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韓国ドラマ「医師チャ・ジョンスク」あらすじと感想、痛快ホームコメディ

2023-11-07 | 韓ドラ あ行、い



韓国ドラマ「医師チャ・ジョンスク」あらすじと感想、最終回。
医学部を卒業してから20年のあいだ専業主婦として生きてきた主人公のチャ・ジョンスク(オム・ジョンファ)。
ところが、彼女は一念発起して新人研修医として病院勤務をスタートさせるのですが、それは予想もしなかった社会の荒波に翻弄される毎日が待っていたのです。
40代になり自立した医師を目指し、医師としてのキャリアを再びスタートさせ奮闘する彼女を心から応援したくなるドラマです。全16話、自己最高視聴率18.5%。
本作は久々の社会復帰に翻弄されながらも、愛する家族や病院の同僚や患者たちの関りを通して成長していく母親の姿が描かれていきますが、そんな本作が大ヒットした理由は女性のキャリア断絶などがリアルに現実的に描かれたことに多くの視聴者、特に主婦層たちが共感と感動の声をあげたようです。
韓国は日本よりも親の教育熱が高く子供たちを良い環境で勉強させるためのサポート意識が強いのですが、母のチャ・ジョンスク(オム・ジョンファ)は娘が受験生なのに仕事をはじめるのです。そんな母は娘に「受験生はあなたはでしょう」と諭します。
このように娘を心から応援しながらも自分の仕事に全力で挑戦する主人公の前向きな姿に注目です。
また本作は、夫の不倫劇も描かれていますが、決してドロドロ感がなく、逆に先が気になるコミカルな展開と更に隠し子までいるという最低のダメ夫ソ・イノ(キム・ビョンチョル)に同情すらおきてしまうコミカルでストレスのない見やすい物語です(笑)
劇中、職場の飲み会の席で上司の外科長から「ご主人は何を?」と聞かれ、「主人ですか?死にました」と答えるジョンスク(オム・ジョンファ)の痛快なセリフは爆笑でした(笑)
彼女の持つ爽快さとセクシーなオーラ、そして憎めないキュートさは今も健在です!
また、お互いの夫婦の母親たちもジョンスクの母オ・ドンネ(キム・ミギョン)、夫の母クァク・エシム(パク・チュングム)と個性の強いベテラン俳優さんなので二人の女優さんが登場しただけで面白さも倍増します(笑)
そして、本作でジョンスク(オム・ジョンファ)をずっと見守っていたロイ・キム教授役のミン・ウヒョクさんの存在感が大きかったです。
私は初めて知った俳優さんでしたが、イケメンの彼は韓国の元プロ野球選手で、その後プロ野球選手から歌手、ミュージカル俳優という異色の経歴の持ち主で、ヒョンビンさんの「愛の不時着」のミュージカルの主演も演じた俳優さんです。すでに今年、日本のファンとスペシャルイベントを開催しています。すごい人気なんですね!

あらすじ(ネタバレあり)
1話・2話
医師として活躍している友人ペク・ミヒから「せっかく医師になったのに、なぜ専業主婦を選んだの?もったいない」と言われ、夫からは「優雅な主婦をしている人が慢性疲労になるわけない更年期だ」と冷たい言葉を言われブチ切れるジョンスク(オム・ジョンファ)(笑)
更に夫は同じ病院内の医師と不倫までしているのですが、妻のジョンスク(オム・ジョンファ)は知りません。
ある日、ジョンスク(オム・ジョンファ)はデパートで倒れてしまい、病院に搬送されますが、そこで自分がインターンだったころを思い出すのです。
ところが、妻のジョンスク(オム・ジョンファ)は重い病気を患っていて、適合する夫ソ・イノ(キム・ビョンチョル)の肝移植が必要だったのですが・・・
大手術後、目が覚めたジョンスクはベットの横にいた夫ソ・イノに「クズ野郎」と言い放って、これをきっかけに自分の生き方を考えようと思いはじめます。
そんな時、ジョンスクの手術を担当したロイ・キム教授(ミン・ウヒョク)から、また病院で働いてみては?とアドバイスがあります。
「今更、何がレジデントだよ」と笑う夫に、ジョンスク(オム・ジョンファ)は猛勉強して、レジデント試験に見事合格します。
そして、夫のクサン大学病院にレジデント面接に向かうのですが・・・

