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越後妻有ツアー

2011-09-27 08:29:31 | 美術[あ]
越後妻有 大地の芸術祭

 十日町、川西、中里、津南、末之山、松代の6エリアをまとめた越後妻有 大地の芸術祭を巡る1泊ツアーに参加した。トリエンナーレは来年開催されるが、合間の年にも鑑賞できる作品があるので、ちょこちょこ旅人が訪れる。だけど冬は3mの雪に埋もれる。

 東京駅6:30am集合ということで、水戸からだと当日出たら間に合わない早朝なので、前日から都内泊。今回はクルマ2台に分乗して総勢14人参加のツアー。幸いに台風も過ぎ去って晴天の真っ只中、汗だくなほど暑くもなく、でも油断してると日焼けする、ちょっと山の上に向かうと風も涼しくなるようないい天気。そのかわり夜はけっこう肌寒い。夏の残りなので薄手のウィンドブレーカーでもなんとか大丈夫ではあった。これからの季節はセーターくらい用意したほうがいい。

 お笑い建築家ペンさんも同行してお勧めの展示作品を解説してくれた。ペンさんは十日町に作品も作っていて、自転車レース「ツール・ド・妻有」の発案者でもある。なかなか贅沢なツアーだ。

 夜はジェームズ・タレルの作品であり宿泊施設である「光の館」に泊まり、光を使った作品鑑賞、入浴(風呂も作品)など楽しい時間を過ごした。

 翌日もまたクルマであちこち移動して作品鑑賞。2年前のトリエンナーレの時は電車で行ったので、駅から徒歩圏内の作品を重点的に回っただけだったが、すごい山の中にまで展示エリアが広がっているので、クルマでないとほとんど見に行けない。今回はつまみ食い的に6つのエリアを走り回ったので、越後妻有全域の雰囲気がよくわかった。クルマのすれ違えない狭い山道には「熊出没」の看板があったり、3.11の震災で崩れたため通行止めになったままの道路があったり、一筋縄ではいかないトラップが待っている。でもそこを乗り越えた先に不思議な作品が待っているのだ。


ジェームズ・タレル 「光の館」 2000年






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