Dr.ヘルと機械獣軍団、そしてミケーネ帝国の戦闘獣軍団との死闘から10年。
人類は光子力エネルギーの平和利用で復興を遂げ、
兜甲児は光子力研究所の科学者として、弓さやかは首相になった父の代わりに研究所所長に、
剣鉄也は軍属のパイロットとして、炎ジュンはその妻として平和を謳歌していました。
富士山麓の光子力プラント建設現場で掘り出された未知の魔神・インフィニティと
その中から現れた少女・リサ。
そして蘇ったDr.ヘル、あしゅら男爵、ブロッケン伯爵と機械獣軍団。
ヘルの目的とは一体なんなのか。
謎の魔神・インフィニティの秘めた真の力とは。
兜甲児とマジンガーZの、最後の戦いの幕が開きます。
「キングスマン:ゴールデン・サークル」を今年一発目の映画にしよう、と思ったのですが
体調とかなんやかやで初日に行く予定が流れ、SNSでえらく見た人の評判がいいこちらで。
昨年ラストが「仮面ライダー平ジェネFINAL」だったので、続けての三角マークになりましたね・・・。
私とマジンガーは、「グレンダイザー」はおぼろげに見ていた記憶があって
(今回なかったことにされてるのが残念)
基本的にはスパロボシリーズでのお付き合い、であり
それきっかけで「暗黒大将軍」とかは見てるし原作コミックも読んでるし
このブログ発足当時は毎週「真マジンガー 衝撃!Z編」の感想書いてたな、くらいで
(「Gガン」でガンダム再発見して以降、今川監督好きなのです これも今回とは関係ないし続編なくて残念)
「リアルタイムではないものの内容はそれなりに知ってる」くらいの距離感。
「エネルギー問題」「多様性(ダイバーシティ)」「3Dプリンタ」「AI」「復興」「マルチバース理論」と
2017年までのさまざまなキーワードを詰め込み、
大人になった兜甲児と、「世界征服」という言葉の裏に隠された真の目的を見せるDr.ヘルとの対峙。
劇中で流れた10年と、現実で流れたそれ以上の時間と、
その間の技術の進歩(アニメ的な意味でも現実的な意味でも)や社会の変化に思いを巡らせる。
そういう意味では原作をリアルタイムで見ていた「かつての少年」に向けた一作でもあり、
現在のSF/ロボットアニメ好きに向けた一作、といえる作品ではあります。
「スパロボ」の兜甲児(所謂「熱血バカ」的側面がクローズアップされがち)に慣れていると
今回しっかり科学者している甲児に戸惑うかもしれませんが
祖父も父も科学者だし、「グレンダイザー」のときは宇宙船開発を行ってたりもしてたんですよね・・・
どうしても110分という枠に収めるために台詞での説明が多くなってしまうのは
多少演出的には残念に感じる部分もありましたが、ストーリー面でも満足できました。
そして何よりも、マジンガーと機械獣軍団との戦闘シーン!
