理科系人間のマクロビオティックメモ

マクロビオティック・健康に関する考察と情報をつれづれなるままに。

肉を断つ(1) 大いなる飽き

2005-07-07 | マクロビを学ぶ
マクロビオティックを始める時に肉・魚・乳製品を極力食べないことにしたわけですが、それまでは肉ばかり食べていました。魚はほとんど食べなくなっていたので、普段のごはんのおかずというとほとんど牛・豚・鶏のどれかでした。野菜もそれなりにたくさん食べていましたが。

自分ではそれほどとは思っていなかったのですが、妻によると、休みの日の昼食などに私が「弁当でも買ってくるか」と言って出るといつもカツ弁当とか焼肉弁当ばかり買ってくるので、ちょっとウンザリしていたそうです(言ってくれればいいのに... 言ってもムダだと思われていたのか)。

また、一人で外食するとなるとトンカツばかり食べていた時期があり、そんな自分に嫌気がさしてもいたのですが、減らすこともできませんでした。今から考えると、肉の味(というか脂分)にも肉ばかり食べている自分にも「大いなる飽き」がきていたのですが、それでもおいしいので食べ続けていたという状態だったようです。

今は家や職場では肉も魚も全く食べず、飲み会などでは普通は魚だけ食べるようにしているので、肉を食べるのは月に1度の邪食の日と、肉を食べないのがあまりにも不自然な店(焼肉屋とか串カツ屋とか)に飲み会で行った時だけ。多くても月に3回ぐらいです。以前は月に50回は食べていたと思いますから、劇的な変化です。

肉を食べるとなぜ体に悪いかはマクロビでなくてもよく解説されています。簡単にいうと「血が汚れるから」ということだと思います。その理由として「肉は酸性食品だから」とか「肉は消化が大変で、その過程で老廃物が出るから」という説明もありますが、「約37度ある腸の中で肉が腐り、発生した毒素が血液に入るから」という説明が一番わかりやすいと思いました。わかりやすすぎて「そんな簡単な話でいいのか」とも感じますし、実際には善玉菌・悪玉菌や酵素など、いろんな因子がからんでいるようですが、他の人にもこの話が一番納得してもらえます。肉の腐ったのはタチが悪そうですから。

さて、肉を食べなくなってわかったこと2つ。

(1) 肉を(ほぼ)やめるのは思ったほど難しくない
(2) 肉は体に悪いが、急にやめると逆に弊害もある

これらについて次回から1つずつ書きます。