らんまるのこや

音楽、トランペット、犬、子育て、旅行など

平壌公演終了

2008-02-27 19:15:36 | NYP関連
というわけで、無事に終了したもようです。
昨日はあらゆるニュース番組をはしごし、韓国のテレビ放送
をネットで見ていました。
最近は本当にすごいですね、インターネット。
接続が悪くて音も映像もブチブチだったけど、コンサート
の雰囲気はよく伝わってきました。

最初に北朝鮮とアメリカの国歌を全員起立で演奏し、その後

ワーグナー: 歌劇「ローエングリン」より 第3幕への前奏曲
ドヴォルザーク: 交響曲第9番「新世界より」
ガーシュイン: パリのアメリカ人

(アンコール)
ビゼー:「アルルの女」組曲よりファランドール
バーンスタイン: ミュージカル「キャンディード」序曲
民謡: アリラン

以上の曲目が演奏されました。
パリアメの前にはマゼールさんが曲の紹介をし、
「いつか”ピョンヤンのアメリカ人”という曲が演奏されるかも
しれません」 と冗談を言うシーンもあったそうです。
「アルル」はあいも変わらずノリノリで、キャンディードは
いつものように指揮なしでした。
最後の「アリラン」はとても美しい演奏で感動的でした。
北朝鮮出身の両親を持つヴァイオリニストのミシェル・キムさん
は思わず涙を見せていたそうです。

今回の公演は、政治的には意味が無かったとか、いろいろと
厳しいことも言われていますが、少なくともオケの皆さんは
この公演が少しでも両国の関係改善に役立つことを願って、
一生懸命演奏されたのだと思いますし、私も早く北朝鮮と、
韓国やアメリカ・日本などとの関係が正常になり、今回のような
コンサートが普通にできるようになってほしいと思います。

日本のニュース番組は政治的意義ばかり追求していて、
もっとNYフィルにスポットをあててほしい私としては、
あまりおもしろくなかった。まあ仕方ないか・・・。
せめて録画だけでも後日放送してくれたらいいのにと
思います。
さっきもニュースで福田総理が意見を聞かれ、「これって(北朝鮮と
米の)融和なの?まあけんかじゃないよね~。」とか、なんだか
よくわからないコメントをしてらっしゃいました。最後に
「NYフィル、日本にもきてほしいね。」とおっしゃってましたが、
実は結構しょっちゅう来てるんですよ・・・。

ちなみにこの日の映像・録音は、3月に入ってからNYフィルの
公式サイトにアップされるそうです。

大人なお嬢

2008-02-26 17:11:59 | 子育て・らっぱ・他
ちょうど11ヶ月を迎えた日曜日、義兄の家へ義父母と一緒に
遊びに行きました。
お正月に2人のいとこと会ったときは、固まるは泣くはで、
全然だめだめだったのに、今回はなんと自分から寄っていき、
触ったりつついたり、積極的に交流。おもちゃの取り合いも
負けてません。
おお~なんだかずいぶん精神的にも成長したもんだ。
単に慣れただけという説もあるけど。

よそのおうちだというのに我が物顔で歩き回り、おまけに
電子ピアノを見て「弾かせろ」とのたまう娘。
そしていすの上に立ち、アドリブで弾きまくる娘。
しかし下から見てよくこれがピアノだとわかったな・・・。
お昼は回転寿司デビューをはたし、おいなりさん(の中のごはん)
を一皿たいらげ、夜はイタリアンで爆睡。
とっても楽しい一日でした。

歩く歩く

2008-02-21 20:03:03 | 子育て・らっぱ・他
ちょうど10ヵ月で初めて2歩歩いた娘は、まだそれから1ヶ月も
経っていないのにすでに家中を歩き回っています。
それも最初のうちは慎重にゆっくりと足を運んでいたくせに、
最近だんだん調子にのってきて、テケテケ、テケテケとかなり
のスピード。そしてそのスピードに足の運びが追いつかず、
スッテンコロンとこけまくり、それでもめげずに歩きまくる。
なんでこんなにやる気まんまんなのか?なんでこんなに元気なのか?

とりあえず、春になったら外でお散歩ができそうなので、その準備
段階として、初めての靴をはかせてみました。もちろん部屋の中で。
最初はなんだか足に「違和感がある~」みたいでじたばたしていました
が、結局あきらめてちゃんと歩いてくれました。
でもなんだか酔っ払いみたいな歩き方でしたけど。

春が待ち遠しいねぇ。でもあんまり速く歩かないように。
私がついていけませんのでね。

Have fun !

