HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

D提―白灯

2008-07-03 21:55:07 | 日記・エッセイ・コラム

6月16日(月) 寝坊して猛ダッシュで鈴木へ。

8時の船でD提です。

まずはタンクで堤防。

S本さんがモーニングで一枚獲ったとの事で、テンションが上がる。

高コバ、水路、内コバ。

近辺で粘るが異常なし。

船着きに移動して、やはり粘るが同じ事・・・。

カマボコ。

今度はツブを落としてみる。

早々にアタリ!

スカって潰された。

「ヨッシャ・・・居る。」

暫くすると、またアタリ!

スカった・・・。

「なんだよ・・・」

また潰れてる。

テンションがグングン上がる。

ツブを水面に置き、ゆっくり落とす。

上げの潮に乗せて、右から左へ流す。

カマボコのトップを通過し際から少し離れた瞬間!

「グン!!!」

「ギュ―――――――ン!!!」

瞬時に竿を立てるが、沖の根に向かって走る!走る!

止まらない!

リールを押さえる親指が、火傷しそうなくらい熱い!

一気に30M引き出され、とうとう下巻き糸まで出てきた!

「ヤバい・・・止まんねぇ・・・」

そう思った瞬間!

フ・・・。

軽くなった・・・。

「あ``―っ!切れたか・・・」

回収すると、ツブも針も奇麗な状態で残ってる。

「なんだったんだ・・・」

悔しいので魚が違う・・・と自分に言い聞かせ(笑)

何事も無かったかのように釣り再開。

で、またアタリを貰うが乗らず・・・。

そのアタリを最後に沈黙が続いた。

テトラが気になり、暫し観察。

「もうちょい上げてからかな。」

とりあえずランチ&休憩。

愛妻弁当を平らげ、いつものようにボーっとしてると、計良さんから携帯が鳴る。

状況を説明して、さっきのモンスターの話をする。

引っ手繰られて外れるまでを詳しく話す。

「ああして、こうして・・・」

「うん、うん。」

「それで、ああでこうで」

「うん、うん。」

「で、こうなりました」

「うん。」

「シマかなんかですよね~?(笑)」

「うん。残念なお知らせがあります。それは黒鯛です。(笑)」

「え``――っ!?マジっスか―!?」

「うん。だって、ああで、こうで、こうなんでしょう?」

「はい・・・。」

「間違いない(笑)黒鯛です(笑)」

名人が言うんだから間違いない・・・。

ガックリ・・・。

アドバイスを頂き、長竿に持ち替えてテトラへ。

時間を掛けて往復。

ナンモ・・・。

更に往復。

まるでナンモ・・・。

「ハァ・・・」

堤防か・・・?

トボトボと荷物のとこまで戻り、見ると佐々木くんと裕子ちゃんを発見。

暫し談笑し、白灯がガラ空きだったと情報を貰う。

「ガラ空きかぁ・・・行ってみるか。」

船長に電話し、14時に白灯へ。

確かにガラ空き。

僕ともう一人黒鯛師の方だけ。

で、その方に「古後さんですよね?」

「はい、そうです。」

「いつもブログ拝見してます!頑張ってください!」

「あ、はい!ありがとうございます!」

なんとも嬉しい一言にテンション急上昇!

気合いを入れ直し、漁場へ降りる。

真ん中の外側で早速アタリ!

乗ってチンコロ・・・。

水面で外れ。

10円玉に上がり、コバへ向かう。

「ス・・・」

「喰った!」

スカ・・・。

高コバで「ス・・・」

「喰った!」

スカ・・・。

アッチャ・・・。

なんて日だ・・・。

下げに入り、内側を丹念に探るがナンモ・・・。

前日に一枚獲った小野パパに電話。

昨日の状況を聞く。

「昨日は全部内側だよ?」

「マジっスか!?」

内側・・・一発もアタラナイ・・・。

16時・・・17時・・・。

大きめのツブに換えて右往左往。

たまに引っぱるが、チンコロだろう・・・。

17:30。

溝を全部落としてみる事にした。

水路から一本目。

ダメ。

二本目。

ダメかぁ・・・。

見ると、ツブがグッチャリ。

「ゲっ!居た!」

直ぐに落とすが反応なし。

で、結局それが最後のアタリ。

18時。

終了。

年間目標枚数(横浜沖提のみの釣果)まで、あと33枚。

ダービー目標枚数まで、あと40枚。

変わらず。

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