樵(きこり)の日記

福岡県の奥八女に棲む一人の樵が、田舎から発信する「自分発行き先不明」の情報切符。

チェンソーでの看板作り

2019年09月13日 | チェンソーカービング

厄介な注文が入ってきた。

日頃からお世話になっている業者さんからの依頼なんだが、普段ボクが作っているサイズとは違い、キッチリサイズ指定がされてる。長さ2200mm、幅300mm、厚さ40mm。さて、ほとんど板のサイズだが、製材所に問い合わせたらそんなサイズは特注になるから値段も割高になるとの返事。

いろいろ考えるよりもこっちで作った方が早いと思い、丸太から板を作るコトに(笑)

粗挽きした板をとりあえず80mm程度に挽き、とにかく一面を平面に仕上げる。

木裏の部分を仕上げて、いよいよ50mmの厚さに整える。

耳(両端の丸みの部分)を落として寸法を整え、いよいよ文字の下書きへ。

文字の部分を残して40mmに削る。
若干、左右の余白が均一にならなかったのが心残りだが、フリーハンドなんだからしょうがない(笑) この後ペイントして防腐剤のクリアで仕上げるんだけど、まだ水分が抜けきっていないので、このまま自然乾燥ですね。

板看板を1本の木で作るには、まぁ最大幅400~500mmが限界かな。
もっと広い看板を作るには貼り合わせで無いとムリ。

一度は挑戦してみたいけど…今のところ需要は無い(笑)


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