイコーとかオメガとかを数本
でもそろそろ 還暦になるし
ある程度の金額の時計を持っても良いのでは
と考えるようになった。
考えるだけなのですが…
よく 時計の事は考えるけど
今ある時計で いいか～
なんて、ついつい思ってしまう。
その分のお金を
バイオリンとか
食器とか
キッチン用品とか
香木とか
お酒とか
食べるもの
に消費してしまうのが 私
最後に買う時計の事を
「あがりの時計」と呼ぶらしい
いつ買うかわからないけれど
またしばらく 悩んでみようと思う
物を買うことを 想像するのって とても楽しい！
バイオリンケース
東京には、ムザフィア、アルファ、レンゲのケースに楽器を保管しています。
北海道では
東洋のプリューム
ヒューメビアンカのSV01
GEWAの ストラート
を使っている。
ＧＥＷＡのケースは 昔からあまり肌に合わなかった
今のは、安く買ったせいか、長期在庫の商品で
初期トラブルもあり 今でも好きになれない。
2月に、道内のハードＯＦＦに持ち込んだら
1軒目 査定1,000円
2軒目 査定2,500円
4,000円以上だったら手放そうと決めていたので
結局 家に置いている。
最初は、おフランスざんす 用だったけれど
今は、入れる楽器がなく
どうしようという感じ
とりあえずYAMAHAのサイレントでも入れようか…
で、さっき入れてみた。
良いケースなのだけれどねぇ、なぜかしっくりこない。
地味だからかなぁ
ドイツのメーカーらしく 質実剛健ではある。
でもそれじゃ面白くない。
魔改造に着手したくても
東京新宿のオカダヤさん や
蒲田のユザワヤさん
のような大規模なお店も北海道にはないし
今度、通院のため東京に行ったとき
蒲田のホテルを予約して
ユザワヤさんで色々物色してみようと画策中です
今年の1月から2月にかけて
8週間にわたり
膀胱にBCGを注入する
治療を受けてきました
その期間の副作用は
多少辛いことはありましたが
まあ、なんとか過ごして参りました
BCGの治療が終われば
あとは快方に向かうモノだと思っていたのですが
最後の注入から2週間が経過した3月10日頃から
更に 頻尿傾向になり、排尿時の痛みも強くなってきました。
徐々に 頻尿の度合いが重くなり、排尿時の痛みも更に強くなり
4月1日現在も かなり辛いなぁ という状態です
今月下旬には、BCG治療後の診察になります
膀胱鏡で膀胱内の様子を見て
異常が無ければ、BCG治療の追加
異常 すなわち ガンが再発していれば
膀胱全摘へと進みます
早期発見 早期対処で
QOLを考えながらの対応を考えていきます
しかし、本当に辛いっす！！
