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三郎さんの昔話・・・神、神の談話

2010-06-24 | 個人の会員でーす
神、神の談話


うの神の申す
 「ちの神殿、私この頃つくづく思うに、どうも地球が暖かくなりすぎているように感じるが、如何かな。」
ちの神の申す
 「うの神様も地球の異常気象にお気付きでしたか、私も最近の異常な暖候を心配致しております。」
うの神
 「こりゃほんとに困りましたのう。」
ちの神
 「まっこと困りました。地上に生物を造るとき、お話し合いで一つだけ賢い人間を誕生さしたのですが、上手に造りすぎ賢くなりすぎましたね。」
うの神
 「そうじゃのう。出来上がった人間は思ったより、どうも賢くなりすぎて、ただ自分達人間だけの利己的な幸せだけに集中して、奇麗事が好き、美食にひたり、楽に早く行動し、自然に反して冷暖房はする、勝手気ままで他の植物や動物のことなどまるで考えてないわ。」
ちの神
 「うの神様のおっしゃるとおり、ちと付け上がりましたね。地球で一番大切な水を、科学の悪液や汚物の垂れ流しで汚すわ、生物に大切な空気を自動車の排気やフロンガスで汚して、その上、地球を取り巻く大事なオゾン層まで破壊しそうです。こりゃほんとに困りました。」
うの神
 「まっこと心配が太いのう。あの地球のオゾンを壊したら、太陽の直射で赤外線が強すぎて、地球の水が蒸発して元の火の玉になり、人間も他の生物もみんな死滅して、おじゃんとなるのう。」
ちの神
 「うの神様のおっしゃるとおりですが、地球にせっかく造った生物達なので、なんとか生存を保つよい方法はございますまいか。」
うの神
 「うーん、そうじゃのう。このままではいかんが、人間が今、総てのことを良識を持って考え反省すれば、どうにか持ちこたえられるじゃろ。」
ちの神
 「ではそのように、なんとか人間を諭し、善処するように致します。」
うの神とは「宇宙神」、ちの神とは「地鎭神」。


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