「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「パイレーツ: 失われた王家の秘宝」 カン・ハヌル、ハン・ヒョジュ

2023-12-29 | 韓国映画、は行

韓国映画「パイレーツ: 失われた王家の秘宝」あらすじと感想。
本作は跡形もなく消えた王室の宝物を求め海に集まった海賊たちのスペクタクルな冒険を描いた物語で、2014年に大ヒットした海洋アドベンチャー「海賊:海に行った山賊」(邦題:「パイレーツ」キム・ナムグル、ソン・イェジン出演)の続編。
本作の出演者はカン・ハヌル、ハン・ヒョジュ、クォン・サンウ、イ・グァンス、チェ・スビン、SEHUN(EXO)2022年の作品。
(あらすじ)
自称高麗一の武士で義賊団の頭であるムチ(カン・ハヌル)と海賊船の主のヘラン(ハン・ヒョジュ)。
一つの船で運命を共にすることになった彼らだが、風が静まる日がない航海を続けていく。
そんなある日、倭寇船を掃討していた彼らは、消えた王室の宝物がどこかに隠されているという事実を知ることになり、海賊人生で二度とない最大規模の宝物を求め、危険な冒険を始める。
しかし、消えた宝物を捜すのは彼らだけではなかった。
望むものを得るため手段や方法を問わない逆賊プ・フンス(クォン・サンウ)もまた、宝物を求め海に出るのだが…。



戦いに敗れたチュ・バン将軍は王家の財宝を略奪し遠い海へ消えて行ったのです。
その宝の地図を手に入れた彼らの宝探しがはじまります。
深い海の中に眠っているお宝を見つける途中に突然吸い込まれるような大きなブラックホールのような道ができますが、その美しい映像美がとても綺麗で迫力があり、俳優さんたちと海の中のフワフワした泡のような流れのシーンはどのように撮影されたのかな?と興味深く感じてしまいました。
ストーリー展開はありふれていますが、豪華俳優陣のキャラはピッタリ役にハマっていて、コミカルな部分も多かったです。
特に海の岩の上でペンギンがお宝の金塊をくわえているのとそのペンギンからビンタされるイ・グァンスさんには爆笑で声を出して笑ってしまいました。
あのペンギンの手のようなヒレのような羽でビンタされたら痛いでしょうね(笑)
また、本作の中心的な人物で女船長を演じたハン・ヒョジュさんのアクションが超決まっていてカッコ良かったです。
勇ましい大胆な変身を見せてくれた彼女ですが、カン・ハヌルさんとのラブでは乙女チックを可愛く可憐に演じていました。
ただ相手役のカン・ハヌル君の髪型がイマイチで私は彼の大ファンなんですが、もっとカリスマ性あふれるビジュアルにしたらもっと胸がときめいたかも・・・(笑)
綺麗な麗しい海賊にしてほしかった・・・(笑)
そして、最後に、悪役の逆賊プ・フンスを演じたベテラン俳優のクォン・サンウさんは悪役なので笑顔は一度もありませんがトップクラスのアクションは若手俳優に負けていません。
さすが、貫禄があるクォン・サンウさんは存在だけでも圧倒的なカリスマを放っていました。
本作は豪華で個性が強い俳優陣が集結し、とても見やすい面白い映画だと思います。


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韓国映画「非常宣言」あらすじと感想、豪華すぎる共演者たち

