ゴールデンウィークに帯状疱疹を発症して、まもなく一ヶ月半になります。
手のひら4枚ほどあった湿疹は、今赤黒く跡が残っているものの、
スルスルとした元の肌にもどりました。
でも、帯状疱疹の怖いところは、皮膚症状が改善してもその下の神経が
侵されているため、時折おなかを突き刺すような痛みを感じます。
思えば痛みのピークは、発症して1~2週間の頃でした。
火傷のようにピリピリし、その上を何かで刺されるような痛みが続き、
時折、電気が走るような痛みがきたり、おなかの筋肉が痙攣し、
脈打つような痛みも加わったりする酷い痛みでした。
かって手術も体験しましたが、そんなものの比ではありません。
最悪最強の神経痛と言うように、湿疹が出た右側の半身が神経に沿って痛み、
湿疹ある場所から遠い腕がうずいたかと思うと、
脚の方に痛みが移動したり、耳の中までもヅクヅクとうずき
耳鼻科のお世話にもなりました。
胸や背中もヒリヒリし、パジャマが触れただけでも痛みます。
(これが治ったら・・・これが治ったら・・・)と、呪文のように
繰り返しながら、出口が見えない痛みにもがきました。
そんな中、友人たちの温かいお心遣いは、痛みを洗い流すように癒してくれ、
あちこちからの「返事は無用よ」の励ましのメールに、うるうるでした。
老夫婦二人だけの生活です。
今までにない夫のサポートぶりは心強く、ただただ嬉しく感謝の日々でした。
元気になったら病む人達には、私がしていただいたように、
苦しみを少しでも癒してさしあげれるよう、心を寄せていきたい!
苦しんで知った感謝と病む方への想いです。
そして、逝ってしまった母や、妹、義兄にも、病んでいたあの時、
もっと私にできたことがあったのではないか・・・
今更ながら後悔が湧き上がってきました。
情けないことに、忘れっぽい私です。
この感謝の想いは熱いうちに、ブログに書き加えておかなくちゃあ・・・
「闘病記」なんて気恥ずかしけれど、 やっぱり書いておこう・・・と、
思っています。