2008-02-20 18:52:19 | NYP関連
昨日届いたスミスさんの演奏CDつき楽譜に、ご本人のサインと一緒に
書かれていたメッセージが「Have fun」という一言でした。
(ご本人のHPでCDを購入するとサインがついてきます。)
で、楽譜を見てみたら、いやいやとてもじゃないけど、ムリでございます。
我々のレベル(の低さ)をなめてはいけません・・。
とまあ、それはいいとして、とてもスミスさんらしい言葉だと思いました。

NYフィルって、シカゴ響やコンセルトヘボウなんかと比べると、ものすごく
一糸乱れずビシッと揃ってるとか、そういう感じは確かにないんだけど、
皆さん本当に楽しそうに演奏していると思います。
たまにホルンとかトロンボーンとかクラリネット方面で、「そこまでやる~?」
みたいなこともありますが、そういうのもNYフィルらしさだと思ってます。

NYフィルというと、サウンドもスタイルもいかにもアメリカっぽいと
いうイメージがあるかもしれませんが、構成メンバーを見てみると、
本当にいろんな国・人種の人たちが集まっていて、まるでその中に世界
が凝縮されているようです。
特に最近は弦を中心にアジア系のメンバーが多数採用されています。
ざっと数えただけでも20人くらい、中国・韓国・台湾・日本などの人たち
がいます。弦だけ見ると一瞬アジアのオケかと思うくらい。

来週行われる平壌公演には、きっといろんな政治的な意義とか、
歴史的な意味とか、裏の事情はたくさんあるのでしょうが、
でもせっかくやるからには、演奏する側も聴く側も純粋に楽しんで
もらいたいし、こうして様々な国・人種の人たちが一緒に協力
しあって、時には自己主張もしながら一つの音楽を作り上げていく
姿に、何か少しでも感じてもらえたらいいなと思います。
最も、北朝鮮の一般の国民の人たちがどれだけこの演奏に触れること
ができるかは微妙なところだと思いますが・・。

ムーティ指揮 法悦の詩

2008-02-16 23:56:11 | NYPオンライン02~
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
リスト:ゆりかごから墓場まで
スクリャービン:法悦の詩

リッカルド・ムーティ(指揮) 
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

オンライン:2008/02/15-02/29
演奏日:2008/01/17-19

http://nyphil.org/attend/broadcasts/index.cfm?page=broadcastDetail&broadcastKey=155

次期音楽監督の有力候補の一人に上がっていたムーティさんのコンサート。
ブラームスのピアノ協奏曲第2番はとても美しい曲で大好きです。
冒頭のホルンソロはもちろんマイヤースさん、それはもう絶品の音色で
久々に鳥肌がたちました。この間のモーツァルトのコンチェルトも素晴らしかった
し。
「法悦の詩」はトランペットソロが効果的に何度も出てくる曲で、
こちらももちろんスミスさんだと思われ・・。
シノーポリの録音よりもとても柔らかく丁寧な感じで吹いていらっしゃいました。

初イタ電

2008-02-11 17:15:45 | 子育て・らっぱ・他
近頃、拍手やらバイバイやら、やたらと人まねを
するようになり、かわいいなあと思っていたら、
ある日突然電話のまねを始めました。
前々から電話機とか携帯とかが大好きだったので、
やりたくてしょうがなかったんでしょう。

いっちょまえに電話の子機を耳にあてて、なんじゃら
かんじゃらとず~っとひとりでしゃべっています。
でも傍から見ると電話機を担いでいるようにしかみえません。

この間もそうやってしゃべったり、ボタンを押したりして
遊んでいるうちに、大阪の実家にかかっていたらしく、
おじいとおばあから、「なんか留守電に入ってたでぇ~」
とうれしそうに電話があり、その録音テープを聞かせて
もらうと、

「と~っとっとっとっとっ・・・った~いた~い・・・
とっとっとっと・・・うにゃうにゃ・・・ピッポッパッ
・・・ピッポッパ・・・ばぁばぁ~・・・」

という感じのが延々と40秒くらい、しっかり録れておりました。
おじいはこれを永久保存版にするそうです。