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年女豆まき!

2018-02-03 22:53:26 | 日常生活


今年、年女の私。
年齢的にも、若い時のようにいかなくなっており、人生の折り返しも過ぎて、そろそろガタも来そうなお年頃。
子ども達も、息子は成人し、娘も中学を卒業する。
ホッとするにはまだまだかかるが、年女という区切りの中で、今年はきちんとお参りをしようと密かに決めていた。

職場地元の「櫛田神社」。
博多祇園山笠でにぎわう、あの櫛田神社である。

夏、飾り山の写真を撮ったときに、櫛田神社には寄ったのだが、それも偶発的だったので、地下鉄から地上に出ての道のりをはっきり覚えていない。

娘から「お母さん、全然だめやん。こんなんやったっけ?櫛田神社、行ったことあるんやろ?」
「あるけど、偶然たどり着いたもん」

・・・・もうだめですな。

一人で行くよりも、娘も誘おうと思っていたが、なんだかいろいろ悪かったかも。
しかも、寒いし。

お参りできればということと、豆まきも見てみたいということと、櫛田神社への出入り口にある「おたふく」のお面の写真を撮ることも目標にしていた。



3種類あるので、3種類とも制覇しよう!と思ったが・・・。



中洲川端の商店街からの櫛田神社は、人人人!!

そうそう。夏はここからたどり着いたんだった。
(この場所にたどり着いて思い出している人)



櫛田神社内は、かなり混雑していた。

時々、裃を着た「どう見ても一般人」がおり、豆まきの受付をしているようだった。

娘が「お母さん、年女やろ?ここで行かなかったら、後悔するんやない?次は60歳やろ?60歳になって、こんな豆まきする??」

おお!それもそうだ!

ここまで来て、おたふくのお面の写真撮って、お参りだけして帰るのはもったいない!
ここはぜひとも、年女という12年に一度の機会を、充分に堪能しようではないか!!(この辺が単純)

「ここで待っとって!行ってくる!」

と、意気揚々と受付に向かって申し込んだら・・・。

「初穂料として一万円になります」

・・・・しまった!初穂料とか、全然気にもせず、一気に受付に来ちゃったよ・・・。

そういえば朝、ふと予感がしたんだ。

天の声かなにかは不明だが「一万円、余分に持っていけ!」と、頭をよぎったのだった。

お正月に、お節料理を準備したりなどで、義父からお小遣いとして一万円いただいていたんだった。
よし!これを、この初穂料に充てる!
一生の思い出にしよう!!

受け付けて、荷物を預け、そのまま建物の奥まで通されて、今度は着付け。
初めて「裃」を着た。

まぁ、服の上からだが。

さらに別の部屋に通され、今度はお神酒をいただく。

「こちらに、ご住所とお名前、職場の役職など記載されてください」

ということで、自分の住所と名前と職場を記載。
これがそのまま、祝詞で読まれるそうだ。

紅白のボールと油性ペンを手渡されて、それぞれに自分の祈願を書き込む。
私は「健康」「平和」と書き込んだ。

その後、神殿へ。

この時間の受付者、約30人ちょっとの名前と住所、役職を読まれる。

・・・私、時間ギリギリだったので、一番最後だった。

祝詞をあげていただき、祈願。

神聖な気持ちになる。

が!ここで、スマホで撮影する人もいるからなぁ。
さすがに、ここではスマホ出してないので、写真はない。

長い廊下を歩き、草履を吐いて外に。

娘がぽつんと立って待っていた。

「なっちゃん!」
「お母さん!お金持ってた??
「は?」
「お母さんが入っていった後に、一万円と知ってからさー。心配になってLINEしたけど、全然返事も来ないし、お母さんもずっと出てこないし」
「あー、ごめん。あとで話すわー。今から豆まきだよ」
「うん」

娘、本当にごめん。

列に戻って、境内を。

升を手渡され、豆が入った小袋を升に盛る。

高台に上ると・・・。




なんですか!この光景は!!

ひえーーーっ!!

ここでまた、今回の豆まきの「撒き人」の紹介があり、先ほどの祝詞同様に、一人ずつ紹介される。

思いっきり、私の職場も「書いていたから」呼ばれた。しかも最後に。

最初にお参り、そして、紅白のボールを投げたら・・・。



豆まき!!

下で参拝客が一斉に手を伸ばす。

ひえーーーっ!

升には、どんどん豆の小袋が追加される。

いやいや、こんなところから、自分が豆をまこうとは、夢にも思わなかったよ!!


ふと、娘が心配になった。

どこにいるんだろう?大丈夫かな?


そして、豆まきの時間が終わり、博多祝いめでたと一本締めで、終了。

先ほどの順番から遡り、裃を脱いだあと、記念品をいただいて解散。


娘と合流した。

「お母さん、めっちゃ楽しそうやったけど」

「ほら」と、写真を見せてもらった。

なんだ、撮ってくれていたんだ。
上記の豆まきしている私は、娘が撮ってくれた。

「よかったね。楽しかったろう?お腹空いたね。満足した?」

「・・・うん」


どっちが親で、どっちが娘か。

櫛田神社を後にし、地下鉄に乗って博多まで戻った。

・・・続く。


記3月21日



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