昼は芸能花伝舎の落語、夜は池袋演芸場へ

2007年05月02日 23時49分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf1947 今日は昨日の疲れがどっとでて、ちっとも早く起きられない。あ~あ~。脳みそが、たくさん噺を聴いてお疲れなの。真剣に聴いてるからね!

昼は初めて西新宿にある落語芸術協会の事務所などもある芸能花伝舎へ。これは柳家小蝠さんからチケットをいただいたのです。小蝠さんもでるし、蝠丸師匠もでるので、行くことに!

初めての場所でマゴマゴしちゃって、遅く起きたこともあって、着くともうすでに笑松さんの噺が始まっていました。でも、ちょうど、蝠丸師匠と入口でお会いしました。

蝠丸師匠は私をみて、「またきたの~」と言うんです!そうそうこの間も、浅草演芸ホールの代演の時、一番前で聴いていたので、師匠は高座あがったら私がいるから、やりにくかったんですって!!ヒヒヒヒ!!夜は池袋に行くよと言うと、もう来るな~と言われました!ふふふ。でも、行っちゃうもんね!

「披露目もあるけど落語会」は、30~40人くらいですかね。ほとんど二ツ目さんで、春風亭笑松さん「かぼちゃ屋」、瀧川鯉之助さん「代り目」でした。鯉之助さんは初めて!ふたりともなかなかがんばってました。

次は、待ってました真打登場!柳家蝠丸師匠の登場です。噺は「竹の水仙」。師匠のこの噺は初めてだけど、とっても良かった~聴かせてくれました。蝠丸師匠は本当に実力があるので、噺が面白いの!演技力もあって、さすがですな~いい噺をありがとうございます。

仲入りの時間は、今の人は誰と蝠丸師匠のことを聞いている人なんかいて!

仲入り後、柳家小蝠さん「青菜」。なかなか良かったんじゃないの!ここまでで、16時近くになってしまって、私はこれで失礼して、池袋へ。早くいかないと遊雀師匠がおわちゃう!小蝠さんには、鯉太まで聴いていって~と言われたんだけど・・・。だって~遊雀師匠が聞きたいんだもん!

池袋に着くと、もうすぐ16時半になちゃう!急いで夜のお弁当と師匠たちへの差し入れを買う。チケット売り場で、チケット売り場からでると、また、蝠丸師匠にお会いする。師匠に差し入れをお渡しする。蝠丸師匠は遊雀師匠と出番が代っていたのだそうです。良かったよ間に合って!

池袋演芸場に入るとち太郎さんが上っていたけど、なんの噺をしていたのか、最後なのでわからず。そして、次は遊馬さん「茶の湯」。次は新山真理さん。真理さんは介護ネタ。年配の師匠たちを楽屋で介護しているという話。実は私はこの話が大嫌い!!いつもはこの話をする時は、気分が悪いので席をはずすんだけど、我慢して聞く。

私はホームヘルパー2級を持っていて、病院や施設で実際に介護をしたことがあるので、そんな大変なことを笑えない。おじいさんやおばあさんの老いの哀しみを目の当りにしているので、笑う気にさえならない。実際に介護している人がいたら、本当に気分の悪い話。

次は出番が代った蝠丸師匠。なんと「紙入れ」!!わ~い!!蝠丸師匠が、文治師匠の3回忌も終わったので、間男の話をやろうかというのを聞いていたので、聴けてうれしかった!!文治一門さんは間男の噺は禁止されていたらしいので。聴けてラッキー。

瀧川鯉朝師匠。え~と聴いたことがあるけど、これは何?新山ひでや・やすこ師匠の漫才に続いて、瀧川鯉昇師匠「ちりとてちん」。師匠のこの噺、聴いてみたかったんだ!今日はいつものまくらと違うね。良かった!!そして、桂歌春師匠。

仲入り後、まねき猫さんのものまね。特に虫の音が最高ね!

そして、待ってました三遊亭遊雀師匠「初天神」。こんな初天神を聴いたことも観たこともありません。私もたくさん笑ったけど、客席大爆笑です!すごい力を持った方。あんな子供の泣くのは観たことない、絶品です!!

昔昔亭桃太郎師匠、噺はお見合いの話。だけど、マクラは蝠丸師匠と金太郎師匠の暴露話。本当かどうかは知らないけど、これから10日までのマクラに使うのかな?あまりやり過ぎるといい話じゃないので、気分が悪い。あまり言い過ぎるとご自身の品が悪くなると思うけど・・・。

蝠丸師匠と金太郎師匠を潰しにかかっているのかしら?来週もマクラに使っているかどうかチェックして、またブログでお知らせしますね!桃太郎ファンはいいけど、蝠丸ファンと金太郎ファンは、怒らなきゃいけないかもね!本当にひどいから。私が真面目すぎるのかな?自分の落語会ではいいけど、何も寄席でやる必要はないのにな~下品な笑いはやだな~

こんなつまんない足の引っ張り合いみたいなことしているから、落語協会に負けるんだよね~落語協会さんも、みんな祝儀袋ネタをやっているけど、そんなに汚くないし、木久蔵師匠のこともバカだとか言うけど、微笑ましいし、笑える!落語協会さんは、陰ではわからないけど、切磋琢磨している感じがすごくする。

正二郎さんの太神楽に続き、とりの桂平治師匠の登場です。「禁酒番屋」は、たくさん笑えました。とっても楽しかった!ありがとうございます。

今日も楽しい一日。