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好事家の世迷言。(初代)

※はてなブログ『好事家の世迷言。(続)』へ移転計画中。

調べたがり屋の生存報告です。

『愚か者への遺産』雑感。

2009-07-05 | アニメ『名探偵コナン』
久しぶりの基本パターン。

コナン・蘭・小五郎の三人が旅行先で死体に出くわすタイプの話。

この流れだと、「どうして事件に関わる事になったのか」を
描く必要がないから、創り手としては非常に楽なはず。
こちら受け手にとっては、話に入り込めなくなるデメリットの方が多いが。


実際、今回の内容は、語るべき部分があまりに少ない。


三兄弟全員が父親の金を狙ってる一家ってのも凄いよなとか、
塩分が結晶化するほどの分量の涙ってのも凄いよなとか、
振り返ってみれば出演声優はやたら豪華だったよなとか、


……それくらいしかネタが無い。


昔のアニメオリジナル脚本は、
コレ原作にあったっけ?と驚くくらいクォリティが高かったんだけどな。
探偵団がデパートジャックと戦うやつとか。

それでも次回のオリジナルは、なかなか楽しそうな予感がするけど。

それでは。また次回。

『怪盗キッドVS最強金庫』(後編)雑感。

2009-06-21 | アニメ『名探偵コナン』
というわけで解決編。

今回の真相は、まさにいわゆる大山鳴動。
ただし、出てきたのはネズミならぬ、わんこのルパンでありました、と。
逆に言えば、これだけの事で、ここまで警察総動員で大騒動になるとはね(苦笑)。

確かに、伏線の張りかたは、なるほど上手いと思うところ。
真相を知ってる上で見ていると、つくづく感心してしまう。
予告状とか皿2枚とか杖とか、水こぼすとか電話とかetc。

ただ……私個人としましては。
今ひとつ盛り上がらないというのが正直な気持ち。
面白いことは、面白いんだけど。
恐らく……コレがあくまで『コナン』であるという事が、
残念なんだろうと思う。

もしも、昔の『まじっく快斗』の演出で、
このプロットを見られたら最高だったろうな……なんて。
モチロン、小難しいトリックとかは一切抜きで(笑)。

きっと今の自分、昔(10年前)の青山作品の方が好みなんだろう。
スパッと分かりやすかったからね、あの頃は。

それでは。また次回。

『怪盗キッドVS最強金庫』(前編)雑感。

2009-06-14 | アニメ『名探偵コナン』
冒頭の流れに、「???」状態になっていた暫く。
よもや放送事故かとさえ一瞬疑ってしまったほど。

オジリナル展開そのものは大歓迎なんだけど。
全く全然まるで関係ない展開を混ぜられると本当に困る。
最初の最初だけは原作通り、喫茶「ポアロ」で新聞を読むところから
始まってほしかった。
その上で、回想シーンの形で前回の事件が挟まるなら良かったんだけど。

それで、肝心の本編についてだが。
残念ながら今回は、内容が薄い。

金庫「鉄狸」の説明と、キッドの予告状の説明を、
ひたすら繰り返してただけとゆー感じがしてくる。

ハッキリと話が進んだと感じたのは。
キッドが鈴木家の中の誰かに化けている、
という点が明らかになったくらいで。

原作既読者としては、
小さな伏線も密かに多いと知ってるけれど、
今の時点で語ると全部ネタバレになっちゃうし。

まぁ、今のうちに少しだけ言っておきますと……
今回は平和な話なんです。実のところは、ね。

それでは。また次回。

『消えた名画の秘密』雑感。

2009-05-31 | アニメ『名探偵コナン』
・この世界には、「荒れ果てた洋館」が同じ町に幾つあるんだ?
 (2丁目は工藤家、4丁目は『幽霊屋敷殺人事件』で登場。
 そして今回は3丁目)
・サンデー派であってさえも、沖矢昴の事を忘れそうになる。
 いい加減に進んでくれないかな。本編。
・光っちゃん大暴走の迷推理。つか推理じゃねえ。
・屋敷の中の人々と、現場作業員と板ばさみになってる不動産屋さんが、
 すげーリアル。
・建物と庭そのものが芸術作品。
 読める展開ではあったけど、イイ話です。見事。
・でも表札の件は予想つかなかった。
 最後の台詞、小説で言えば最後の行で判明するってのは、
 個人的に好み。
・アニメオリジナルで、探偵アイテムが活躍するのは非常に貴重。
・アニメオリジナルで、灰原さんが最後まで残ってくれるのはもっと貴重。
・放映時間帯が変わっても、キャストが豪華なのは健在。嬉しい。
・放映時間帯が変わっても、再放送が混じるのも健在。複雑。