2023-08-11 | 韓国映画、は行


韓国映画「非常宣言」あらすじと感想。
今作で、妻を救うため地上から飛行機テロを解決しようと奔走するベテラン刑事のク・イノを演じるのは、「パラサイト 半地下の家族」「ベイビー・ブローカー」など数々の大ヒット映画に出演し、「第75回カンヌ国際映画祭」で韓国人初となる男優賞を獲得するなど、世界的な評価を受けるソン・ガンホ。
娘の治療のため飛行機に乗り合わせた乗客パク・ジェヒョク役には、「G.I.ジョー」シリーズ、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」など、ハリウッド映画にも進出し、近年では「イカゲーム」のカメオ出演で話題となった、韓国を代表するトップスターのイ・ビョンホン。
韓国映画界を牽引する大物俳優のふたりが、地上と上空でそれぞれが愛する人のために奮闘する姿を描いた航空パニック作品。
ソン・ガンホ、イ・ビョンホンの脇を固めるは、「殺人者の記憶法」などに出演し、カメレオン俳優として名高いキム・ナムギル、「シークレット・サンシャイン」でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞した実力派女優チョン・ドヨン、ドラマ「ミセン-未生-」のイム・シワンなど豪華キャストが集結!
<ストーリー>
「非常宣言」発令!? 逃げ場なしの飛行機内でバイオテロ発生。
娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で執拗にふたりにつきまとう謎の若い男(イム・シワン)が、同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎる。
KI501便はハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなくして、1人の乗客男性が死亡。直後に、次々と乗客が原因不明で死亡し、機内は恐怖とパニックの渦に包まれていく。
一方、地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)が警察署にいた。飛行機へのバイオテロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始するが、その飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。
また、テロの知らせを受けた国土交通大臣のスッキ(チョン・ドヨン)は、緊急着陸のために国内外に交渉を開始する。
副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常宣言」を発動。しかし、機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下していく。
見えないウイルスによる恐怖と、墜落の恐怖。高度28,000フィート上空の愛する人を救う方法はあるのか……?!  (kstyle)より

   

ネタバレありの感想
元製薬会社に勤めていたテロ容疑者のリュ・ジンソク(イム・シワン)がトイレと機内で白い粉を撒きますが、それにさらされた乗客がすぐに死亡し、その時から乗客の中で咳をする人が増え、機内にウイルスが広がります。
イム・シワン君の冷ややかで狂気じみた悪役は強烈な印象を残すくらい悪者になりきっていて、鬼気迫るほど恐ろしかったです。イメージチェンジを果たした、こんな彼は見た事ありませんし、バイオテロによるウイルスの恐怖と操縦不能になった飛行機が墜落する恐怖は手に汗握る緊張感があります。
そして同便では多くの乗客や客室乗務員、そして機長までもが次々とウイルス感染の影響で倒れていき、とうとう「非常宣言」が発動されます・・・
ところが、自国への感染拡大を恐れ、アメリカも日本も緊急着陸を拒否しますが、なんと本国の韓国でも市民が着陸を反対するデモを空港で行っているのです。こんなところは韓国だなぁ~と感じる映画でした。
また、元機長だったイ・ビョンホンさんと副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル)の過去の因縁もあり、元機長だったというビョンホンさんが最後に飛行機を操縦することになりますが、恐怖を感じながらも100%最善を尽くすリアルな命をかけた操縦は超~カッコ良かったです。
結局、本作はビョンホンさんの映画ということになるのでしょうか?(笑)
本作のウイルスの恐怖は今のコロナ禍に通じるものがあり、映画撮影はコロナ前からスタートされたようですが、バイオテロという映画を撮りながらコロナで撮影が延期されたことも皮肉なことですね。


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韓国映画「ベイビー・ブローカー」あらすじと感想、女優IUが未婚の母に

2023-05-05 | 韓国映画、は行



韓国映画「ベイビー・ブローカー」あらすじと感想。
是枝裕和監督、この『ベイビー・ブローカー』の準備をしている日々で話を聞くことが出来た子どもたち。
彼らは何らかの理由で親が養育を放棄し施設で育ったのだが、その中の何人もが、果たして自分は生まれて来て良かったのか?という生に対する根源的な問いに明確な答えを持つことが出来なかった。そのことを知って僕は言葉を失った。
この世に生まれなければ良かった命など存在しないと自分は彼らに言い切れるのか?
お前なんか自分なんか生まれなければ良かったという内外の声に立ち向かって強く生きようとしているあの子どもたちに向けて、自分はどんな映画を提示することが出来るだろう。
作品作りの中心にあったのは常にこの問いだった。
映画『ベイビー・ブローカー』はまっすぐに命と向き合い、登場人物の姿を借りて、自分の声をまっすぐに届けようと思った作品である。祈りのような、願いのような、そんな作品である。
(あらすじ)
赤ちゃんを高く売る。それだけのはずだった。
古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。
ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(IU イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。
彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。
「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。
一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが…。
<赤ちゃんポスト>で出会った彼らの、特別な旅が始まるー。

 


