無言…風邪っぽい

自宅に帰ったらば…姑が居間で、動かなくなっていた。
…いえ、生きてたけどね。（汗）
訊けば、2～3日前に職場で風邪ウツされたそうで。
だったら、布団に寝て、じっくり養生したらいいのに…
「１日布団に入ってるとカラダがおかしくなってしまう」だと。
…姑ちゃ～ん。もう、充分おかしくなってるんじゃん。

いつになく口数少ない姑ちゃん。ダルそうにしていたが…
やがて、アタシたちに促され、自分の部屋に引っ込んだ。
そうそうそう。それでいいんだよ。
あなたの息子も、その嫁も、
優しいいたわりの言葉なんか掛けなくてよ。
旦那ちゃんの第一声は、「こっちに風邪うつすなよ」だもん。
そんでもって、「早く病院に行け」だから。
…え？間違ってます？「大丈夫？」なんて言わないよ？
大丈夫な訳、ないんだからね。
「一刻も早く病院へ行け」というのが、病人への一番の思いやり。
夕食にホワイトシチューをやっと食べ、
姑は、モノも言わず、早々に床についた。

翌朝、すっかり元気を取り戻した姑。
アタシが作った『味噌入り卵粥』をぺろりと平らげ、
「ちょっと友達のところに行ってくるわ。」と早速お出かけ。
午後からは「畑を見に行ってくる」と…。
姑全快…いや、全開、である。
昨日の、あのしおれた様子など微塵も無い…良かった良かった。

で、今日。アタシ、なんだか、朝から風邪っぽい。
…っていうか、風邪ってどんな症状になるんだっけ？
（久しくひいてないから、忘れちゃったよ！）
右肩の関節が時々ズキンズキン痛むし、熱は？37度ちょいか。
たいしたことは、無いようだけど。

体調どんな感じだ？と帰宅した夫に尋ねられるも、
…答えたくない。ってか、かまわんでくれ。
看病なんかしなくていいから、ほっといて。
アタシが頼んだ事だけ、やってくれればいいから。
風邪をひくと、すっかり排他的になり、
無口になるアタシなのであった。