平成29年の大みそか今年も今日で最後である
朝起きたらお父さんは今日は羅臼の家に帰れると思ってたらしく「今日は家に帰れる日だ」と
楽しみにしている様子だが介護タクシーは年末の休みに入ってしまった「お父さん今日は大晦日
で介護タクシーは年末の休暇なんだって年明け4日からでないとやって居ないんだって、だから
4日に帰れれば良いなと思ってるの」「動いていないなら仕方がないな」と諦めてくれたので4日には
行けるように手配をする。
午後から妹二人が見舞いに来て私に「色々話したい事が沢山あるでしょう、話の出来る内に沢山
話をして後悔しない様にした方が良いよ」と言い残し義妹の所で年取りをすると言い残し帰って
行ったがその折に「如何してこんなに成るまで病院に行かなかったの」と言う事に対して「如何しても
其の事が知りたいのか、誰にも言わないで墓場まで持って行こうと思ったがそんなに聞きたいなら
話をしょうか、本当は8月頃から少し可笑しかったんだが我慢をした、俺は此れで命が無くなると
思って居たよ」「如何して我慢などしたの幾らでも病院に行けたしょう」「もう終わりだ今更仕方がない」
「母親イスそのものだね悪い所ばかり似て大事な事は正子さんに一つも言わないでかい」姉妹がが
幾ら話してもどうしょうも無く情けの無くなる事ばかりである
病むのか夜中に起き出して座るような姿勢をとったり体を持て余している様子に遂先だってまで
元気でいた姿が走馬灯のように甦る
苦しく虚しく情けの無い事だろう、なんで早く気が付かなかったのかが悔やまれ後悔するばかりである
こんな大晦日は生まれて初めてで一生の不覚である~~~~お父さんおいていかないで
人生狂わす事はしないと約束をしたのに~~~~~~~