本日の竹富島&石垣島、晴れ 気温28度。
小学校の向かい側に、赤い花が線香花火のように咲いていた。
とても小さくて弱々しかったけれど、その咲き方が可憐に見えた。
カイジ浜のお店を休んでいるような余裕はないのだけれど、
今日は前からお休みを貰う事にしていた。
この前の冬に生まれた女の子が今日で100日だったから。
たぶんね、、、私が数え間違えていなければ。(--;)
たいがいこう言う時、私は数え間違えているものなんだっ。
焼きあがったケーキを持って、石垣にあるお宅まで向かったけれど、、、
トントントン。
シーン。。。。。
∑( ̄□ ̄|||) ̄□ ̄|||) ̄□ ̄|||)もしや留守っ。
その通りでした。
そうかもしれないなとは思ったんです。
GWだし、100日のお祝いだし。
電話をかけると、やっぱりお出かけ中でした。A ̄▽ ̄;)残念。
っと言う訳で、ケーキを持ってユ~タ~ン。。。。
勿論、ただでは帰りません。
マックで、抹茶フル~リ~食べていかなきゃ!
夕方、ちょっと御礼をしようと思って、小さめのケーキを届けに行った。
眠くて眠くて明日にしようかなって何度も思ったんだけど、
何故だか今日じゃなきゃ駄目な気がして、エイッっと起き上がった。
ンブフルを越えて、小学校の前を通って、段々と仲盛荘が近くなっていく。
届け物の前に、ちょっとだけ寄って顔を見せに行こうと思った。
と言うよりは、仲盛荘のご夫婦の顔が見たかった。
手作りのブランコの後ろから入っていくと、モズクを塩漬けにしている人達が居て、
その中に、先生が居た。
とてもビックリして、目玉が飛び出しそうだった。
一度ちゃんと話をしたかった先生だったからだ。
いったん仲盛を出て、ケーキを届けに行った。
とても可愛らしい島の方が、ちょっとだけでも上がっていかなぁいぃ。と誘ってくれた。
用事が詰まっていたのでそのまま引き換えしたけれど、とても嬉しかった。
その後、話に聞いていた珊瑚風鈴の前で足を止めた。
そしたら、自家製のトマトをくれたんだっ。
レンタサイクルの前でも、皆が声をかけてくれる。
何だか、地元にでも居るかのように、会う人会う人が私に笑顔を見せてくれた。
再び仲盛荘に戻った私は、初めてちゃんと先生と話をした。
せっかく楽しい気分で宿に居るのに、先生は私の途切れ途切れの言葉に ちゃんと耳を傾けてくれた。
そして私にこう言った。
“この島に居るだけでいい”と。
思いもしなかった先生の言葉に、少し不意打ちをくらった感じで少しの間 理解できなかった。
だって、この島にただ居るだけなら今と全く変わらない。
何もせず、毎日をいつも同じように過ごしているだけで この島を守る事なんて出来ないじゃないかって思ったからだ。
それでも、先生は言った。
“貴女は、この島に居ればそれでいいんだよ”って。
先生は、いつかの島の事を話してくれた。
そして、この竹富島を この島の人を信じていた。
そうなんだっ。
私は、直ぐそこまで来ている未来の事で頭の中がいっぱいだったけれど、
先生は、この島を信じて、もうちょっと先の未来に希望を残していた。
今日、先生と話が出来て良かった。
歩いて家へ戻っていると、バスの運転手のオジーちゃんが私をからかってきて、
その私の声に、友人が窓から顔を出しちょっとだけお喋り。
私は、右手に持っていたコノ島のトマトの香りを何度もかいだ。
歩きながら、何度もかいでは竹富島を感じ直していた。
この島の好きなところを思い出した私が そこには居た。
久し振りに、
私は、自分がこの島に居るわけを感じていた。