「赤ちゃんポスト」に預けられた赤ちゃんを高く売ろうとするベイビー・ブローカーとそれを追いかける刑事、そしてその赤ちゃんの母親の物語。
「ベイビー・ブローカー」というタイトルですが、ドロドロした刺激的な要素はなく、思っていたより温かい人間ドラマが静かに描かれている作品でした。
ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナ、IU、個性の強い豪華すぎるキャストで、もちろん高い演技力を持つ俳優さんたちに満足しますが、特にIUちゃんの濃いメイクの未婚の母親役に注目です。でも、赤ちゃんに哺乳瓶でミルクを飲ませるシーンはぎこちなかったです(笑)
そして、もう一人、みんなと一緒についてきた男の子ヘジン役の子役の子がとても良かったです。

「子供を捨てるなら、産まなければいい」この言葉の重さは誰にも決めることができないのです。
この映画では、母になることを捨てた女性が赤ちゃんとの旅を通して、少しでも母親になれるように描かれていて、捨てられた子供が生まれたことを後悔したり、母親が産んだことを後悔しないことを伝えたかったと思いました。
それは、劇中、IUが電気を消した部屋で、皆一人一人に「生まれてくれてありがとう」と伝えるセリフがありますが、ここが本作の意味しているシーンだと思います。
赤ちゃんを中心にすべての人物が心を通わせるという最後は皆が幸せになってほしいと願う心温まるドラマでした。







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韓国映画「花、香る歌」あらすじと感想、パンソリ初の女流唄い手が誕生

2023-01-16 | 韓国映画、は行


miss Aスジ&リュ・スンリョン&キム・ナムギルの豪華競演が話題となった映画「花、香る歌」
本作は、女性が伝統芸能“パンソリ”を唄うことが禁じられていた朝鮮時代末期に、禁戒を越え誕生したパンソリ初の女流唄い手の知られざる真実の物語。唄とともに激動の時代を生きた稀代のヒロイン役をmiss Aのスジが務め、1年に渡る独特の発声の特訓を経て吹替無しで役に挑んだ。
脇を固めるリュ・スンリョン、キム・ナムギルとも、見事なアンサンブルを奏でている。
【ストーリー】
朝鮮時代末期。女性が伝統芸能のパンソリを唄うことは固く禁じられていたが、あきらめきれない少女チン・チェソン(スジ) は、性別を偽りパンソリ塾の門を叩く。
紆余曲折の末、朝鮮最高のパンソリの大家シン・ジェヒョ(リュ・スンリョン) のもとで修業を積むチェソン。
1867年、時の権力者・興宣大院君(フンソンテウォングン/キム・ナムギル) が主催した宴に、危険を冒して臨むが…。
最後まで夢を信じる少女と、命がけで少女を支えパンソリの全てと愛について教えた師匠。
そして、ふたりの運命を握る絶対的な権力者。
運命に翻弄されたひとりの女性の知られざる物語。 (kstyle)



独自の発声を1年にわたって猛特訓し、吹替なしで演じきったスジちゃんのパンソリ初の女流唄い手が誕生しますが、「私は唄いたい、愛したい」という愛と運命の行方に終盤心が震えます。
日本人にとって韓国のパンソリという唄が身近にないので視聴していてパンソリの練習風景などの面白さは、さほど伝わってきませんでした。
そのため、スジちゃんのパンソリも上手なのか?どうなのか?分からないのが本当の気持ちです(笑)
また、師匠のシン・ジェヒョ(リュ・スンリョン)とスジちゃんの師弟愛は美しく描かれていましたが、この二人の間に師弟愛以上のものがあったのでしょうか?
もし、あったとしたら、師匠役のリュ・スンリョンさんとスジちゃんでは無理があったように思いますが・・・リュ・スンリョンさんは素晴らしい俳優さんですが、歳の差恋愛となるともう少しイケオジの俳優さんで切なさを苦しいくらい表現してほしかったかなぁぁ~と勝手に思ってしまいました。
ただ、終盤に差別を無理やり貫き、興宣大院君(キム・ナムギル)が主催した宴でパンソリを唄うことになった女性のスジちゃん。
その時スジちゃんの唄を聴いていた大院君(キム・ナムギル)に面白い子だと言われ、その後、寵愛を受けることになります。
結局、このキム・ナムギルさんのシーンが本作の一番決定的瞬間だと思いました。
そして劇中、雪がシンシンと降り積もる素敵な映像美は目を楽しませてくれました。
ただ、本作はキム・ナムギルさんの名前を見て視聴した映画でしたが、大院君役はキム・ナムギルさんでなくてはダメっていうキャストではなかったです。







