2003年1月16日

2003年1月16日午後7:30より
「ニューヨーク・フィルハーモニックライヴ！」
ズービン・メータ指揮
ワーグナー：楽劇「神々のたそがれ」より
”夜明けとジークフリートのラインの旅”
”ジークフリートの死”
”ジークフリートの葬送行進曲”
”ブリュンヒルデの自己犠牲”
R.シュトラウス：
ドン・ファン
「サロメ」より”7つのヴェールの踊り”,”ファイナル・シーン”

久しぶりのライヴ放送はメータ指揮でした。なんだか得意な曲ばかり集めて
きたという感じのプログラムです。
さすがに振るほうも、演奏者も慣れているようで安心して聴けました。
こういう曲って、エネルギッシュで迫力のあるところと、きれいなメロディの
箇所のメリハリがとっても大事だと思うんですが、そういうところの差のつけ
方はさすがにうまいですよね。あといろんな楽器にソロがあって、
その存在感はやっぱりNYフィルだな～と思いました。
らっぱとしては聴くほうはおもしろいけど、吹くほうはかなりハードです。で
もまあ当然のごとく全曲トップでした、スミスさん。しかもこの日だけじゃな
くて、同じプログラムが4日連続とかですよ・・・ほんまようやるわ～。
体力ももちろんだけど、集中力がよくもちますよね。フォルテになると急に割
れがねの音になってしまうのは毎度のことながら非常に残念なんですが、FMっ
てみんなこうなの？それとも海外だから？それでもやっぱりいい音でした。こ
の音さえ聴ければとりあえず私は満足なのです。
来週は確か同じくメータ指揮でイスラエルフィルと、マゼール指揮のNYフィル
の合同演奏会かなにかだったような・・・。曲はチャイ4とタイタンでした、
たぶん。どうせならこっちも聴きたかったなあ。おしまい。