らんまるのこや

音楽、トランペット、犬、子育て、旅行など

2003年9月18日(木)

2003-09-18 13:14:52 | NYPオンライン02~
2003年9月18日(木)
「ニューヨーク・フィルハーモニックライヴ!」
ロリン・マゼール指揮
マーラー:交響曲第5番ほか

本当はこれを聴きにNYに行くはずだった、「マラ5」です。FMで聴けてラッキー
でした。それにしても前シーズン終わりが「復活」で、今シーズンは「マラ5」
で始まり、「マラ3」で終わるなんて・・・ヘビーだな~。ちなみに来週は「マ
ラ5」に続いて「春の祭典」です。ヘビーだなぁ!
本題に入って、簡潔に感想を述べると、「らっぱ上手すぎ、ホルンすごすぎ、
トロンボーン音鳴りすぎ(笑)、そしてマゼールさん、好き放題やりすぎ!」
といったところでしょうか。
冒頭のソロは完璧でした。すごくパワフルな演奏で良かったです。最高です!
これはやっぱり生で聴きたかったかも。いつものビブラート絶好調って感じで
した。全体にゆったりしたテンポでしたが、推進力があって大変すばらしい演
奏でした。3楽章のホルンも相変わらずの安定感。やっぱりすごいよ、マイヤー
スさん。

これはマゼールさんのくせなのか、それともNYフィルのくせなのか、全体的に
音符のとり方が長めで、他の曲でも思ってたんですが、特にトロンボーンがす
ごく長めに音をとっています。実は私はこれが大好きです。たぶんホールのせ
いかもしれないですね。

あと思ったのは、マズアさんのときとずいぶんオケのサウンドというか、雰囲
気が変わったなあと。マズアさんはパワーとしては80%くらいで、全体に丁寧な
澄んだ音色がして、それはそれで好きでしたが、マゼールさんになってからは
弦も管も120%、少々暴走ぎみです。
このはじけ具合はちょっとバーンスタインの演奏に似ているかもしれません。
正直、オモロイです。でもあまり度が過ぎると、またアンサンブルが乱れたと
か、音があらくなったとか言われるのかなあ・・・。ということで、できれば
程ほどでお願いします。