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韓国映画「ハード・ヒット 発信制限」あらすじと感想、チ・チャンウクが初の悪役

2022-09-21 | 韓国映画、は行

韓国映画「ハード・ヒット 発信制限」あらすじと感想。
本作は、銀行支店長ソンギュ(チョ・ウジン)が子供たちを登校させていた出勤途中の朝、“車から降りた瞬間、爆弾が爆発する”という謎の発信番号表示制限の電話(非通知電話)を受け、危機に陥るという、絶体絶命、制御不能、孤立無援、予測不能のノンストップ・アクション・スリラー。
果たして犯人の目的は一体? なぜソンギュは狙われたのか?
主演を務めるのは、「インサイダーズ/内部者たち」や「国家が破産する日」「SEOBOK/ソボク」の敵役としても鮮烈なインパクトを残した実力派俳優のチョ・ウジン。
本作がデビュー後初の単独主演となる。
そして「サバハ」(日本ではNetflixで配信)で見事な一人二役を演じ、一躍若手トップ女優の仲間入りを果たしたイ・ジェインが主人公の娘役を、更に日本で絶大な人気を誇る若手俳優チ・チャンウクが自身初の悪役として物語を翻弄する犯人役を演じる。
毎朝車で子どもを送り届けるソンギュにいつもの日常を一変させる運命の電話が鳴る。「シートの下に爆弾を仕掛けた」、にわかに信じがたいその電話を冗談だと思ったソンギュだが、見えない犯人から「助けを呼んでも車を降りても爆発するぞ」と脅される。
そして目の前で同僚の車が爆発! 制御不能な悪夢が現実だと悟ったソンギュは、孤立無援、絶体絶命の中で車を走らせる。泣き叫ぶ子どもたち、警察との攻防、そして遂に現れる爆弾犯。果たしてソンギュの運命と、爆弾犯の目的は!?
この大迫力のカーチェイスシーンは釜山にあるジャンサン駅周辺やヘウンデビーチ前、クナムロ(⻲南路)で撮影。大都会での撮影にも関わらず、ドローンなどのカメラを有効活用したカーチェイスシーンは、ダイナミックでスリリングな映像となっている。
<あらすじ>
銀行支店長として働くソンギュは、毎朝車で子どもたちを学校へ送り届けそのまま職場へと向かう。それはいつもと変わらない、当たり前の日常のはずだった。しかし一本の電話が彼の運命を一変させる。運転中にかかってきたそれは「発信番号表示制限電話(非通知電話)」。
声の主がソンギュに告げる「車から降りれば、仕掛けた爆弾が爆発するだろう」と。タチの悪いイタズラだと電話を切ろうとするソンギュ、しかし目の前で同僚の車が大爆発を起こす。警察に助けを求めることも、そして車を降りることも許されない絶体絶命の状況の中、ソンギュの日常は制御不能の悪夢へと塗り替えられてゆくのだが……。(kstyle)



(ネタバレあり・感想)
爆弾犯から、「パルン銀行のイ・ソンギュ支店長?」と電話がかかり、あなたの車のシートの下に爆弾があり、車から降りると爆発します、起爆装置は私の手にあり、位置も追跡しているので賢明なご判断をと言って、望みは9億6千万ウォンを現金で、更に17憶2千6百ウォンを指定の口座に振り込むことでした。車に乗っている子供たちにも知らせるように犯人は言いますが、車から降りたり外部と連絡を取ったり私を怒らせると爆発しますと脅迫する犯人。
そこへ同僚の副支店長から電話があり、誰かが私の車に爆弾を仕掛けたと言い、全財産を渡せと脅されていると・・・   しかし、目の前で副支店長の車が爆発するのです。
そして、犯人は大金を受けとるために緻密な計画を立てていたのです。
本作の爆弾の仕組みが車の座席から離れると爆発するというものなので、車から降りることはできませんが、車を停止することは可能だったので、激しい壮烈な車同士のカーチェイスのような「ノンストップ・アクション・スリラー」の見出しは少しオーバーな気がしました。
韓国作品によくある、お粗末な警察など、まぁ~ ツッコミどころはいくつかありましたが、爆弾犯チ・チャンウク君の初の悪役と言うことで見はじめ、なぜ犯人は銀行のイ・ソンギュ支店長を狙ったのか?徐々に明らかになり、爆弾犯チ・チャンウク君の危険な真実への復讐にハッとさせられます。内面は繊細な犯人役のチ・チャンウク君はハマリ役だったと思います。
私は、犯人が数年前に銀行からの不当取引で破産した事件をもっと世間にアピールするような演出と説得力があっても良かったかなぁと思いました。
作品的にはとても地味な展開なんですが、でも、家族愛なども描かれ、終盤からラストはなぜか心にじんわりと響くものがある物語でした。きっと犯人がチ・チャンウク君だったから?? (笑)
そういえば、最近映画館で見た、竹内涼真君と横浜流星君の映画「アキラとあきら」も銀行が舞台だったなぁ~と、ふと思い出しました。
私は流星君ファンですが、本作の竹内涼真君の熱い情熱的な演技も良かったです。
録画中の竹内涼真君のドラマ「六本木クラス」が29日で最終回なので、とても楽しみです!







