風の鳴る木 2012年01月27日 | 空を見上げて いつものように一人で道を歩いて いつものように一人で道草をくっていた。 冬のこの時期に 燦々と照らす太陽に 薄いTシャツの袖をめくった。 心地よい風が吹き抜けた時 直ぐ横で君の声を聞いた。 風に揺られてザワザワと言う君の声が 風に揺られてユラユラと揺れる君の影が とても私の耳に優しかった。 あの日、君の声を聞いたから 私はあなたを好きになった。 立派な木ですね。 そぉ君に話しかけた。 名前も知らない君だから このまま 君と呼ぶ事にします。 #沖縄県 « 空へ | トップ | 光の中に »