青天の霹靂・めぐりあわせ

昨日の18（日）が父方のばあちゃんの一周忌だったので、金土日、と強行スケジュールですが、実家に帰ってました。はずせない用があったので、金曜は最終便、着いたのは夜中の２時、という、まさに強行。まあ、でも土曜はゆっくりできるし．．．．と思っていたのですが。
朝起きてみたら。

なんていうか、これぞ青天の霹靂、なんですかソレ？！という、とんでもないことが起きました。
一体、どのくらいの確率？え、一体何が起こってるの？と、家族一同、夢の中にいるみたいな状態で、ただただ流れにまかせていくしかありませんでした。
とってもいいことなんです。すごいことなんです。でも、同時にとても大変なことなんです。とてもとても大変なことです。それでもむかっていく強い意志、そして願い、を感じました。ただただアタシ達は応援していくしかない、と思いました。祈るしかないと。

コレはどう考えても、亡くなったばあちゃんのしわざとしか思えません。さすがに101歳まで生き延びた人間は、亡くなってからもものすごい霊力です。実は生きてんじゃないの？？つーくらいのものすごい存在感です。アタシ達なんぞは、手のひらの上の鯉？まな板だっけ？ばあちゃんの手のひらの上でコロコロ転がされているわけです。なんということでしょう。
とりあえず、アタシ達家族は、翌日のばあちゃんの一周忌を、半分、宙に浮いたままのような状態で、それでもひたすら、今後の展開がよくなるように、必死にお祈りするしかなかったのでした。

はあ。でも、個人的にはキツかったなあ（家族全員そうだけど）．．．。結構、ここんとこ精神的にギリギリで、今回、帰ることだけを楽しみに、会いたい人達に会って、楽しい時間を過ごして、って、それだけを心の支えにしてどうにか乗り切ってきて、癒される気マンマンだったのに。結局、癒されるどころか、脱水かけすぎて、ビリビリになった洗濯物みたいな状態で帰って来ました。あげくの果てには帰る時、親戚に「こんな時に見捨てて帰るわけ？」とか言われるし。．．．ハイ。帰ります。アタシは鬼です。すみません。
まあ、でも今はそんなことを言ってる場合じゃないのさ。いつもみたいに、何もできないなあ、なんてのんきなことを言う前に、自分に何ができるかを考えねばなりません。がんばらねばなりません。すべてのことを。

しかしながら、今回、もう一つ唯一の救い的なめぐりあわせ（？）があって。
帰る前に「今度のワンマンではこの曲をカバーしたいなあ」って曲を思いついたのですが、持ってたはずのその曲が入ったCDがどんなに探してもなくて。
そのままバタバタと実家に帰ったら、兄ちゃんがひょいっと「コレ、あげるよ～」とくれたのが、そのCDだったのでした。なんにも言ってなかったのに。すっごくうれしくなりました。コレでまた立っていられる、と思うくらい。
そんな訳で、今度のワンマンではそれを歌おう、と思います。愛する家族のために。