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韓国映画「白頭山大噴火」あらすじと感想、豪華共演の話題作イ・ビョンホン

2021-09-01 | 韓国映画、は行



韓国映画「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」あらすじと感想。
イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、そしてマ・ドンソクという韓国最高の俳優陣が豪華共演を果たし、韓国の興行チャートで3週連続1位を達成し、観客動員数820万人超えの大ヒットを記録したタイムリミット・ディザスターアクション映画「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」。

朝鮮半島で最も高い標高2744メートルの白頭山は、朝鮮民族の“聖なる山”と呼ばれ、1000年に一度大噴火するとも言われている。もしも今、この活火山が本当に大噴火を起こしたら朝鮮半島はどうなってしまうのか……。

そんな決して絵空事ではない大胆なアイデアを映像化した本作は、キャストの豪華さからストーリーの壮大さまで、何もかも破格のスケール! 特にイ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクという韓国映画界を牽引する三大トップスターの共演が実現。
命がけの任務に就く韓国特殊部隊の指揮官インチャン役にハ・ジョンウ。極秘作戦の成否のカギを握る北の工作員ジュンピョン役にイ・ビョンホン。大噴火を予見する地質学者カン教授には、マ・ドンソク。世界中から注目されるトップ俳優たちが、朝鮮半島の壊滅というとてつもない大惨事を阻止するため、タイムリミット75時間、わずか成功確率3.48%という命がけのミッションに挑んでいく男たちを熱く体現する。

迫力そのままに、轟音とともに北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山が噴火、その衝撃でマグニチュード7.8の地震が発生し、ソウル市内も大パニック、音を立てて崩れ落ちる高層ビルから間一髪で逃げるインチャン(ハ・ジョンウ)の姿が。この未曾有の危機的事態に、白頭山の地質に詳しいカン教授(マ・ドンソク)が「強い爆発でマグマ溜りの圧力を下げる」「つまり核爆発です」と驚くべき方法を提言する。インチャン(ハ・ジョンウ)ら韓国特殊部隊のチームが命がけで北朝鮮に潜入、核の行方を知る謎めいた北の工作員ジュンピョン(イ・ビョンホン)に接触する様子がスピード感と迫力あるガンアクションとともに展開。
一方、この未曾有の災害に市民も大混乱、インチャン(ハ・ジョンウ)の妻(ペ・スジ)らに橋の崩落危機が迫るなど、刻々と事態が悪化する中、期せずして運命共同体となっていくインチャン(ハ・ジョンウ)とジュンピョン(イ・ビョンホン)。

劇中、北朝鮮の方言から中国語、ロシア語まで複数の言語に挑戦したイ・ビョンホンは「さまざまな面を見せるキャラクターで、観客にもジュンピョンという人物を常に注視してほしいと思いながら演技をした」と語る。
対するハ・ジョンウも「自分の置かれた状況に合わせて責任感を持ち、作戦をどうにか成功させようとしながら成熟していく人物」と表するインチャン役を独特のカリスマ性にユーモアを加味して熱演。これが初共演の名優ふたりの演技合戦は見逃せない!

