炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

セキュリーティーホールズ  堀江モンの不覚

2006-01-27 | 人災社会学!
ライブドアの大詐欺事件が、世を騒がせているが、大掛かりな株価釣り上げ詐欺の割には、あっさり幹部まとめて逮捕に至るとは、何かあっけない。彼らの詐欺内容が、当局にしっかり把握されてしまったのは、なぜだろうか。

私は昨年の暮に、OSの再セットアップを行った所、サービスパック2などのアップデートのダウンロード等に時間がかかった。どんなアップデイトがあったのか、「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」の「更新プログラムの表示」を開き、いくつかの更新の内容をネットで検索してみた。

なんと、どのプログラムも、甚大な被害をもたらす内容ではないか!下記リンクをご覧あれ。特定のホームページや、メイルから、こちらのパソコンを乗っ取ってる信号を送り、こちらのPC内のファイルやメイルを読み取り、書き換えたり、操作できるとある。
いずれも、外部から私たちのパソコンの中身を覗き見たり、リモートで操作出来るという甚大な欠陥である。

最近のアップデイトの一部
KB912919 公開日: 2006年1月 6日 >>>   インストール日 2006年1月 6日
KB908519 公開日: 2006年1月11日 >>>  インストール日 2006年1月11日
KB902412 公開日: 2006年1月11日 >>>  インストール日 2006年1月11日
KB890923 公開日: 2005年4月13日 >>>  インストール日 2006年1月20日

上の内、公開日2005年4月13日のものが2006年の1月20日にインストールされている。すなわち私のパソコンは、OSを入れ直した12月の末からこの1月20日までの間、セキュリティーホールが開いたままの状態であったことになる。その間、外部からメールの読み取りや、PC内のファイルを操作したり、改ざんしてリモート操作できた事になる。いったん、PCを乗っ取ると、Windows Updateの機能も外部から操作出来るから、事はたいへんである。

ウインドウズのセキュリテーホール改善ソフトは、毎月幾つも発表される。ハッカーの後手に廻っていると考えられるので、PC内に、人に読まれたくない情報を入れておくと、“Live Door”そのものとなってしまうというこであろう。
今回の事件は捜査当局そのものが、セキュリティーホールに精通しているか、ハッカーと組んだ事を暗示している。ハッカーは莫大な捜査協力費を貰ったことだろう。

ハッカー側が先手を打ち、アップデイト機能を乗っ取られると、後は自由自在に他人のパソコンを操作できることになる。
ウインドウズの完成度はかなり低いと言わざるを得ない。
あなたのPCも絶えず誰かにのぞき見られている事をお忘れなく。


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3 コメント

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Unknown (Hiko)
2006-01-28 15:37:05
 セキュリティのことをWindowsに任せることは、幻想としか言いようが無いですね。せいぜい、SP2で導入されたセキュリティセンターが「ウィルス定義が旧いよ」って言ってくれるのをありがたがる程度。

 大手の高価なセキュリティソフトの更新間隔が開きすぎるのも気になります。
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Hikoさん、ありがとうございます。 (U-2)
2006-01-28 22:57:26
専門家のお出まし、感謝いたします。

ウインドウズって、セキュリテーホールだらけなんですね。アップデイトの内容を点検して、びっくりしています。



昨年の後半から、よく使うソフトが消滅してしまうので、おかしいと思っていましたが、こういうカラクリだったのですね。ご教示頂きましたように、ファイアーウオールソフトを使っておかしな通信をしているポートを塞いでいます。

それにしても、抜き差しならぬものがありますね(^^;;
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ウラ取引? (U-2)
2006-03-04 19:30:48
MUGIXORさん、こんばんは。

私もよく分かりませんが、ウインドウズって抜け道だらけのようですね。

マイクロソフトは、単なる営利目的の企業ですから、「お金のためには、何でも...」するのかもしれませんね。巨額な事案の場合は特に。
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