一晩中娘達が線香番をした、疲れているのに朝早くから葬儀の打ち合わせが有り
来客で世話しいな、葬儀の日程や忌中の案内の順序
お父さんが言って居た通に事は進めているが自宅葬ではなく寺で行う事に成った。
揉め事の嫌いなお父さんは出来ると人は沢山来ないで欲しいと言うのが希望で有った
がそうも行かないだろう誠諦寺で1月7日仮通夜1月8日通夜1月9日お葬式と決まった。
弔電や香典献花など色々届きだす、まだ実感のない中段取りが着々と進んでいく
今夜は仮通夜である沢山の方々がお参りに見えた、遠く札幌から佐藤仁君が来てくれた
本当に有り難い事である。
気が張っているのと寝不足とが続き疲れているが疲れたなど言ってられない
弟と久子で線香番をしてくれたので安心してベットで寝る事にした
本当に済まないねと言って少し寝なくては疲れが取れない
少しずつ疲れが増してきた～～～～～～
明日は通夜である又寺で休まなければならないので風邪をひかない様にしなくては
昨夜は比較的休んだ方だが今朝になって喉に痰が絡むようになった
如何したらとれるか色々試したが吸引してもらうのが一番体に負担が
掛からないと思い看護師さんに吸引して頂くが手前のは良く取れるが
器官の近くが何度やっても残ってしまう、最後にやった時が綺麗に取れた
が取れたと同時に息の方もスーット落ちていきあっという間に目を落とす
状態になってしまう義妹に電話をしていたら看護師さんに「お母さん目を
落すのに傍から離れたら駄目」と言われ義妹に「お父さん目を落としそう
なので直ぐ来て」と言うのが精一杯慌ただしく先生が出入りして鞠ちゃんが
到着してPM3:10分に安らかな眠っているような顔でこの世を去りました
お父さんお父さんと呼んで見てももう再び目を開ける事は無く苦しまないで
優しい顔で天に召されて行きました。
急な事で只驚いておりますが驚いてはいられず葬儀屋さんに連絡お父さんが
言い残していたことを思い出し義兄の所の所へ連絡をした、後は町内会の
方々に連絡をしたりと世話しないが霊柩車が来るまでに荷物を持って帰るので
車に積み込み色々遣る事が一杯である、泣いている暇はない
子供たちも荷物を纏めたりどの荷物を私の車へ、この荷物は母の所へと分散し
積み込んだ
そんな中前田さんご夫妻が札幌の帰りだと言って寄ってくれる、もう少しで霊柩車
が到着する、前田さんご夫妻に見送られて霊暗所から霊柩車へ乗り込む事に成った
先生始め看護師さんに見送られて帰りたかった羅臼に向かう、帰ると次々と弔問の
お客さんや葬儀関係者の皆さんに慌ただしい～～～～～
昨夜は羅臼に帰ったり色々な事を体験して気持ちも大いに高揚したのか中々
寝る事が無い一晩中話をしたりしていたが今日のお父さんは午前中は子供達
と話をしていたが夜は体が辛いのか早い時間は寝ている
夜中に向くっと起きて散歩に行くと言ってベットに立った私は吃驚何の夢を見て
いたものか～～～～～なだめて「お父さん疲れるから散歩は明日ね」と言うと
「ああそうか」といってベットの上に座り込む色々な夢を見ているんだなと思った
そうかと思うと「お母さんお母さん」と私を探している、「何処にも行かないでお父
さんの傍にいるよ」と言うと安心したような顔をしている～～～～～
何時でも傍に居たのに何処にも行かないのにと思うが何かの夢に居ない事が
有ったのかな～～～～～～
今夜はゆっくり寝て下さいな、昨日の羅臼に行ったのが疲れた原因かな～～～～～
思い起こす事ばかりで生活していたんだから仕方がないし思いも沢山有る事でしょうね。
朝方ぐっすり寝て起きて顔を拭いて歯を磨いてやった、子供たちが来て
9時に介護タクシーが迎えに来る～～～～～暖かい服装と言っても何も合わない
ズボンも防水の暖かいのとちゃんちゃんこを着せて酸素ボンベと点滴をしながら
ストレッチャに乗って万全な支度をして私と久子、香織しのぶと悠利が乗り込み
羅臼へ向けて走り出す～～～～～先生には何時どんな事が有っても不思議では
ないので慌てない事、病院へ連絡は必ず入れる事、到着、発進時に必ず連絡をと
言われ一路何でもない事を祈りつつ羅臼へ向かう
窓から景色が見たいと目で追い此処何処かと聞きながら羅臼へ「薫別、峰浜、春日町
礼文町、トンネルだよもうすぐ海岸町、やっと着いたよ～～～～～～」と言いながら
我が家へ到着、寒い日だ凄くしばれている、家に下ろしてやりたいが弟の弘一に「義姉
さん下ろしたら風邪をひかすよ、バスの中で話すからと言い、姉弟全員バスの中で色々
話をする～～～～～疲れたのか何ぼもしないうちに帰ると言い病院へ戻ることにした
