週に数回、図書館に行って本探しをするのが楽しくてしかたがない。
昔読んだ本や、初めて出会った本、どちらでも手に取るとワクワクする。
一月程前、とても楽しい物語に出会った。
不思議な旅行会社の話。
この本を読み終えた後、私の心は、何だか小学生に戻っている気がした。
小さな私は、図書館ではなく学校の図書室に居た。
あの本を閉じた後、他にどんな物語を書いているのだろぉと
この作者の本を探した。
そして、石垣島の図書館に行く度に何冊もその人の書いた本を手に取った。
例え児童書でも、ハラハラドキドキするのが私は苦手で
話が一番盛り上がってくると
本をパタリと閉じてしまう。
そして、ちょっとしてから再び開いてはみるものの
内容が落ち着くまで、流し読みしてしまう癖があると言う事に先日気が付いた。
だから、どぉなるかわかっていても２回目に読む方が安心して読めるから好きだったりする。
私は、海と山 どちらが好きか？と尋ねられたら
迷う事なく「海」と答える。
けれども、あの人の本を読んでいる間は
山とか森とか草原とか いぃなぁと
海に迫る勢いで好きになっている。
茂市久美子さんの本に出会えて良かった。
昨夜 私は 本の絵の中に居た。
夢の中で。