終わりに余談。

・サンデー読者プレゼントDVDが昨日届く。
・『逆転検事』のTVCMを初めて見かける。
・しかし、どちらも見る&解くのは、しばらく先の話になりそう。
 まとまった時間が取れなくて。
 遅くても6月中に感想upできればいいけれど……。

それでは。また次回。

『古き傷跡と刑事の魂』雑感。

2009-05-24 | アニメ『名探偵コナン』
毎週あたりまえに見られるという現実にまだ慣れないというゼイタクな悩み(笑)。
今週は、18:00直前にワンセグTVをonに出来ました。

・被害者同士のつながり。
 麻雀という趣味だけなら、何も家族にまで隠す必要はないはず。
 という事は……どう考えても、
 世間様に言えないほどの高レートで打ってたとしか思えない。
 (※そもそも金を賭けて打つ事自体が違法です念のため)
・「それは物語の中の話でしょう」という目暮の言葉に全力でツッコミ入れたくなった私。
・説明ゼロで、佐藤父&松田のカメオ出演。
 アニメ派で覚えていられてる人がどれほど居るのやら。
・やっぱり犯人は被害者の皮膚を切ってたのか。
 良かった良かった。(?)
・「よくあるパターンですよ」by白鳥。
 井上さんらしい言い方だったな。いい仕事ぶり(笑)。
 原作での言い方は、思いきりミスリード誘ってる印象なんだけど。
・そして高木&佐藤のラストシーン。
 この作品世界でのキスは、イコール男女の一線越えを意味する、
 と言っても言い過ぎではなかろう。
・終わりに余談。
 本編とは関係ないけど、いつになったら届くんだろう読者全員プレゼントDVD。
 見ないで済むならそれでもいい気もするけれど。内容が内容だし……。

それでは。また次回。

『新たな傷跡と口笛の男』雑感。

2009-05-17 | アニメ『名探偵コナン』
またもワンセグTVを展開するのを忘れかける私。
録画設定こそしてるからまだいいものの……本当に危ない。我ながら。

では今回も、気になった点を箇条書きで。

・新聞掲載時のアオリ文字。元のタイトルさえ載りきれない字数しかない。
・被害者への血文字。
 原作では、被害者の皮膚を切り裂いているのに対し、
 アニメでは服の上に書き記してるとゆーのは、
 何とも生ぬるい、もとい、もどかしい描写。
・今回の事件の最初から気になっていたが、
 「20年前に流行ってた曲」とゆー台詞は、
 何とも生ぬるい、もとい、もどかしい表現。
・著作権の問題があるから、アニメだと使うに使えないんだね。
 何たってビートルズの「Let it be」だもんね……。
・「ちょっち」が佐藤の口癖になってきてる気がする。
 エビスビールの好きなあの人を思い出す。
・元太と高木との会話を聞くたびに、高木渉氏の職人芸に感動する。
 もし許されるなら、この二人の本気の口げんかとか見たいです。
 早口言葉競争とか。
・被害者の遺族たち。
 20年も事件を解いてくれない警察に対して複雑な気持ちだろうな。
 まだ若い息子さんの態度はリアルだな。
・吉田家・小嶋家・円谷家、どこも放任主義だよな。
・放送終了が放送終了に思えなかった。
 エンディング曲の後にも番組が続くような錯覚してた。

それでは。また次回。

『過去を呼ぶ傷跡』雑感。

2009-05-10 | アニメ『名探偵コナン』
夕方にサイト巡回していて初めて、今日が放映日だと思い出した土曜当日。
危うく、完全に見逃してしまいそうになるところで。
……次の放映は1ヵ月後、なんて事がザラにあった頃は、もう昔だ。


さて内容についてだが。
「子供の頃に負った傷は成長しない」
言われてみれば確かになるほど、と改めて思う。

コレは私事になるが、私も子供の頃はなかなかヤンチャでありまして。
木の根の出ている地面の斜面から落ちて足を切ったりとか、
校内に転がっていた鉄骨で遊んでたら落っこちて顔を切ったりとか、
そんな事やらかしてきております。
(ちょっと脚色しているけど結構実話)

けれどもしかし、それらの切り傷も、今やほとんど目立たなくなっていて。
よくよく見てもらわなければ分からない長さになってます。
ずっと、コレは年のせいだろうと思ってたんですけどね(笑)。