(あらすじ)
北朝鮮と中国の国境にそびえる火山・白頭山で観測史上最大の噴火が発生! 大地震が起き、ソウルでもビルは倒壊し、漢江は荒れ陸橋は崩壊。未曾有の事態に朝鮮半島は大パニックに陥る。史上最悪の災害を止めるため、政府は白頭山の地質分野の権威である大学教授カン(マ・ドンソク)に協力を要請。カンは半島を崩壊させるほどのさらなる大噴火が起こることを予測する。タイムリミットは75時間―韓国軍爆発物処理班の大尉チョ・インチャン(ハ・ジョンウ)は部隊を率いて、北朝鮮へ潜入し火山の鎮静化を図る秘密作戦を実行に移す。そのためにはまず作戦成功のカギを握る北朝鮮・人民武力部の工作員リ・ジュンピョン(イ・ビョンホン)を見つけ出し、次の大規模噴火を何としても食い止めなければならない。果たして彼らは、朝鮮半島の崩壊を阻止することが出来るのか!?  (kstyle)より


    


北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山が観測史上最大の噴火が発生。
朝鮮半島全域で大地震が起き、ソウルではビルが倒壊し、漢江はあふれ橋は崩壊します。
大尉チョ・インチャン(ハ・ジョンウ)の妊婦の妻ジヨン(スジ)も漢江に飲み込まれてしまいますが、あっという間に助かって次のシーンで生きていたことがあまりにも不明瞭すぎて不思議でした(笑)
都合のいいシーンはいろいろありましたが、自然災害というスケールの大きな映像と迫力あるガンアクションなど、韓国映画の熱量を感じる壮大な映画です。

また、白頭山噴火災害を最小限に止めるには、北の核兵器が必要だという大学教授のカン(マ・ドンソク)。 
マッチョなマ・ドンソクさんが本作では大学教授という静かな役だったのが印象的でした(笑)

また劇中、クスっと笑えるシーンも多く、エェ?これってコメディー映画なの?と感じる部分もあり楽しかったです。
特にビョンホンさんが大尉インチャン(ハ・ジョンウ)に韓国ドラマ「チェオクの剣」のラストをたずねるシーンは爆笑でした。結末が相当気になって仕方なかったようです(笑)

そして、その秘密作戦の運命共同体となっていく、大尉インチャン(ハ・ジョンウ)と北のジュンピョン(イ・ビョンホン)の出会ったばかりの男の熱い友情にホロリときてしまいます。
またイ・ビョンホンさんは二重スパイのようでしたが、自分の子供が生きていたことを知り北で再会したのをきっかけに大尉インチャン(ハ・ジョンウ)に子供を託すラストは北の工作員として、父親として、勇気ある決断だったと思いました。
1年後のエンディングは誰もが心を打たれる素敵なシーンでした。







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韓国映画「ヒットマン エージェント:ジュン」クォン・サンウ

2021-04-16 | 韓国映画、は行


韓国映画「ヒットマン エージェント:ジュン」クォン・サンウ、チョン・ジュノ、
あらすじと感想。
両親が交通事故で亡くなり、国家情報院に拾われた孤児の少年は、「ジュン」と名付けられ暗殺要員として育てられます。元々喧嘩が強く年上相手にも勝つような子供だったジュン(クォン・サンウ)は瞬く間に国家情報院対テロ保安局「猛攻隊」のエースとなります。しかし、漫画家になるという幼い頃からの夢を捨てられずに任務遂行中に死を偽装して行方をくらませるのです。一度だけ自由に生きてみたかったというジュン・・・
15年後、ジュン(クォン・サンウ)は妻と娘ガヨンの3人家族に。
そして憧れの漫画家にはなったのですが、全く売れずに妻の稼ぎとバイトで暮らしを立てています。家族を養えない自分にヤケになったジュンはお酒で泥酔し、酔った勢いで暗殺要員時代の機密を新作漫画として描きますが、寝ているあいだにその漫画を妻が配信してしまうのです。
朝になり正気に戻りますがすでに手遅れで、新作漫画は大勢の人に読まれ、皮肉にも漫画「暗殺要員ジュン」は大人気となります。
ところが、漫画を読んだ国家情報院と悪のテロリストに生きていることがバレてしまい、命を狙われることになります。





