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RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

単純でいい。

2009-11-24 04:25:35 | スタッフ雑感
実に単純なのですが、「応援してる」と言われると、嬉しいです。
活動を再開したところで、今、特段大きな事業を持っているわけではなく、まさに、全てがこれからです。今の時代に、RCSNKは、私がやろうとしていることは、必要とされているだろうか、
(本人としては、絶対必要!と、心の中では思っているのだが)
でも、果たして、はたして・・・・
と、たまには思いますが(笑)
やる前にグダグダ言うのは、あまりいいことじゃないです。


宇宙兄弟 1 (モーニングKC)

宇宙兄弟 1 (モーニングKC)

  • 作者: 小山 宙哉
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/03/21
  • メディア: コミック



この漫画に出てくるシャロンおばちゃんも言っていました。
ムッタが宇宙飛行士への夢を諦めそうになった時。
「好奇心だったり、憧れだったり、入り口は夢みる少年少女よ、ムッタと同じ。悩むなら、なってから悩みなさい」

かっこいーーー
シャロンは憧れの人です。

さて、何が言いたいのかと言いますと、
私には、RCSNKをやる上で一つだけ、これ絶対条件!ということがあります。

それは、楽しくやることです。

楽しくなければ続かないし、自己犠牲の精神なんてくそくらえーと思っています。
支援者が疲弊してしまっては意味がない。
だから、否定的なメッセージは使いたくないな、と思っています。簡単に言えば、No Warじゃなくて、Yes Peace。

思い返せば、私自身節目節目で出会ってきた「この人すごい!」と思える人は、
どんな場所にいる人であっても、人生を楽しんでいる感のある人だったなぁと思うんですよね。

もちろん、「楽しけりゃなんでもいい」わけじゃないし、これは友人の絵本作家の方が言っていたのですが(またしても適当に覚えているだけですが)、
「砂浜に上がって、“よっしゃみんな楽しもうぜー”と言うことがライフワークな人もいる。それはもちろん大切で、でも私は多分、海に潜ったまま出てこれない人に向かって、ちょっと顔だしてみる勇気だったり、溺れるんじゃなくて泳いでみるための、きっかけ作りをすることが、ライフワークなんだと思う」
まさに、こういうことなんかな、と思います。

めっちゃしんどい時に、砂浜に出て大騒ぎは出来ない。
でも、それを眺めることは出来るようになるかも。違う場所で、海の楽しみ方を見つけることも。
それを伝えている人はいっぱいいて、正しさなんて、まったくもって統一感のあるものではないんじゃないかと。
自分のライフワークを、自分なりに表現すること、
まさに、生きることそのものが、人の心を豊かにする。

レイプクライシスが楽しいなんて信じてもらえないでしょうか。(笑)

でも、私は出会いたいと思っています。
そんで多分、信じてます。
被害にあって、心も体も、ボロボロになっていたとしても、
絶対に、明日はあるのだと。
過去への思いも、未来への道も、それぞれが変えていけるものです。
人が自分の人生を生きようとすること、よくわからないけど、何かを変えようとしたときの一歩、
それを見るのはすごい嬉しいことだし、
「レイプクライシス」というライフワークの中で新しい仲間と知り合い、
思いを分かち合いながら、次なる時代に進んでいくことは、
私にとっては、超ワクワク!しちゃうことでもあります。

ただ、
なーんも、信じられなくてもいいんだと思います。
自己否定をしてしまう自分も、
自分を傷つけてる自分だって、
すごく辛い気持ちも、
未来への諦めも。
そんな自分だって、自分だから。
一度、抱きしめてあげたらいいんだって思います。

でも、そこに居たいわけじゃないから、
きっと、声を出すんです。

そんな姿を、「素敵だ」と思う。


だから、私にとってRCSNKをやることは「楽しい」。

そんで、しかもそんな時に、「応援」の声が届くと、有頂天になります。

ミンナ、アイシテルゼ。

RCSNKを、一緒に楽しんで運営してくれる維持会員も、いっつも募集中です。