ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

思いやり

2020-08-16 | アメリカ事情

 

 

Amazonが、自社で運送・配達をするようになって、フリーウエイを走る時や、街角や、住宅地で盛んに見かけるスマイルのついた運送車。ウイルスに支配されたかのように、身動きの自由ではない今、Amazonが便利さを運んでくれているのに感謝することが多い。ドアを開けてパッケージを拾う時には、大抵ドライバーは車に乗り込む所で、私は大きな声でありがとう、と手を振る。その配達車のサイドに例の微笑みを浮かべ、また次の機会まで、と去っていく。そうした配達車のあるドライバーは、サウスキャロライナ州で思いがけぬ思いやりを残した。

カルロスペイガンと彼の妻デニースは、ドアの呼び鈴に答えることができない理由を訪問者のためにドアにメモを貼り付けている。ペイガン氏は、この3月に血液癌と診断され、現在化学療法を受けているのだ。

彼らのAmazon配達ドライバーであるアントニオは、ドアに掲示されたメモを読み、そっとパッケージをポーチに置いていった。そしてすぐその後に、花と心のこもったメッセージのカードを置きに戻った。

「本当に、本当に感動しました」とカルロス・ペイガン氏は語った。 「彼が私たちのパッケージを届けてから、出直して花とカードを購入し、わざわざここまで戻ってきてくれたからです。」

アントニオは1週間後、ペイガン氏がどうしているかと、戻って、その時、二人は窓越しに出会った。

「彼は日曜日に配達はしていませんが、癌治療を受けている人が誰であっても大丈夫であることを確認したかっただけです」とデニースは言った。 「夫が彼を見てその目は輝き、アントニオはこう言いました、『私はあなたが元のように元気になり、すぐに歩けるようになるであろうことを知ってほしいです』。」

「私は彼に感謝し、私にとってそれは大きな意味があると言いました、そして彼は何かをしなければならないと思ったと言ったのです。」とカルロスは言った。 「私を知らないのに、私の窓辺に来て、『数か月で、あなたは大丈夫になるでしょう、あなたは立ち上がって歩くでしょう』と言ったのです。 なんと素晴らしいことを彼はしてくれたのでしょうか。」

このアントニオの思いやりは、最近ナショナル(全米三大ネットワーク)ニュースで報道された。

 

 

「あなたのご病気について早いご快復を祈っています。アントニオ、アマゾンのドライバーより。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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