ここから、国家情報院と悪のテロリストたちの戦いが始まり、後半は妻と娘が人質になり家族を守るために戦うジュンの激しいアクションシーンが盛り込まれていきます。
国家情報院に捕まったジュンは悪のテロリストから妻を人質に取られ、国家情報院のチョン局長(チョン・ジュノ)を連れてくるように指示を受けます。ジュンは元上司だったチョン局長を連れて車で暴走しますが、トップスター二人の真剣な演技からコミカルな演技までの多彩な二人の演技に対する力量と信頼は大きなものがありますね。余裕の演技で視聴者を引き付けてくれます。
そして、元国家情報院対テロ保安局「猛攻隊」ジュンだったころの活躍に引き戻されてしまうような思いがけない最後のミッション?が待ち受けていて(笑)クォン・サンウのアクションの見せ場もたっぷりとあり、大人数の銃撃戦や乱闘シーンなど爽快でカッコ良かったです。
また、2つのターゲットから攻撃される話を描いたアクションコメディ映画ですが、思っていた以上にユーモアセンスがある漫画のような物語で、特に売れない漫画を描いているダサいサンウには爆笑で、元上司だったチョン・ジュノとのパートナー的なバトル戦も楽しかったです(笑)
多分アクションコメディ映画に好き嫌いがあると思いますが、女性も楽に観られる物語になっていました。クォン・サンウファンやチョン・ジュノファンは必見ですね!








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韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」コン・ユ、チョン・ユミ

2021-01-05 | 韓国映画、は行

韓国映画「82年生まれ、キム・ジヨン」は、平凡な30代女性キム・ジヨンの人生を通して韓国の現代女性が担う重圧と韓国社会の男女差別意識に鋭く切り込み女性の生きづらさを浮き彫りにした社会派ドラマで、日本でも話題を集めたチョ・ナムジュのベストセラー小説を、映画「トガニ」、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のチョン・ユミとコン・ユの共演で映画化。
ジヨン(チョン・ユミ)は結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われる毎日。母として妻として生活を続ける中で、時に閉じ込められているような感覚におそわれるようになります。単に疲れているだけと自分に言い聞かせてきたジヨンでしたが、ある日、まるで他人が乗り移ったような言葉を発するようになります。
そんな心のバランスをくずしてしまった妻を前に、夫のデヒョン(コン・ユ)は真実を告げられずに精神科医に相談に行きますが、医師からは本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまうのです。そしてジヨン(チョン・ユミ)は自分自身も知らなかった心の病を知ることになります。
チョン・ユミは平凡ですが決して平凡とは言えない人生を生きてきた人物であるキム・ジヨン役を彼女らしく熱演し私はこのジヨン役は彼女で良かったと思いました。またコン・ユはある日突然、他の人に憑依する妻ジヨンを見て彼女の人生を理解し、親身になって支える夫のデヒョン役を心から演じています。
劇中、新婚当時の会話で夫は子供が早くほしいと言いますが、妻ジヨンは自分の人生が変わってしまうと言います。二人に子供ができますが夫は妻の変わっていく姿を見て自分のせいではないかと責任を感じ、出世から外れ自分が育児休暇を取ると言い、妻の社会復帰に深い愛を示しますが、もちろん義母が許すわけありません。私も同じ息子を持つ母親として「これは違うでしょう」と反対すると思いますが、ここは年齢的に意見が分かれるシーンかもしれませんね!
またジヨンにとって女性が出産後も仕事を続ける難しさも感じ、また別のところからは専業主婦が羨ましいと嫌味を言う言葉も聞こえてきて、どうすることも出来ない矛盾や不安を感じているように見えました。

また劇中、ジヨンの亡くなった祖母がジヨンに乗り移ってジヨンの母ミスク(キム・ミギョン)に今まで家族のために苦労したうらみやいたわりを語るシーンはとても印象的で強く心に残る涙が溢れる場面でした。結局、韓国社会における男女差別の大きな傷跡を感じ、病んでいるのは韓国社会だと訴え語っているようでした。ヒロインのジヨンが早く今までのように自分らしく生きられるように、見失った自分を取り戻してほしいと願う物語でした。








