先日、YAHOO!のトップニュースにこんな記事↓が出ていました。
「NYフィルの公演中に携帯の着信音、指揮者が演奏中断」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000008-cnn-int
マーラー9番のクライマックスだったようですね。ギルバートさん、そして団員の皆さん、お気の毒に・・。でも、ギルバートさんの冷静な対応、素晴らしいです!
NYへは2回ほど聴きに行ったのですが、あちらの聴衆は確かにざわざわしていて・・。携帯もよく鳴るみたいです。実際、マーラー6番を聴きに行った時、一番最後にものすご~く静かなトロンボーンのコラールがあるんですが、そこで思いっきり携帯(それもエンターテイナーです、最悪)が鳴る事故に遭遇しました。すごくショックでした。
その時の指揮者、マゼールさんは、途中で止めることなく最後まで振りきりましたが、たぶんかなり残念な気持ちだったと思います。指揮者も団員の皆さんも、ものすごい集中力で本番に臨んでいるはずですし、特にNYフィルにとって、マーラーの曲は特別だといいます。ここのオケは同じプログラムの本番が3~4回あるのでまだ挽回ができますが、これが1回しかない本番だったら・・。本当にこういうのはなくなってほしいなと思います。
こちらにもう少し詳しい記事がありました。
http://jp.wsj.com/Life-Style/node_374651?mod=WSJ3items
そしてこれは後日談。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120114/ent12011411410008-n1.htm
ご本人にも悪気は全くなかったようですし、自責の念で2日間も眠れなかったとあっては、あまり責める気にはなれませんね・・。
ちなみに、このニュースを見つけて、ダンナに「ネットでNYフィルがニュースになってるで~。あんまりいい話じゃないけど。」とメールしたら、しばらくして電話がかかってきて、「某アメオケみたいに破産でもしたかと思った。」
・・・確かにそれは怖いわ~。よかったよかった