炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

植生の復活 3

2005-07-31 | エコロジー
 35年前噴火した火山の火口から、1kmほど離れた谷間です。
噴火当時は、噴出物が降り注いだ場所ですが、現在はお花畑。




Geum pentapetalum
チングルマ 





Schizocodon soldanelloides var. magnus
オオイワカガミ





Geum pentapetalum
チングルマ 





Orchis fauriei
オノエラン





Rhododendron camtschaticum
エゾツツジ





Ranunculus acris var. nipponicus
ミヤマキンポウゲ

ここのお花畑の土壌は、火口から飛び散った溶岩で形成されています。


Primula nipponica
ヒナザクラ





雪解けの遅い所では....


Heloniopsis orientalis
ショウジョウバカマ




雪解けの早い所では....


Geum pentapetalum
チングルマ

<火口付近の様子 1 に戻る

『 火山と土壌の肥沃度 』へ>






さらに稜線に登ると、ニッコウキスゲが咲いていました。


Hemerocallis middendorffii var. esculenta





噴気箇所を背景に.



花も、噴気を向いていました。

火口付近の様子 2 へ  ・六月の隣の山(高層湿原)

八月の麓の森ヘ  ・ 黄葉の麓の森


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3 コメント

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こんばんは (ごまのはぐさ)
2005-08-10 01:52:49
初めてお邪魔いたします。

どの記事もとっても興味深く、読みやすく、

ついつい随分過去の記事まで遡って読んでしまいました。勉強になりますね。

土壌の状態も示唆に富んでいますね。

またお邪魔いたしますm(__)m。
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簡潔な文 (U-1)
2005-08-11 00:12:31
ごまのはぐささん ようこそ。



MUGIXORさんの所へ集う皆さんの植物のご造詣の深さ、いつも感服いたしております。



高山植物の生えている土壌は、通気がよくて、窒素成分は、土壌微生物が、空気から固定しているように思います。



ここのとこ、簡潔すぎて申し訳ありません(^^;;
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我ながら簡潔な文 (U-1)
2005-08-11 00:16:01
ごまのはぐささん ようこそ(^^)。



MUGIXORさんの所へ集う皆さんの植物のご造詣の深さ、いつも感服いたしております。

高山植物の生えている土壌は、通気がよくて、窒素成分は、土壌微生物が、空気から固定しているように思います。



ここのとこ、簡潔すぎて申し訳ありません(^^;;

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