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オーストリア(Graz)で住んでいた家の紹介  RJ 人気記事ご紹介

2023-02-20 12:13:29 | 自己紹介


家正面(世界遺産の旧市街の街の中心に位置し、元貴族が住んでいた家、この貴族の実家は郊外にもっと大きな屋敷を所有)

中庭(街の中心にありながら広大な庭、大きな木がたくさんあり、リスが住んでいて、見るだけで癒されました)

2Fの玄関ドアの内側から撮った写真

応接間、この応接セットは大家(元貴族)の実家のプールの端に転がっていたものを借りたもので、帰国する際は売ってもらいました。

何人もの金持ちのアメリカの家庭にも招待されましたが、プール付きと言っても庭に小さな約10mプール。

この元貴族の実家には家の建物中に20~25mプールがありました。恐るべし、ヨーロッパの元貴族です。

主寝室

子供部屋

風呂。写真では見えませんがシャワー室付。 壁と床は総大理石で椅子は純金製でかなり重かった。

洗面所。壁・床は総大理石。


あまりに広すぎて、写真はこのくらいにしておきますが、子供達(私は3人の子供がいる)が部屋の中でプラスチックボールで野球できるくらいの大きな多目的大部屋などもあります。

台所はオール電化でガスコンロはありません(欧米はほとんど電化)。
冷蔵庫とは別に大きな冷凍庫もあり便利でした。 またお決まりの、キッチンシステムの中に欧米式の洗濯機が備え付けられています。

ダイニングには大きな食卓があり、お客様が来たときにはスライド式になっていて10人以上で食事ができます。台所と食卓(ダイニングテーブル)の部屋の間には小さな窓があり、そこから料理の出し入れ。

ダイニングルームには約2mの高さの巨大な陶器が据えられていて、陶器の中で火を焚いて、陶器で保温。実際には私は、片付けが面倒そうなので使いませんでした。

冬場の暖は、地下室が多目的倉庫になっていて、重油を焚くボイラーもあります。 そこで沸かしたお湯をヒートパイプで各部屋に設置されたパイプに流して暖房とします。

多分北海道でもそうですね。 そこに大きなタオル掛けなどが設置されていて、洗濯ものを乾かします。各御家部屋にはそのバルブがあり、流すお湯の量を調整する事により温度調整します。 この家中に張り巡らしたヒートパイプにより、家中を温めています。


日本で全ての部屋にエアコンや暖房機(ストーブなど)を設置して使えば、すべての部屋が暖かく、も風呂やトイレも寒くはないです。 しかし、初期費用や電気代を考えれば経済的でないだけの話です。

夏場は、ヨーロッパのほとんどの家庭にはエアコンがありません。 気温が高くなく、日本の様に湿気が高くなく、蒸し暑くないので、窓を開けただけで快適です。 しかし、最近、一部の地域では40℃になる地域も出てきたので、エアコンを購入する家庭もあると聞いています。


家賃は、日本円にして1ケ月約40万円でした。 決して安くはありませんが、私の場合は子供が3人いて5人家族で、給料も大統領より多かった(人事部長談)ので、いろいろと紹介されたのですが、結局この家に決めました。

会社からの補助はなく、すべて自分のお金で払っていました。 オーストリアで住むのにこのくらいかかると考えるのは間違いで一般には、日本と変わりません。 1ケ月5万円から15万円の家賃の貸家に住んでいる人が多いです。


また、ヨーロッパは学生やペンシオニスト(年金生活者)には保護が手厚く、学生(留学生含む)は、個室でインターネット完備で寮費が1ケ月約1.5万円と安いので、ビビる必要はありません。

物価は安く牛乳1Lは70円、パンは滅茶苦茶安く、肉や果物も安価で、すべて100円ショップの中で生活している感じです。


消費税20%でしたが、上記の通り、牛乳1Lの単価が70円なので、消費税を加えても84円。 また不思議なことにアサヒ缶ビー(350ml)は日本で300円以上していたとき、オーストリアで当時、70円で売っていました。 消費税込みで84円です。 

日本では、戦後まもなくは、外貨を稼ぐために輸出製品は国内価格の約半分という時代がありましたが、今日では?です。


留学生でも学費はほぼ無料ですし、医療費・入院費も無料なので、明らかに日本の大学や大学院に通うよりは経済的で、外国語も習得できます。


よって今からの若者は、どんどんヨーロッパでの留学・数色にチャレンジし、国際感覚を身に着け、日本に帰国し、日本の発展に寄与して欲しいと思います。


学校でも職場でも、多くの国籍の人がいて、加害の友人が出来ます。 私の職場は11ケ国以上の社員がいて、部下にはヨーロッパの国々は勿論の事、ロシア人研究者の博士が2人いました。一人は元ロシア軍の研究者(Dr.)のおじいちゃんでした。





(参考)

オーストリアに住んでいた頃の街 Graz(グラーツhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6dbe17a3aa9ced46f65ef97a2d972db5

オーストリア(Graz)で住んでいた家の紹介https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5a08de0805a7087660975e79f495b2ed

Graz大学、Wien大学、そしてGraz国立音楽大学https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8ceff7af54b25c2f8df110322e47b5f2

 

スペイン国王 ファン・カルロス殿下との昼食会 於帝国ホテルhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2bbacdcb7da7e18112b03bc54e5bb222

 

 

                                    以上

 

PS.

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https://blog.goo.ne.jp/admin/entries?ymd=&category_id=863afcc284ad7e9435b8d005d847a1ec#block1