集団ストーカー対策ブログ

集団ストーカー被害を受けています。見知らぬ人たちの嫌がらせ行為によるダメージを和らげるためのアイデアを紹介します。

電波による音送信

2015年10月12日 | 技術
多くの集団ストーカー被害者の方々が音声送信による被害を訴えている。
加害団体が用いる音送信の手法は以下の3つが考えられている。

1.通常の音
 人間が通常聞こえる20ヘルツ~20000ヘルツの振動数の空気の振動が鼓膜から「蝸牛(かぎゅう)」と呼ばれる頭蓋内の感覚器官に伝わる。
さらに蝸牛の振動は聴覚神経を介して脳に信号として伝わり、音として認識される。

2.超音波による音送信
  パラメトリック・スピーカーと呼ばれる装置を使用して超音波を頭部に照射する。
通常超音波は人間の耳には聞こえないが、振動数がわずかに異なる超音波を重ね合わせることで、人間の聞こえる振動数の「うなり」音が合成される。
この技術は既に商用化されており、誰でも利用できるようになっている。

3.電波による音送信
 「フレイ効果」または「マイクロ波聴覚効果」と呼ばれる現象を利用して音を送信する手法。
電波を頭蓋内の蝸牛に照射して電子レンジの中の食べ物のように膨張・収縮させて振動を発生させる。
この振動が聴覚神経を介して脳に伝わり、音として認識される。

 通常の音と異なるのは、空気の振動を介さずに、蝸牛を直接振動させて音を発生させることだ。
そのため、ボイスレコーダーなどの録音機器では録音することができない。

 電波による音送信の技術はすでに公開されていて、特許も取得されているが、詳細なメカニズムは明らかにされていない。
電波によってヒトの蝸牛やその中の神経細胞の振動の現象を調査するのは、実験だけでは難しい。
そこで有限要素法(FEM)などの数値解析で蝸牛に電波を照射したときの挙動を予測することができれば、有用な知見が得られると考えられる。

最近は原子間力顕微鏡(AFM)という微細な物体の形状や硬さを調べるための技術が発展してきている。
AFMで蝸牛の各部位の形状や物性を調べ、さらにそれらの圧電特性(電圧をかけたときに発生するひずみ特性)と合わせて計測することで、詳細な数値モデルを構築することが可能になる。
このモデルを用いて電波を様々な条件で照射したときの挙動を詳細に予測することが可能になれば、電波による音送信を妨害する技術を開発することも容易になると思われる。

参考記事:
 電磁波攻撃の仕組み

参考外部リンク:
 脳神経科学 聴覚 (http://kyoumu.adb.fukushima-u.ac.jp/pdf/20150528/nousinnkeikagakudai5wa%20tyoukaku.pdf)

 東北大学 和田研究室 (http://web.tbgu.ac.jp/ait/wada/wadalab/FEM_corti-e.html)

文献:
 James C Lin, "Microwave Auditory Effects And Applications", 1978, ISBN 0-398-03704-3

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