表象としての実体概念

2018-03-02 23:19:46 | 日記
わたくしどもが、西洋哲学史を学ぶとでてくるのが実体概念です。

実体は、神・精神・身体と簡単に区分けします。

論者によって様々なので私なりの考え方を述べます。

神は、超越的一者である。

精神と身体は神から出て来たものであり、実体ではない。

神は一者であると考えれば、精神と身体と並べてしまっては、実体概念が意味をなくするからです。

精神と身体が別物であるかどうかは、デカルトに尋ねてみなければわからないのでここでは議論を割愛させていただきます。