3話・4話
クサン大学病院の家庭医学科に志願したジョンスク(オム・ジョンファ)でしたが、なんと家庭医学科の教授が夫の不倫相手のチェ・スンヒ(ミョン・セビン)だったのです。
その後、2転3転してジョンスクが採用されたことを知った夫ソ・イノ(キム・ビョンチョル)と不倫相手のチェ・スンヒ(ミョン・セビン)の二人は動揺を隠せません。
更にクサン大学病院にロイ・キム教授(ミン・ウヒョク)がやってきたのです。
ジョンスク(オム・ジョンファ)は、仕事を覚えようと必死になりますが、同じクサン大学病院のレジデントに合格した息子のジョンミンは、こんな病院の激務で仕事中に倒れたらどうすると母を心配しています。夫の事息子の事、すべて内緒にして働くことになります。
一方、新任教授とレジデントの歓迎会をすることになりました。その席には夫のソ・イノも息子のジョンミンも参加していましたが、外科長から「ご主人は何を?」と聞かれ、「死にました」と答えるジョンスク(オム・ジョンファ)に爆笑でした(笑)
歓迎会の帰りはすべて知っているロイ・キム教授(ミン・ウヒョク)がジョンスクをバイクで送ってくれますが、二人の仲に嫉妬する夫のソ・イノです。
一方、病院では一生懸命に頑張っているジョンスク(オム・ジョンファ)ですが失敗すると外科レジデント3年目のチョン・ソラ(チョ・アラム)から、すごい剣幕で叱られるのです。そのチョン・ソラは息子ジョンミンの恋人なんですよねぇ~

5話・6話
患者のCPR中に感電したジョンスク(オム・ジョンファ)はその場で倒れてしまい、そばにいた夫のソ・イノが真っ先に抱きかかえます。医大生でも犯さないミスで歴史に残る逸話を残してしまったのです。
ところが、その後、ジョンスクと夫ソ・イノの親密な関係が噂になります。
不倫相手のチェ・スンヒ(ミョン・セビン)は嫉妬からわざとジョンスク(オム・ジョンファ)に無理な仕事を要求して困らせます。その時、スンヒのせいで患者がいなくなるという大きなミスをしたジョンスクは上司からやめるように言われ、年齢のせいでやめさせられる事は本来の自分の意志とは異なると感じているのです。
ところが、ジョンスクが担当した会長が自分に無条件で寄り添ってくれたジョンスクを気に入り病院に100億ウォンを寄付してくれたのです。
ジョンスクが病院に大きく役立ったのに夫のソ・イノは彼女を冷たく扱います。
「私が病院を辞めないからいじめるの?」と問い詰めると「無能な者には仕事をさせない、それが僕の信条だ」と言うのです。
また一方、ジョンスク(オム・ジョンファ)は病院でチェ・スンヒ(ミョン・セビン)の娘がイランの友人のウンソだと知り、複雑な心境になります。
そんな時、話があると言ってロイ・キム教授(ミン・ウヒョク)がジョンスクのもとに、やってきます。

   

