『公安アンダーワールド』(by別冊宝島編集部)、読了。
どうせ知るなら、出来る限りは「本物」を、と思っている。
弁護士キャラにハマれば、実際の法廷へ傍聴しに行く。
剣と魔法のファンタジーにハマれば、実際の歴史を調べる。
銃にハマれば、モデルガン買って練習する。
この度の本は、2001年当時の「公安」にまつわる情報が述べられている。
一口に公安と言っても、その意味合いは多岐にわたる。
警視庁にある「公安部」と警察庁にある「警備局」
(↑合わせて「公安警察」)。
内閣にある「内閣情報調査室」。
法務省の外局とされる「公安調査庁」。
因みに2001年当時、警視庁公安部の外事課は二課まで。
まだ三課は設立前である。
サクラ→チヨダ→ゼロという異名の変遷にも言及あり。
こうして明かされてる以上、実際には間違いなく別の名前で
呼ばれてるわけであり。分かるのはいつかな。
個人的に惹かれたのは、記者の匿名座談会。
政治家の実名が次々に出てきて背筋が震える。
フィクションにおいて、公安キャラが話題にもなってる昨今だが、
こういうノンフィクションも是非読んでみて頂きたい。
アイディアも刺激されますよ(^_^)。
それでは。また次回。