そして後半は。今上映中の劇場版と、
密かにモチーフの重なる事件になだれ込む。
(何が重なるのか分からない人は映画館へどうぞ)


ところで結局、お嬢様の家のそばで、
松本警視の傷が疼いてたっつーのは何だったんでしょーな(汗)。


それでは。また次回。

『初恋の傷跡』雑感。

2009-05-04 | アニメ『名探偵コナン』
前回のエピローグから引き続いて、松本警視フィーチャリングの事件開幕。

ただし、今の時点では、松本ら警察陣はあくまで添え物。
30年前の人探しの方が、まずはメインの事件となる。

その事件の方の感想としましては。まず一言。


この世界の人間たち、幼い時点で人生決まりすぎ。


私の小学校時代なんて言ったら、
ひたすら空虚な記憶しかないんだがなー…………。


後それから、コレを語らないわけには行かんだろう。


新ちゃんよ、やっぱり君も立派に17歳男子だったんだね。
このところ身も心も7歳児にしか見えなくて心配してたんだよこっちは(笑)。


他にも語りたい事はあるけれど、今の時点ではネタバレに触れるのでこの辺で。

それでは。また次回。

『都市伝説の正体』(後編)雑感。

2009-04-26 | アニメ『名探偵コナン』
放送開始時刻の前から、ワンセグTVの前で待ち構えていられる事への感謝。
TV画面の字幕を読みながら、気軽にOP・ED曲を口ずさめている事への感謝。
他の仕事に追われずに、画面の描写に見入っていられる事への感謝。
この日記の下書きを、リアルタイムで書ける事への感謝。
劇場版についての感想を語りたくてならないと思えている事への感謝。
(※明日の日記に書く予定)
つまるところ、まだまだ『コナン』への愛着が続いてるのを実感できている事への感謝(笑)。


さて今回も、見てて思ったネタを列挙。

・性別トリックは、ミステリの基本。
 このアイディアで書かれた或る推理小説は、当方のお気に入りの一つ。
 (どの本かはココでは言えませんけれど……)
・「昔、流行った靴」(by佐藤)
 リアルタイムで流行してて、トリックに使われた時代もあったよね確か。
 (『封印された目暮の秘密』(原作第28・29巻。アニメ版第217・218回))
・返す返すも、この作品世界の男性陣は初心すぎると思う。
 あんなんで、例えば押収したAVとか正視できるんだろーか(苦笑)。
・「俺」「僕」「私」「自分」……あらゆる一人称を遣う高木がリアル。
・今度のED曲では、字幕が潰れず一安心。
・ED曲後のエピローグにて、次の事件のオープニング。
 またまた厄介な構成やりやがったなぁもう……(ため息)。
・ネクストヒントで驚くべき小ネタ。
 『月いちプレゼント脅迫事件』(原作第3巻。アニメ版第7話)の、
 岸田先生を出してくるとは。懐かしい。


それでは。また次回。

『都市伝説の正体』(前編)雑感。

2009-04-19 | アニメ『名探偵コナン』
日曜の朝にこの文章をupしている事が未だに不思議。

土曜夕刻という、リアルタイムで見やすい時間帯になってくれたのは助かる限り。
やるべき他の事に追われずに、こんなに集中して見られたのは何年ぶりだろう。
スポンサーも変わる事なく円満に枠移動できた事は本当に幸いだ。
新聞でのテレビ欄での表示文が短くなったのは寂しいけれど。
もっと欲を言えば、のんびり時間をとって、じっくり鑑賞したいけど。
ワンセグPCでの録画時間も30分間だけで良くなった事には万々歳だ(笑)。

さて肝心の内容ですが。


・OP曲の前にプロローグが入るという展開は新鮮。
・OP曲は今回のも気に入った。私としては男性ボーカルの方が好みなのかも。
 と言いますか、意外にイイ歌詞やってくれるじゃないかDAIGO。
・高木&佐藤の濡れ場(?)に割って入るコナン。
 相変わらず外道というか、それとも天然なのか。
・目暮の怒号で風が吹く(笑)。
・女の160cm弱って、「小柄」って言うのかね?
・間抜けすぎの千葉。昔は高木が寧ろ、こういうポジションだったね。
・さり気なくトメさん発見。
・今回のトリックの一つは、実は或る有名な推理小説と同じパターン。
・本編→ED曲→次回予告→ネクストヒントと連続した事に心から安堵。
 やはり、こう来なくちゃいけません。
・けど、ED曲で画面をL字型に区切られたのは閉口。
 文字がつぶれて全然読めない。どうかもうやらないで……。

それでは。また次回。