Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2020年6月号 KANERE読者および支援者の皆さまへ

2020年10月02日 | 編集者からの手紙
KANERE最新号をお届けできることを喜ばしく思っております。

前号に引き続き、今号も新型コロナウイルス感染症に関する取材に重点を置いています。
KANEREは難民主導の独立メディア団体として、誤報を防ぎ、カクマとカロベイエイの難民が公衆衛生の対策に有効で必要な情報に確実にアクセスできるよう、最前線で努めてまいりました。カクマおよびダダーブでは4月29日から部分的な外出禁止令が発表され他の二続き位、5月25日にカクマキャンプで最初のコロナウイルス感染者が確認されました。

この4週間、KANEREのメンバーは車載拡声器を使ってキャンプの住民に情報を届けることに忙殺されておりました。これは、住民を教育し新型コロナウイルス感染症にまつわる誤った情報を払拭することを目的として、ドイツ国際協力公社(GIZ)の市民平和サービス及びそのパートナー団体であるケニア·コミュニティ·メディアネットワーク(KCOMNET)を通じて資金提供を受けたUMOJAラジオ の平和プロジェクトと協働で実施されました。今号では、 マスクや廉価な石鹸の製造に取り組んでいる女子高校生グループの記事など、新型コロナウイルス感染症が人々にもたらした困難に負けず、難民コミュニティがパンデミックにいかに対処しているかに焦点を当てています。

その他の記事では、自殺事件の要因となった難民の人権侵害について明らかにしています。

今後の号に向けて、難民や支援団体スタッフの皆さまからの寄稿や写真、その他発信すべきと思われるもののご提供をお願いいたします。

これからもカクマおよびカロベイエイ地区の人々に重要な情報を提供していくため、皆さまからの感想やご意見、そして個人また団体からのご支援をお待ちしております。

今号をお楽しみいただき、またお元気でお過ごしください。

カバタ·ボル、エリアス·レンマ、G·イブラヒム
KANERE編集チーム


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