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助成団体報告会~折尾

2006-12-06 23:30:51 | 生協日記
今日は、助成団体報告会の日だ。
このことを、このブログに書くのは、3回目になる。

今年は折尾で行われる。

助成団体報告会とは?
ウチの生協は、組合員から毎月100円を任意で拠出しているのだが、その100円が集まると、かなりの金額になる。
年に一度、その100円を助成する団体を募集し、申請してきた団体が、基金運用委員の度重なる会議などによって、助成される団体と助成金額が決まる。
仮にAと言う団体が、年間20万円の助成を受けたなら、その20万円の使い道と、Aと言う団体がどのような活動をしているのかといったアピールをするのが、助成団体報告会である。

もちろん、申請した団体が、すべて助成されるわけではなく、希望通りの金額が助成されるとは限らない。
同一団体は、3年以上の助成を受けることはできない(と思うけど、誰か知ってる人ー、フォローしてくれー)。

朝から、ピーカンなるいい天気。
娘を幼稚園に送っていき、JRにて折尾駅に到着。

受付で、資料とカードを受けとる。
そのカードには「9」と書いてあった。
毎年、様々な団体が助成され、それぞれアピールがあるのだが、今年は団体との交流会をメインにと、テーブルを囲んで話をするような形式になっていた。

過去に助成をうけた団体は、軽く報告のみでアピールがなかったのだが、今回から助成される団体は、ちゃんとアピールもあった。
すべての団体の報告が終わった後、交流会に。
私が座ったテーブルには、3団体の関係者がいた。

隣には、赤ちゃんを抱っこしながらコーラスを披露してくださった団体。
子供達を中心に、その母親達が活動できるような子育てサロンの団体。
生理用の布ナプキンを推奨する団体。

布ナプキンを推奨する「月の雫」という団体は、昨年も助成を受けており、そのときに、手作りの布ナプキンを見せていただいた。
生々しい話になってしまって恐縮だが、特にこれを読んでいる独身男性(いるのか?)にとっては、けっこう衝撃的かもしれないのだが・・・。

女性に月経があるのは、大人ならご存じだろうが、その月経に関する異常も多い。
使い捨てのナプキンで、局部がかぶれたり、粘膜からナプキンの薬剤(と言ったら語弊があるかも知れないが)を、吸収してしまったり。
子宮内膜症や、ひどい生理痛、果ては不妊症までにも繋がっているということ。
また、ナプキンだけではなく、経皮(化粧品やシャンプーなど)や経口(飲食物、添加物含む)で、妊婦さんの羊水の色が濁っていたり、へんなにおいもするということ。
結果、生まれてきた子供に、アレルギーやアトピーが出てしまったり・・・。
もちろん、アレルギーなどは、そのことだけが要因ではないのだが・・・。
昔の女性にはなかった異常が、現代では多くなってきているということ・・・。

「お母さんが、自分の身体に、きちんと向かい合ってください。自分の命と向かい合うと言うことは、子供達にも向かい合えるということにも繋がるし、互いの命や性を尊重できると言うことにも繋がりますから・・・」

そうだよなぁ・・・。

自分の身体と向かい合う。

出来ているようで、出来ていない。
自分のことが、健康を含めて、すべて後回しになっている私。
以前、生理痛がひどいことを書いたが、様々な要因が、絡んでいるのかも知れないなぁ・・・。
寝込んだり、救急車で運ばれたと言ったことはないのだが・・・。

様々な事を、考えさせられた半日だった。

毎回、この報告会の後に思う。
みんなが幸せに生きていける世の中になるには、私達一人一人が考えなくちゃいけないことなのだ。
「自分には関係ない」
今はそうかもしれない。
でも、自分も年を取る。
そのとき「生きていて、よかった。みんながいて、嬉しかった」そう思えるように、今自分が出来ることを考えなきゃいけない。
その身近な物が、この100円基金かもしれない・・・。






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のぶ)
2006-12-10 15:41:36
福祉の事を学んでも、得るものは大きいです。
月の雫さんの言葉が、心に感じます。
ミルキーさんの小さいお子さんのことなど……
福祉というものは……
今回は、命について考えました。
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Unknown (りあら)
2006-12-11 00:08:13
>のぶさん
助成団体報告会は、毎回、得るものが大きいですね。
同時に、様々な事を考えさせられます。

こういった団体がたくさんあるのは、心強いし励みにもなりますね。
返信する
Unknown (たて)
2006-12-14 00:13:48
>布ナプキン
だだちゃ豆やほいりげを取り寄せているショップから届くDMに、布ナプキンの広告が入っていて、「う~む」と考えさせられてしまいました。男の身にはない生理現象なので、具体的な理解は無理なのですが、粘膜に触れるものなので、あだやおろそかには出来んよな~と思いました。

余談ですが、痔の悪かった祖父に、
叔母がナプキンを当てていたのを思い出しました。
その祖父も今月16日で、11回目の祥月命日。
返信する
Unknown (りあら)
2006-12-14 14:23:34
>たてさん
布ナプキン、今は「エコロジー」の観点から語られることが多いですが、本来は、女性の健康の観点から見た方がいいのかも知れません。
食べ物に気をつけていても、案外、化粧品やシャンプー、リンス、果ては衣類や食器を洗う洗剤からも、皮膚を通しての毒を吸収することには、気がつかない人が多いんですよ。
粘膜に触れる物なので、そこから吸収することは、皮膚よりも遙かに多いようです。

私の亡き祖母も、軽い尿漏れにナプキンを使ってました。
キャンプなどでの出血を伴う怪我では、ナプキンは有効らしいですよ。

あ、たてさんも、独身男性でしたね。
たてさんやこまいくさん、かじさん以外に、このブログを見ている独身男性がいるのか?と言った意味なので。
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