グレートもZも、必殺武器で多くの敵をなぎ倒し、
持ってる装備は出し惜しみなく全て使いきる(ひとつ出てこない装備もありましたけど・・・)
そして「えっ、これをこういう使い方するの!?」という驚きの応用力も見せて
しっかり無敵っぷりをアピールしつつも、
対する機械獣軍団も数と、そのパワーでしっかりピンチに陥らせてくれるという
ロボットアクションの醍醐味をしっかりと味わえる展開、でございました。
(個人的には機械獣たちが建築やってるシーンはなんか見てて楽しかったな)
・・・どうしても「スパロボ参戦したらこのシーン戦闘カットインになるよね」と
思って見てしまうのも功罪、かなぁ。
(4DXだとこの戦闘シーンでの演出の使い方が面白いらしい・・・)
「量産型マジンガー」の17式はああいうリアル寄りの直線多目のデザインでなく
もっとマジンガー寄りとか原作(真マジンガーにも出ましたが)のマジンガー軍団寄りのデザインでも
よかったんじゃないかなあ・・・とは個人的に思いましたけれども。
今年の(映画館で見た)一発目、としては満足の一本、でございました。
今年も一杯、見に行けるといいなぁ。
人類は光子力エネルギーの平和利用で復興を遂げ、
兜甲児は光子力研究所の科学者として、弓さやかは首相になった父の代わりに研究所所長に、
剣鉄也は軍属のパイロットとして、炎ジュンはその妻として平和を謳歌していました。
富士山麓の光子力プラント建設現場で掘り出された未知の魔神・インフィニティと
その中から現れた少女・リサ。
そして蘇ったDr.ヘル、あしゅら男爵、ブロッケン伯爵と機械獣軍団。
ヘルの目的とは一体なんなのか。
謎の魔神・インフィニティの秘めた真の力とは。
兜甲児とマジンガーZの、最後の戦いの幕が開きます。
「キングスマン:ゴールデン・サークル」を今年一発目の映画にしよう、と思ったのですが
体調とかなんやかやで初日に行く予定が流れ、SNSでえらく見た人の評判がいいこちらで。
昨年ラストが「仮面ライダー平ジェネFINAL」だったので、続けての三角マークになりましたね・・・。
私とマジンガーは、「グレンダイザー」はおぼろげに見ていた記憶があって
(今回なかったことにされてるのが残念)
基本的にはスパロボシリーズでのお付き合い、であり
それきっかけで「暗黒大将軍」とかは見てるし原作コミックも読んでるし
このブログ発足当時は毎週「真マジンガー 衝撃!Z編」の感想書いてたな、くらいで
(「Gガン」でガンダム再発見して以降、今川監督好きなのです これも今回とは関係ないし続編なくて残念)
「リアルタイムではないものの内容はそれなりに知ってる」くらいの距離感。
「エネルギー問題」「多様性(ダイバーシティ)」「3Dプリンタ」「AI」「復興」「マルチバース理論」と
2017年までのさまざまなキーワードを詰め込み、
大人になった兜甲児と、「世界征服」という言葉の裏に隠された真の目的を見せるDr.ヘルとの対峙。
劇中で流れた10年と、現実で流れたそれ以上の時間と、
その間の技術の進歩(アニメ的な意味でも現実的な意味でも)や社会の変化に思いを巡らせる。
そういう意味では原作をリアルタイムで見ていた「かつての少年」に向けた一作でもあり、
現在のSF/ロボットアニメ好きに向けた一作、といえる作品ではあります。
「スパロボ」の兜甲児(所謂「熱血バカ」的側面がクローズアップされがち)に慣れていると
今回しっかり科学者している甲児に戸惑うかもしれませんが
祖父も父も科学者だし、「グレンダイザー」のときは宇宙船開発を行ってたりもしてたんですよね・・・
どうしても110分という枠に収めるために台詞での説明が多くなってしまうのは
多少演出的には残念に感じる部分もありましたが、ストーリー面でも満足できました。
そして何よりも、マジンガーと機械獣軍団との戦闘シーン!
グレートもZも、必殺武器で多くの敵をなぎ倒し、
持ってる装備は出し惜しみなく全て使いきる(ひとつ出てこない装備もありましたけど・・・)
そして「えっ、これをこういう使い方するの!?」という驚きの応用力も見せて
しっかり無敵っぷりをアピールしつつも、
対する機械獣軍団も数と、そのパワーでしっかりピンチに陥らせてくれるという
ロボットアクションの醍醐味をしっかりと味わえる展開、でございました。
(個人的には機械獣たちが建築やってるシーンはなんか見てて楽しかったな)
・・・どうしても「スパロボ参戦したらこのシーン戦闘カットインになるよね」と
思って見てしまうのも功罪、かなぁ。
(4DXだとこの戦闘シーンでの演出の使い方が面白いらしい・・・)
「量産型マジンガー」の17式はああいうリアル寄りの直線多目のデザインでなく
もっとマジンガー寄りとか原作(真マジンガーにも出ましたが)のマジンガー軍団寄りのデザインでも
よかったんじゃないかなあ・・・とは個人的に思いましたけれども。
今年の(映画館で見た)一発目、としては満足の一本、でございました。
今年も一杯、見に行けるといいなぁ。