7話・8話
娘イランの進路のことで衝突した夫のソ・イノはイランの画材道具をすべて捨ててしまいます。
ジョンスクはイランを美術学部に入れて仕事も続けると言いますが、受験から学費まで全て責任を持てという夫は君もお金を稼いでいるだろうと嫌味を言うのです。
更にジョンスクは娘のイランのことで悩んでいるのに、息子のジョンミンに恋人がいることを知りますが、相手があの今風の外科レジデント3年目のチョン・ソラ(チョ・アラム)だと知り、かなりのショックを受けます。
また、ロイ・キム教授(ミン・ウヒョク)に秘密を握られていることを知った不倫相手のチェ・スンヒ(ミョン・セビン)は自分からジョンスク(オム・ジョンファ)に知らせてもいいわよと言って図々しい態度を見せます。
その後、患者が起こしたある事件からジョンスクとソ・イノとロイ・キム教授の三角関係の噂で病院内は盛り上げっています。
また一方で、娘のイランは友人のウンソから「私のお父さん」と言ってソ・イノを紹介されます。「どうしてここにお父さんが?」と問いかけると「あんたと私は母親違いの姉妹なの、父親は同じ」とウンソが叫ぶとイランはその場を逃げて行きます。
また、息子のジョンミンも父の携帯にチェ・スンヒから「5時に2階非常口で」というメールを偶然見てしまい、その場所に向かいますが、二人が抱き合っている姿を目撃し失望します。
結局、何も知らないのは母親のジョンスク(オム・ジョンファ)だけです・・・
ところが、チェ・スンヒ(ミョン・セビン)のSNSから徐々に彼女も真実を知っていくのです。

9話・10話
夫ソ・イノとチェ・スンヒ(ミョン・セビン)の仲を知ったジョンスクは全てが無意味な気がしてむなしいのです。そして、ジョンスクは家を出ていくと家族に話します。
また一方でジョンスクの義母エシム(パク・チュングム)はチェ・スンヒ(ミョン・セビン)の病院を訪ねます。「あなたには悪いけど私の嫁はジョンスクだけよ」と言いますが、スンヒは義母に娘ウンソの写真を見せます。義母は冷たく帰っていきます。
その後、チェ・スンヒ(ミョン・セビン)はストレスから急性胃けいれんになり搬送されることになります。
また一方で、地方に医療ボランティアに行った夕食の席でマッコリを飲み過ぎてしまった夫ソ・イノはジョンスクを「俺の女房こっちに来い」と皆の前で叫んでしまい、病院の医師たちは大騒ぎになります。  一番ショックを受けているのは息子ジョンミンの彼女チョン・ソラ(チョ・アラム)でしょう(笑)今更 話しても自分の印象が変わるはずないので、今までどおりにすると
ジョンスクに伝えます。
夫婦だったという秘密を夫から暴露されてしまい、困惑するジョンスクですが、チェ・スンヒ(ミョン・セビン)はソ・イノに「奥さんと離婚する気はある?」と聞きますが、「妻に罪はない、いくら俺が最低な男でも自分からは言えない」と答えると「時間を置いて考えよう」というスンヒです。
その後、ジョンスクはスンヒ(ミョン・セビン)の娘のウンソが夫の子供だったと知り大きな衝撃を受けます。

11話・12話
ジョンスクは夫ソ・イノとスンヒ(ミョン・セビン)の3人で直接話をすることになり、「ウンソは夫ソ・イノの子供?」と問い詰めると「そうよ、ソ・イノの子」と言い、別れるつもりはないとハッキリ伝えます。ジョンスクも二人が別れるなり一緒にいるなりどうでもいい、私は20年ぶりにはじめたレジデントをやり遂げるからスンヒに病院を辞めるように言い夫には私がどうするか決めるまで待っていなさいとハッキリ伝えます。
また、ジョンスクを巡っていがみ合うソ・イノとロイ・キム教授(ミン・ウヒョク)の三角関係が激しくなってきますが、そんな時チョン・ソラ(チョ・アラム)はロイ・キム教授に「今がチャンスですよ」とアドバイスします(笑)
また、スンヒ(ミョン・セビン)はソ・イノに「終わらせるとしても私が終わらせる」と強気の言葉をぶつけ、ジョンスクではなく私がすべて暴露すると言うのです。
一方、病院で自分の大きなミスに深く落ち込むジョンスクの息子ジョンミンは姿を消しますが、チョン・ソラが見つけ出します。父のソ・イノは失敗を忘れずに学べと助言を与えます。
そして、ジョンスクは舅の法事の日に、これが最後の法事の準備ですと言って、夫ソ・イノにこれからは子供の親という関係だけでいよう夫としてのあなたは何の意味もないと言い、別れを告げます。

