アンビバレンツと言うこと

アンビバレンツ、二律背反ですね。

難しそうな言葉だけど、簡単です。
つまりさあ、防犯と防災は一致しないってな感じでね、二律背反しちゃうんです。

地震の時とか、建物が歪んで逃げ道が無くなるので、ここでドアを開けておく。
と、泥棒が入る危険性があるわけです。

実際に泥棒に入られた知人と言うのはいないんですが、３．１１の当日。
逃げ道確保無くては、と言うので窓を開けて寝て、風邪ひいたのは知人の親御さんでした。

かほど左様に、防犯と防災って一致してくれないんですよ。

例えば持ち出し袋、これも貴重品など入ってますので、空き巣なんかが入った時にこれ持っていけば簡単にまとまった金になる、ってわけです。
これは問題になったので、憶えている方もいると思います。

また健康上もなんですが、風呂の水をいざという時のために貯めておくと言うのは、近頃やっている方も多いと思いますが。
これのおかげで、バスタブ掃除のタイミングを逃してしまうケースもあるようです、雑菌の繁殖の問題などにもなりますね。

まあ勿論本来理想的なのは、家から逃げる際にドアは開けておくことだそうです。
後から逃げてきた人に、少しでも飲料や食料を残しておいてあげるのが、緊急の時の助け合いに繋がるそうですが。

うーーんこれも、心無い人に持ち去られてしまうケースが多いいのかもしれない。

かほどに防犯と防災には、近いようでいて深くて長い川があるのです。

どれが正しいと言うわけではないですが、自分の主張に従っての行動が、まあ一番よろしいのでしょうねえ＾＾；