SENgoKU anD VISIon -乱世を追う-

2002 茨城県立歴史館 佐竹氏-800年の歴史と文化-

水戸
108
茨城県立歴史館
107
特別展 佐竹氏-800年の歴史と文化-
期間:2月8日(土)~3月22日(日)
satake
黒漆蒔絵金覆輪鞍
鹿島神宮蔵。梅枝・竹枝の蒔絵を施した鞍。
源頼朝が同宮に神馬を奉納したとき併せてこの鞍も奉納したと伝わる。
軍扇
若宮八幡宮蔵。名称は軍扇であるが、実際は軍配(団扇)である。
佐竹氏十二代・佐竹義人が同宮に奉納したとされる。
佐竹氏の祖・新羅三郎義光所用とされるが、実際は室町時代の作とみられている。
黒韋肩浅葱糸威筋兜
水戸八幡宮。鉢は二十八間の阿古陀形、眉庇に八重菊唐草透彫の鍬形台と祓立が付く。
佐竹義宣により同宮へ奉納された。
黒糸素懸威烏帽子形兜
水戸八幡宮蔵。烏帽子に凝した変わり兜。角元が付くが立物は欠失している。
上記同様に佐竹義宣奉納であるが、上記が義宣の時代より100年前に制作されたのに対し、こちらは当世兜なので奉納時期は異なるだろう。
太刀 銘 則包作 
水戸東照宮蔵。鎌倉時代、備前一文字派の刀工・則包の作。
徳川家康より初代水戸藩主となる徳川頼房に下賜され、頼房より奉納された。

昨年(2019年)久しぶりに秋田の佐竹史料館で見た佐竹義重・義宣の甲冑も来ていました。
以前から見たかった水戸八幡宮奉納の兜を拝見出来てよかったですが、佐竹氏の歴史(800年)を扱っている為、やや展示が散漫な印象。戦国期に絞るなどした方が良かったかもしれません。

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