ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる

仕事納め・仕事始めを経て本日は2018年初休日。
まずは初詣（三社はしご）、初売り（本を一冊）、昼食（しゃぶしゃぶ）を経て
今日と明日無料公開を行っている長崎県美術館へ。
企画展「ミロコマチコ　いきものたちの音がきこえる」を見てきました。

写実性を無視した、幼稚園児～小学校前半の子どもが描いたような絵。
動物も人体も、体型のバランスはぐちゃぐちゃ。
しかしそれゆえの「勢い」や「野生」の力強さに溢れた作品たち。
野生動物や鳥、土や飼い猫に至るまでのすべてが
生命力に満ち溢れた姿で、絵から飛び出す勢いで描かれている、
そんな絵に囲まれていると、そのパワーにさらされているようにも感じます。

絵本、イラストレーションを中心に活動しているということで、
（絵本の受賞歴も多数）ストーリー性も強く感じられる展示となっており、
「描きたいものを描きたいように表現する」ってやはり大切なことなんだなぁ、と
何かを表現するものとしての重要なことも改めて実感できました。

常設展に関してはだいたいの展示物がお馴染みさんになっているので
実家のような安心感を改めて感じたりも。

今年度の企画展示は松尾敏男展と八代亜紀展。
あまり展覧会に行けてない感がある昨年でしたが、
今年は色々見に行けるといいなぁ。