何ぼも走らないうちに兄が来ないと言い出した「兄さん来てお父さんと話をしたんでしょう」
と言うと「ああそうか」と言うが2分もしない間にまた同じことを話す
それでも何事もなく無事に病院へ到着する事が出来た～～～～介護タクシーが到着するのと
一緒に札幌から来た弟の等志も同時に到着こんな事が有るのかな～～～～～
持ち物も有りとても助かる助っ人まんが来てくれた有り難い事である。
体が疲れ切ったのか午後からは良く寝てくれた・・・・・・・・・
皆を返した後はやはりいつものパタンと同じで夜中に起き出す疲れて居る筈なのに
今日は休んで欲しいが車で移動はきつかったようだが元気な内に見せてやりたかった
我が家夢にまで見た我が家だった、来てよかったと話しているが少々どころか疲れた
でも満足だったんだ～～～～～～
朝子供たちは銘々に手作りのお弁当の用意をして来た、お握りの係り
おかずの係りなど手分けをして美味しい弁当の到着だ～～～～～～
お父さんも食べたいだろうにじっと我慢の子である、子供たちの声を聴くと
目を細めて喜んでいる、「久子済まないな」「なんで済まないって言うの
子供だも当たり前の事でしょう」「済まないな」と何度も言って居る
香織もしのぶも夫々が「育ててくれてありがとう」「学校に上げてくれて有難う」
等と思い思いで感謝の気持ちを話している。
少し今日は疲れているようだ、子供たちにも明日羅臼へ介護タクシーで行くので
行く事にして有るので早く休むようにと話して置いたので早めに帰って休む事にした
今夜も11：30に成ると起きて色々な事を話してなかなか寝ない
結果的にAM5:30まで起きていた私は寝不足で疲れて来たよ
「お母さん、お母さん」と呼ばれると淋しいんだなと思って体をさすったり抱いてやると
眠りにつく安心感なんだ、中々離してはくれない、一人旅立つ寂しさなんだろうと
安心するように色々な話をする。
朝から雪がちらちら降っている中標津は大したこと無いが千歳が除雪が間に合わないのか
機材の到着が間に合わずに遅れていると言う事だ
皆が到着する前に久子と悠利がAM5:30に到着鞠ちゃんに迎えに行ってもらう5：30に面会に来る廣が無く
警備員さんに可なりお小言を頂きやっと入れて貰ったらしく時間が掛かったと話してる。
久子を見ると良く来たなと言いながら泣き出した子供の頃の話や幸好と仲良くやれと何度も話す
よほど心配していると察するが今日香織としのぶ久二さんと泰雄ちゃんが来たらどんな事に成るか
嬉しいのと言い残すことが無いか余程考えているようだ～～～～～～
飛行機の到着が機材の関係で大幅に遅れている，鞠ちゃんには香織としのぶを私が久二さんと
泰雄ちゃんを迎えに行き二人の荷物を母の家に置き病室へ～～～～～お父さんは香織としのぶに
色々な事を言い久二さんと泰雄ちゃんにはクラス会で函館に行った時の語らいを楽しそうに話した
夕食とも昼食ともつかない弁当を病院ののテルームで皆で手すきに食べた
今夜函館に帰ると言うのでトウヨウグランドホテルまで送ろうとしたが子供たちとの時間を大切にした
方が良いと時間が早かったがタクシーを呼んで後ろ髪を引かれる思いで帰って行った、時間が早いが
温泉に入りゆっくり帰ると言う言葉に甘えてそうさせて頂いた。
夜7時過ぎに子供たちに帰って寝る様にタクシーを呼び帰させた～～～～～
女の子だけあってご飯支度をすることを銘々担当する様で明日の朝のご飯をリクエストした
皆が帰ってからお父さんと色々な話をする、葬儀の事、友達関係、どんな遣り方をするか支持された
自分の最後の事を自分で仕切り私に全て話をしておきたいのだろう、言われるままにきっちりとメモをした。
お父さん私の事を気使かってくれ有難う～～～～～～
年が明け元旦である色々な事が有って暮は終わり新しい年を迎えた
至って穏やかな日を迎えたがチラッと雪が舞って居る
病室の暖房のパネルが上が入らず寒い
お父さんは子供たちの動向がとても気になっている様で子供たちが
何時見えるかとしきりに聞くので香織としのぶが4日に久子は5日に
見え久二さんと康雄ちゃんが2日に見えると話すと4.5までは持たないので
電話して明日にでも来るように連絡をしなさいと言う
早速香織、しのぶ久子と電話をしたら久子は今夜の夜行バスで香織としのぶは
明日待ち合わせて千歳から飛んで来る事に成った。
泰雄ちゃんから電話が来て明日昼には到着と言う事で香織たちと同じ便である
雪がもたもた降って来た、明日無事に飛んでくれると良いが～～～～～
