5月19日(火) 朝一10時で第一新提。
前日終了間際でアタリだした赤灯。
上げっパナだった。
果たして同じパターンで喰うだろうか・・・。
第一も捨てがたい。
前日、帰りの船宿で落合さんと打木に、その日の第一の状況とアタリパターンを教えてもらった。
「なるほど・・・。」
どうする・・・。
赤か第一か・・・。
午前か午後か・・・。
6時の鈴木の船着き。
船長に第一を告げる。
10時まで・・・。
喰うはず・・・。
ハリスに伊勢尼を結ぶ。
着くと、夜明かしの人達が迎えの船を待っていた。
7、8人は居るだろうか。
荷物をオカマに置き、タモを挿す。
見ると、水路と両コバに誰も居ない。
真っ直ぐコバへ向かう。
少し手前からゆっくりとツブを沈める。
ノーシンカー。
内コバ異常無し。
水路。
水深計の手前。
水深計。
水深計の向こう側。
コバの手前で「プルっ!」
ラインが振れた!
「喰った・・・。」
「グン!!」
「グ――ン・・・ギュ――――ン!!」
「ヨッシャ。乗った―!」
ギュンギュン下へ突っ込む。
1回、2回と締め込み、3回目でタメると・・・。
「プツン!」
切れた感触を残して軽くなった。
「あ''――!!」
天を仰ぐ。
針は付いてる。
唇が切れた・・・。
「クっソ・・・。」
でも居る・・・今日も居る。
気持ちを切り替えて、落としまくる。
高い方、オカマ、低い方。
再びコバ、水路。
ダメ。
朝のバラシが脳裏を過ぎる。
高い方を往復。
怪しいのも無い。
「オイオイ・・・。」
バッグから缶コーヒーを出して、一口、二口。
「ヨッシャ・・・。」
気合を入れ直してコバへ向かう。
内コバ。
ジンタンの2号を打つ。
風にラインを噛ませてイイ感じにコバに落下。
一つ入ったとこで説明し難いアタリに右手が反応。
「グンっ!」
「ゴンゴンゴンゴン!!ギュ――――ン!!」
「ヨッシャ―!」
「ゴンゴンゴン!」
コバから離れようとしない。
一気に浮かせる。
「ギラ!」
「バチャっ!」
タモを出して御用。
「ヨシ。」
狙い通り。
心の中で小さくガッツポーズ。
(笑)
魚を吊るして2枚目を狙うが、全くアタらなくなる。
帰り際に水路で引っ手繰られるもスカ・・・。
ツブは無傷でガン玉に歯型・・・。
「なんだよ・・・。」
10時。
終了。
宿で検量。
45cm/1.7kgでした。
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