理科系人間のマクロビオティックメモ

マクロビオティック・健康に関する考察と情報をつれづれなるままに。

砂糖の周辺(4) 甘いものを控えるには(後編)

2005-03-04 | マクロビを学ぶ
砂糖を使った甘いものを控えるにはどうすればいいのかについては、ブログ「マクロビという考え方」の「うまく甘いものをとる方法」でも議論がありました。難しいですね。砂糖不使用のお菓子は私もいくつか買ってみましたが、いかんせん高い上にバリエーションが少ない。大手菓子会社の普通の(砂糖入り)お菓子の広範さと価格は圧倒的です。

自分で作る場合は、代替糖(砂糖以外の糖分)を使う手があります。我が家では砂糖を全部捨ててしまい、たまに「ぜんざい食べたい」というようなときはオリゴ糖、玄米水飴、羅漢果などを使うようにしています。

ブログ「桜子の美健楽ダイエット・ダイアリー」の中の心(食欲コントロール系)カテゴリで、甘いものを抑えるための心がまえや対処法を書かれています。その中の「甘味&ジャンク食欲は“麻薬”」によると、甘いものやジャンクフードへの食欲を抑える有効な方法は、

(1) 3~6ヶ月間の完全断ちをしてから
(2) 以後は少量を味わって食べる

だそうです。(1)により中毒の原因である脳内快楽物質が減少して禁断症状が自制しやすくなるので、そのあと(2)で少量だけゆっくり味わって食べるようにすれば、満足しかつ食べ過ぎないようにできるとのこと。といっても(1)を実行するのは大変だと思いますが。

前回書いたように砂糖は麻薬のようなもので、またチョコレートなどは「チョコレートからヘロインまで」(A.ワイル・W.ローセン、第三書館)というドラッグ本があるぐらいです。いずれにしても(1)をやるには、ヤクザ映画で更生しようとする男が部屋にこもって七転八倒しながら体からヤクが抜けるのを待つシーン(って通じますか?)を思い出してがんばる必要があるかも。別に部屋にこもる必要はありませんが。