短い夏期休暇。
毎年8月15日は、実家に行く。
今年も唐揚げを大量に作ったが、これも恒例なので写真は撮らなかった。
唐揚げもだが、こちらも毎回恒例の「くら寿司」のお寿司。
こちらも写真はない。
今回の写真は、お供え物で持参した「梨」。
実家のわんこ、ケンタ。
もう10歳になる。
・・・・で、一番笑ったのは、これ。
仏壇の横にあったのだが、これ、元は100均の「バナナスタンド」だよ。
「だって、数珠を片付けておくのに、ちょうどよかったもん」
だそうで。
ポリシーというわけではないが、私は、毎年お盆のこの日に、精霊流しにも行くのだが、精霊流しの写真は撮らない。
よって、仏壇の写真も撮らない。
お供え物の写真やお花の写真は撮ることもある。
2013年に祖父が96歳で亡くなり、その時に葬儀場の祭壇の写真は「自分の覚え書き」として写真に撮った。
まだ葬儀前だったので、そこに祖父はいない。
翌年の初盆も、お花と祖父の免状ぐらいしか撮らなかった。
それで十分だと思ったから。
そして今でもそう思ってる。
それは義実家に行ったときも同じで、神棚も墓石も撮影しない。
それでいいから。
写真を撮るのは、今を切り取る作業で、振り返りながら先を進むことも含んでいると思う。
亡くなった人は、私の心の中にいる。
記9月23日