JFEは鉄鋼業向けの操業支援事業で日立と協業する
JFEスチールは26日、鉄鋼業の操業支援のコンサルティング事業で日立製作所と連携すると発表した。
人工知能(AI)により鋼板の圧延を自動制御する日立のシステムを使い、JFEが国内外の鉄鋼業向けに圧延設備の操業支援を手掛ける。
鉄鋼製品の製造過程では鋼板の端などにゆがみが生じやすい。圧延機を手動で細かく調整するなどしてゆがみを補正する必要があるが、現場経験が浅い作業員などは適切な調整が難しい。
日立のシステムは熟練作業員の操作データや鋼板の形状データなどをAIに学習させたもので、鋼板の形状の制御を自動でおこなう。
JFEスチールはこれまでも鉄鋼設備の操業支援事業を手掛けてきた。日立のシステムと組み合わせて支援をすることで、顧客の圧延技術の早期の改善が可能になるとみている。
日経記事2024.03.26より引用
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