らんまるのこや

音楽、トランペット、犬、子育て、旅行など

2004年5月20日(木)

2004-05-20 13:00:25 | NYPオンライン02~
2004年5月20日(木)
「ニューヨーク・フィルハーモニックライヴ!」
Alan Gilbert指揮
Mahler:
Des Knaben Wunderhorn lieder (selections)
Copland:Two Old American Songs
Berg:Three Pieces
Ives:
"General William Booth Enters into Heaven"
Symphony No. 4

今シーズンも残すところあと1ヶ月となりました。今年はアイヴズの没後50周
年ということで、特別企画が組まれています。今日もその一環で、アイヴズの
曲が取り上げられていました。

指揮はアラン・ギルバートさん。実はあまりよく知りませんでしたので、少し
調べたところによると、1967年NY生まれ、父は米国人で母は日本人。両親と
もNYフィルのVn奏者だそうです。父親はもう引退されていますが、母親の
ほうはまだ現役です。実の母親の前で指揮するって、どんな感じなんだろう?
現在はロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を
務めています。

アイヴズの交響曲第4番とベルク以外は全て歌曲でした。はっきり言って知ら
ない曲ばかりだったので、最初ちょっととまどいました。アイヴズの曲って不
思議な雰囲気で、古典ぽいところがあるかと思うと、急に現代曲みたいになっ
たりして、びっくりびっくりの連続です。
一度聴いただけではなんとも言えない感じですが、何度か聴いてみたらおもし
ろいと思うようになるかな~?
ベルクはいかにも現代曲という感じの曲で、これも正直ちょっと苦手な・・・。
でも金管は大活躍・・・というか大爆走というか、特にトロンボーンがシカゴ
モードに入ってました。すごかったです。
あと、全然関係ないんですが、前半のマーラー&コープランドの歌曲はどうも
スミスさんが吹いてなかったような気がしました。これはダンナも同意見で、
なにしろ吹き方が全然違っていたので。次のベルクがかなり大変そうだったの
で、そのせいでしょうか?
来月はいよいよシーズンファイナル、マゼールさんの「マラ3」です。かなり
期待しています。