炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

植生の復活 2

2005-07-27 | エコロジー
35年前に噴火した火山に行ってきました。
噴気している北の尾根には、分厚い苔が殆どでしたが、
噴気のない他の所には、植生の回復が進んでいるようでした。
山頂や尾根では、乾燥のためか、植物の密度は少なく、下るにしたがって豊富な植生が見られました。


噴気箇所.標高約1480m.

時折、噴気が風にたなびきます。



北西側の霧の当たらない稜線付近には、乾燥に強い植物が.
                   


稜線から少し下ると、多孔質の発泡した溶岩が散らばっていました。

軽石に近く、もろく柔らかな石でした。


保水性もあり、リンドウが生育しています。
   
種名不明です。どなたかお願いします。




さらに下って、噴気部を見上げたところ。
裾野は、植物の復活が進んでいます。


草の下の土の中は.......



付近の土壌は、細かい発泡した軽石状の溶岩で形成され、保水性・水はけ、ともに良好です。
高山植物には、実に理想的な土壌。



+ 参考 『 火山と土壌の肥沃度 』へ>


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