13話・14話
これ以上夫を憎みたくないというジョンスクは「離婚しよう」と告げますが、夫イノは長年連れ添ってこんな終わり方はよくないとグダグダとつまらないことを言ってなかなか納得しないのです。そして、何かとジョンスクにキモイ愛のメールを送ってきます(笑)
また、ジョンスクの母オ・ドンネ(キム・ミギョン)の体調が悪化してジョンスクの病院に入院しました。そこに夫のイノが、お義母さんが入院したと聞いてすっ飛んで来ます(笑)
更に担当医はチェ・スンヒ(ミョン・セビン)に決まりました。
ところが、母オ・ドンネ(キム・ミギョン)もイノの隠し子のことを知り、騒動は大きくなり、そのショックから更に体調が悪化していくのですが、母は娘を苦しめる連中がいるところでは治療ができないと言ってジョンスクの病院を退院しようとします。
ジョンスクは泣きながら母を説得するのです。担当医のチェ・スンヒ(ミョン・セビン)も治療法を見つけるために真剣に取り組んでいます。 そんなチェ・スンヒを見て感謝を伝えるジョンスクですが、でも許したわけではないと言います。
その後、ジョンスクは夫のイノにあれこれ理由をつけてこれ以上延ばしたくないと離婚届を渡しますが、一方的すぎるだろう離婚は出来ないと言い、そんなに離婚したければ訴訟を起こせと言います。
また一方で、アメリカに養子に出されたロイ・キム教授(ミン・ウヒョク)は韓国で家族を捜すためにDNAの登録に警察に行きます。ところが、警察から早くに連絡があり、ロイ・キム教授には兄や姉たちがいることが分かりました・・・ところが・・・

15話・16話(最終回)
今度はジョンスクの体調が悪化し、早期の入院が必要になりました。
やっとここまで頑張って来たのに自分のレジデントというキャリアを左右するような思いがけない事実を告げられ唖然とします。そして、すでに検査を受けたロイ・キム教授(ミン・ウヒョク)がジョンスクのドナーになると言うのです。断るジョングクに「僕を養子に出した父親が40年ぶりに会った息子に骨髄移植をしてくれ」と言うんです、ジョンスク先生の方が父よりも近い存在でしょうと説明します。
また一方で、ジョンスクの義母クァク・エシム(パク・チュングム)が恋人から3億ウォンの詐欺にあい、夫のイノは窮地に陥っています。ジョンスク名義のビルはどうなるのでしょうか?
その後、一日だけ外出許可をもらったジョンスクは周りの人々が心配する中、自分がやり残したことをいろいろと片付けていき、最後にキムチを漬けて二人の子供の幼いころの写真を見て涙を流します。夫のイノは離婚はしても子供たちの親としてこれからも会いたいと言い、ジョンスクに離婚届を渡します。
手術当日は夫のイノが肝臓ドナーとなり、ジョンスクの移植手術はロイ・キム教授が担当します。結局この手術を最後にジョンスクはロイ・キム教授に「幸せになってほしい」と別れを告げます。
また、夫イノの義母は初めから肝臓をやるべきだった、離婚する妻に差し出すなんてまったく、間抜けな息子だと言って気をもんでいます。
手術も無事に成功し、イノとジョンスクは正式に離婚することになりました。
復職が決まったジョンスクに「君は俺に出会ってなければとっくに地位を築いていた、すまない今までありがとう」と感謝の言葉を伝えます。
そのイノは歴代最年少の病院長になり、きっと義母様が一番喜んでいるのでは・・・(笑)
3年後、ジョンスクは家庭医学科の専門医を開業し、ボランティア活動もしながら、愛する家族たちの絆は続いています。 おわり・・・





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