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村田製作所、蓄電容量2倍のコンデンサー AIサーバー向け

2024-07-25 19:37:29 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


ためられる電気の容量を2倍にした

 

 

村田製作所は25日、蓄電容量が大きい小型の積層セラミックコンデンサー(MLCC)を開発し、量産を始めたと発表した。

パソコンやサーバーなどで使われる「1608」と呼ばれるサイズのMLCCで、ためられる電気の容量を従来品の2倍にした。生成AI(人工知能)サーバー向けなどに高性能なMLCCの需要が伸びており、供給力を高める。

 

縦1.6ミリメートル×横0.8ミリメートルの1608と呼ばれるサイズのMLCCの新製品を開発した。

セラミック材料の加工方法を工夫し、100μF(マイクロファラッド)の電気をためられるようにした。

 

これまで同サイズのMLCCの蓄電容量は47μFで、約2倍の電気を一時保存できるようになった。

このほど、MLCCの主力工場である福井村田製作所(福井県越前市)で電圧2.5ボルトの規格品の量産を始めた。

 

 

MLCCは電気をためたり放出したりすることで、電子機器の回路内の電圧を一定に保つ役割などを果たしている。

生成AIサーバーやAI搭載のパソコンでは高い蓄電容量が求められ、需要が伸びている。セ氏105度まで耐えられるため、発熱しやすいAIサーバーなどにも使いやすい。

 

 

 

日経記事2024.07.25より引用

 

 


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