物忘れ防止のためのメモ

物忘れの激しい猫のための備忘録

2019GoldenWeek 四国 金毘羅・塩飽

2019-05-29 | 行った所

4/29(月)ホテル付近港を少し散歩してから琴平へ向かう。

何しろ「こんぴらふねふね」である、船の、海運の神様だと思っていたし事実そうだろう。だから私はてっきり海に突き出た半島の先端にあるに違いないと、長らく思い込んでいた。意外に内陸に入る。海辺から10km以上はあるだろう。象頭山?相当の想像力の持ち主の命名に相違ない。
知らない地方を走って入ると、山の形が妙に見慣れないように感じることがある。一番驚いたのが妙義山のあたり。異様な岩山の連続に極端なことを言うと、山が異界に片足を突っ込んでいる感じだ。四国の山々はあんな素っ頓狂なことはないのだが、どこか見慣れぬ感じはする。
さて、こんぴらさんです。朝から結構な人出だ。ふもとで車を置いたお土産屋さんは、今日は午後から雨になるというからみんな朝からお参りなのだろうという。お参りに来たというよりは、名高い千三百何十段だかの石段を登ってみようか、というだけのことなんだが。

 
   
さぬき富士が見える

やれやれ結構きつかったです       

途中の碑がちょっと面白い。明治時代に神戸の何とかという講が20数人で電話を寄付した、というもの。
  

下ってきて、「金比羅歌舞伎 金丸座」の看板に惹かれ行ってみる。芝居小屋の舞台裏、役者の控えや天井、奈落まで見たのは初めてだ。
         

丸亀港から12:10発のフェリーに乗る予定にしていた。塩飽本島へ行く。ダメもとで車を飛ばし港に付ける。港が小さかったからまだよかった。
切符を買い、船に駆け込むとすぐ出港した。20分足らずで島に到着。港に観光案内所があり、軽食を出す。パスタを食べた。
    さぬき富士が見える
塩飽水軍としてその名も高き海賊の本拠地のはずなのだが、港にあるモニュメントは咸臨丸を模したものだ。
 
勤番所へ向かう。
瀬戸内に限らず、離島の多くがそうだろうが過疎の村だ。廃屋が目立つ。しかしその中にあって、小高い丘の広い広い敷地に立派な建物が建ち、きれいに整備されている。観光案内的なものにはなかったものだ。何かと思えば、天理教なのだ。タダ同然に土地を求めたのだろう。そのうち信徒の研修だけの島になるかも。
  

勤番所は江戸時代の島の主だった人の中の当番が詰めていたところだ。どこの藩にも属さず島内で自治が認められていたという。番所の性格からしても江戸時代以降の資料しかない。早い潮流の中で生きる塩飽諸島の優秀な船乗達は咸臨丸に乗り組んだ。これもこの島の自慢らしい。さて稀有の歴史を持った島だとは思うが。塩飽水軍は戦国末期、村上水軍や、毛利との関係などで資料がないわけではない。だがその前は?手も付けられない状態かな。

雨が降ってくる。急がねばならない。芝居小屋があるはずだ。人が集まり繁栄した証だろう。

小屋はあったが固く閉ざされ中を伺うこともできない。
本格的に振り出した雨に急かされ港へ戻る。
    島猫たちに挨拶

丸亀城へ行くも雨の中とても石段を登る気がしない。博物館は閉まっていた。月曜休館はわかるがGWに休館するかね。
 

瀬戸大橋記念館へ行く。予想外に面白い施設だったのだけど残念ながら、こっちの体力がついていかない。
ぐったりしてしまった。 
 

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