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先生と娘(その6)

2011-04-09 21:33:16 | 腰痛日記
いい天気。
昼前に、整形外科にレントゲンを撮りに行く。
映し出された私の足は、骨折線は確認できるものの、もう大丈夫だろうと言った状態だった。

「もう、ここもついてますね。大丈夫でしょう。痛みはどうですか?」
「はい。体重をかけたり、運転した後は痛みますが・・・」
「あまり痛みが酷いようなら、また3週間後・・・連休明けにでも来て下さい」
「はい」

あー、やれやれ。
一応、骨はついたということで、レントゲンを見た限りでは治まったのだろう。
でも、かばって歩くので、あちこち痛いし、無理すると痛みは出てくる。
もうしばらくかかるのだろう。
地道に対処していくしかない。


その後、整骨院に行く。
実は、数日前から娘も「足が痛い」と言っていた。
右足の甲なのだが、確かに腫れている。

私は、自分のテーピングのみのつもりだったが、さすがに心配になり、娘も診てもらうことにした。

でもなぁ・・・・。

院長と娘、犬猿の仲というか、相性が悪い。

娘は娘で「院長から診てもらうのは嫌だ!!」と言い、院長は院長で以前、娘に「ケガしても診てやらん!!」と言い・・・。

・・・あんたら、いい加減にしいやっ!

まぁ、院長は大人だし、その辺は口だけだと思うが。

娘が、他のスタッフに連れられて、別の診察室に(カーテンで仕切られただけだが)。

「Y先生は優しいから、治療との区別がつかなくなるんで、H先生に診てもらうよ。どんな感じなん?」
「足の甲が腫れててね。痛がってるんだけど、本人もぶつけたりした覚えがないみたいでね」
「うん」

足にテープを巻きながら、話をする。

私の処置が終わったので、一旦待合室に。

しばらくして「お母さん(私)呼んで」と言われ、診察室に。

娘が座っている横に丸椅子を出されて座る。

あれだけ仲が悪い二人が、黙って向かい合っている。
いつも私にするような施術を、院長が娘にしている。
娘も素直に指示に従う。

その様子を見ていて、なんともいえないというか、なんというか。

「アトピーがあるね」
「はい」
「呼吸器が弱い?」
「上の子(息子)ほどではないけど・・・」

・・・私、娘の話をあまりしないんだがな。
アトピーなのは、見ての通りだが、呼吸器を指摘されたのは、以前、当直医にかかったとき以来だった。

「炎症はあるよ。軸が右だから、中心に調節したし。痛がるようなら疲労骨折もあるかも」
「はい」

ケガしても診てやらん!って言ってたのに、もちろん、それは口だけだった。

娘は娘で、施してもらったテーピングを、最初は違和感があったみたいだが「歩きやすくなった」と。

会計を済ませ、帰り際に院長が「自分が来るときに、連れておいで」と言っていた。
「はい。どうもありがとうございました」


・・・はぁ・・・

自分が診てもらうよりも、緊張しっぱなし。
・・・まぁ、今更、緊張も何もないだろうが・・・。
息子もここで診てもらったが、その時以上だ。

疲れがどっと出てしまった。

院長と娘は「犬猿」だろうが、実は私と院長が「犬猿」である。

・・・院長「申年」、私「戌年」。




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