春の音色

晴れ。
ああ、今日もいい天気だね。

午前中、試食を持って、いつも会議をしている店舗に。
会議室の冷蔵庫に試食を入れた後、今度は担当しているサークル活動に行く。

昨晩、会場の地図を確認していたのだが、建物・・・というか施設そのものが広く、サークル活動が行われる棟から遙か離れた駐車場に停めてしまった・・・。
施設内の会場案内図を見て、かなり歩いて会場に。

サークル員さんは、みんな子ども連れなので、きっと駐車場が遠いと大変だろう・・・と言うことで、代表者と話をして、駐車場案内に回る。
予想通り、私が停めた駐車場に車を停める人が多く、その都度、最寄りの駐車場を案内することに。

今回の活動は、読み聞かせだった。

コカリナの演奏に、ぺープサート、大型紙芝居など、凝った出し物に子ども達も大喜び。
コカリナ・・・で、momomamaさんを思い出した。

momomamaさんも、こうやってあちこちで、子ども達の前で、人生の先輩の前で、ブログ越しで・・・コカリナを吹かれているんだなって。

その時の自分の状態によって、悲しく聞こえる音色であったり、温かく包み込まれるような音色であったり、澄み切った音が、こんなにたくさんの表情を持っているなんて、楽器が持つ魅力を改めて感じた。

大型紙芝居などもとても楽しく、私も本当に楽しませてもらった。


時間になり、サークル活動も終了。


バタバタと、担当地域が会議をしている店舗の会議室に舞い戻り、封筒詰めの作業の確認をする。

枚数が足りない！とか、枚数が合わない！など、とんでもない事態になり、私も何度も何度も数を数えて確認していく。
枚数も全て合っており、一同ホッと安心。
というのも、封筒の一つ一つに、一人一人の名前が入ったタックシールを貼っているので、個人情報扱いになり、紛失しようものならまさに「一大事」である。


作業終了後、試食（モニタリング）の感想を聞きとり、その後、支部に戻る。

１４時を過ぎて、ようやく昼食。


面倒な作業が、とりあえず一旦終了した。
なんかもう、ヘトヘト。


帰宅するとき、ふと、コカリナの事を思い出す。

今日聞いたコカリナは、春の音色だった。
駐車場から会場まで歩く途中、葉が落ちた街路樹には、芽が膨らんでいた。
巡る季節は、春の到来を静かに告げるのだろう。

まだ寒い日は続く。

でも、確実に時は流れている。