向左走向右走

もう4月かぁ・・・早いなぁ・・・
4月は出会いの季節ですね。

私は昨日書いたように、同じマンションにオフィスがあるＪさんと
知り合ったわけですが、私の携帯を教えていなかったので、放っておいても
いいかなぁ・・・どうしようかなぁ・・・と考えた末、メールを入れておきました。

「renkaです。昨日はお疲れ様でした。今朝は起きれましたか？私はまた
今から飲みに出かけます。」

私が家を出た後、Ｊさんから返事が来た。
「メールありがとう！私は今事務所に戻りました。また行きましょう！」

私はマンションを出て、彼はマンションに戻る。。。
すれ違いだったんだなぁ・・・。





これで、ふと思い出したのは、台湾の絵本作家ジミー・リャオのお気に入りの
絵本『向左走向右走』（邦題：君のいる場所）。
金城武主演で映画化されたヤツ（『ターンレフト・ターンライト』）ですが・・・
皆さんご覧になりましたか？
私はかなり前にジミーの絵本を読んで、素敵だなぁ・・・とお気に入りの絵本なんですが。


大体のあらすじは・・・
こんなにたくさん人がいるのに、つまんない毎日を送り、孤独を感じている
「彼」と「彼女」。
「彼」と「彼女」は実は隣に住んでいるけど、会ったことはない。
二人は同じように孤独な毎日を送っている。
いつも片方は右に歩き、もう片方は左に歩く。
つまりすれ違いばかり。
ちょっといつもと違う方向へ歩けば二人は出逢うことが出来るのに・・・
という、見ていてもどかしいラブストーリー。


孤独な二人が一緒に過ごせば、楽しい毎日が来るかもしれない。
でも、二人が知り合うまでってホント宝くじのような確立でしかない。
ちょっと時間をずらせば・・・いつも歩く道を変えてみれば・・・
何か違った世界があるのかもしれない。


そう考えたら、少し孤独から解放される気がするし、明るい未来が
待っているような気がする。