365日の空

空を見ていると会いたくなる人は居ませんか?空は その人の所まで繋がっています。
そう思って私は今日も空を見上げています

ニーラン

2007年07月28日 | 竹富島

本日の竹富島、曇り 何度もスコ~ル 気温33度。

豊年際二日目。

AM5:00にアラームをかけた。
外は真っ暗。
朝日が差し込むまで、出かける準備をして待ちます。
今日は、うちの前の道を神様が通ります。
だから、白い珊瑚の道にホウキ目を付けたよ。
前や後ろでも、ご近所さんがホウキ目を付けていた。

コレが終わったところで、ニーラン石へ向かいました。
コンドイ浜に自転車を止めて、そこからは歩きです。
早めに行っておこうと思ったら、早過ぎてしまったみたい。
AM6:40 コンドイ浜には誰も居ないと思ったら、お父さんとお母さんと女の子が写真を撮っていました。

私は そのまま海岸沿いを右に進みます。
今日の海は、物凄く綺麗な水でした。

待てど暮らせど、誰も来る気配がありません。
次第に不安になってきました。天気が悪いから中止かな・・・とか思ってみたり。
すると、7時過ぎ頃に車の音が近づいてきました。
ニーラン石の向かい側に、道があったなんて知りませんでしたよ!∑( ̄□ ̄;)



ゴザを敷く前に、砂を平らにならします。               そして、慌ただしく数枚のゴザが敷かれました。



ここで、神司の皆さん登場。主事の方々&その奥様方も一緒なんですね!
いつも、道ですれ違ったり、職場で会ったりしてるけれど
こぉ 装いが違うと、別人のようですね。

     

主事の方も、Tシャツの上から急いで着物を羽織ります。
ニーラン石の前に、ロウソクとお線香?ですか??



お膳の用意が始まりました。勿論、挨拶を済ませてから口にします。



んんん~、、、。そもそも、ニーラン石って何なんでしょう?
全く知らないので、このままにしておく訳にはいきません。ほんの少しでも、ニーランについて知っておきたいですよね。



白い手ぬぐいを頭に巻いたら、唄と太鼓と鐘の音が響きます。

ココのいる人達は、特別な人なんだっ。 神様に選ばれた人達なんですねっ。

神様が見えるんですか。
その表情は、笑っていますか。
神様って、本当に居るんですか。

私には想像もつかない世界。
海の中に立つニーラン石、その前で祈る人達と響き渡る島の音が
何だか異国にでも来ているかのように感じ、妙にゾクゾクしました。



唄が終わったら、終了です!
テキパキと撤収―――!!!

私はそのまま出勤です。ニーラン石を背にして、コンドイ浜へと戻りました。
日差しが強くなり始めた海岸沿いには、蝉の声が響き渡り、日差しを余計に熱く感じさせました。

こんな不思議な気持ちの朝は初めてだなっ。

こんな日の朝も、私の目の前には綺麗な入道雲が浮かんでいました。