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韓国映画「8番目の男」パク・ヒョンシク&ムン・ソリ主演

2020-10-19 | 韓国映画、は行

韓国映画「8番目の男」は、現在兵役中の韓国の男性アイドルグループ「ZE:A」のメンバーで、チャン・ドンゴンのドラマ「SUITS スーツ」やパク・ソジュンと共演したドラマ「ファラン花朗」などで日本でも大人気のパク・ヒョンシクの主演映画デビュー作です。2008年に開かれたソウル中央地方裁判所の国民参与裁判で実際の事件をベースに陪審員に選ばれた8人の一般市民たちの活躍を描いた法廷映画でヒョンシク君は8番目に選ばれた陪審員役です。韓国の歴史上初めて国民が参加する裁判が開かれ全国民が注目の中、年齢も職業も異なる8人の一般市民が陪審員団として選定されました。彼ら8人が扱うこととなった事件は、すでに証拠、証言、自白が揃った明白な殺害事件でした。8人の役目は犯人が罪を認めているので、懲役年数を決めるだけの裁判だったのですが、被告人が自白しておきながら急に公訴事実を否認したため8人の陪審員たちは急きょ有罪か?無罪か?の決断を迫られることになってしまったのです。一般人に有罪か無罪かを決めさせて、とんでもない結論を出したら、すべて台無しになってしまう裁判官たち・・・
ところが、初めて他人の罪を判断することになり大きな責任を感じた彼らは少しずつ事件の本当の真実を探していくのです。そしてその中でも粘り強く問題提起を続ける陪審員8号役のヒョンシク君ですが、彼らの方法で少しずつ事件の真実を追求していきます。重い法廷ドラマですが彼らのコミカルな仕草や考えに笑える部分もあり、人間ドラマの醍醐味を堪能できる映画です。また韓国初の国民参加型裁判を担当する裁判官キム・ジュンギョム役にベテラン女優のムン・ソリが登場し「判事は判決で言うべきだ」という強い信念と判事本来の論理と原則を守り抜く原則主義者裁判官で司法部の中でも決断と努力において誰にも負けない人物です。ところが、ヒョンシク君をはじめ陪審員たちのとんでもない型破りな提案と予想できない行動に困惑しながらも、国民参加型裁判の過程を通じて法曹人としての「初心」を取り戻していく姿を見せていき、また違う共感を引き出す感動のラストを迎えます。涙あり笑いありの心温まる感動の法廷ドラマでした。






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韓国映画「パラサイト 半地下の家族」名優ソン・ガンホ

2020-07-10 | 韓国映画、は行
しがない内職で日々を繋ぐ貧しいキム一家は、“半地下”の家での生活から抜け出せずにいる。そんな生活は、豪邸に住む裕福なパク社長一家との出会いで、果たしてどのように変化していくのか。予測不能な展開で、全世界を興奮の渦に巻き込んでいる「パラサイト 半地下の家族」。役者のセリフや動き、小道具、背景など画面に映る全ての要素にメッセージを込める繊細さから“ボンテール(ポン・ジュノ+ディテール)”という造語まで生まれるほどのこだわりを持つポン・ジュノ監督。映像の冒頭、本作のテーマを「共生することの難しさ。そこから生じる笑いと恐怖。悲しみの悲喜劇です」と語るポン・ジュノ監督。また美術監督ハジュンが「リアルそのものです」と語る貧乏家族の暮らす半地下の家は、古びた家財道具や地下特有のカビ臭さまでが映像から匂い立つような再現度。一方、「落ち着いた色合いと建築資材で、すっきりと清潔感のある家」であるパク社長宅は、ポン監督のこだわりに応えるために大規模なセットが組まれ、パク社長を演じたイ・ソンギュンも「圧倒されました」と当時を振り返っている。ふたつの家族の生活の格差が現れているのは美術のみにとどまらない。ギテク一家の暮らす半地下は「日光が入らず夜は緑がかった蛍光灯」、パク一家の暮らす豪邸は「高級感を出し黄色みのある照明」と、撮影監督ギョンピョがこだわった対照的な光の演出にも注目。(kstyle)



(あらすじ)ネタバレあり
「半地下住宅」で暮らす全員失業中の貧しいキム一家。長男ギウ(チェ・ウシク)は友人(ここでパク・ソジュンが登場)から裕福な家の家庭教師を紹介してもらいます。高台の豪邸で暮らすパク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行くギウ(チェ・ウシク)は合格。そして、兄ギウに続き、妹ギジョンも美術の家庭教師を、父親も運転手、母親は家政婦として家族全員が他人のふりをして豪邸 に足を踏み入れるのですが...なんとこの家にはクビになった元家政婦の家族がこの豪邸の地下室で何年もひっそりと暮らしていました・・・ゾッとするストーリー・・・豪邸に住む富裕層と半地下に住む貧困層とその下と格差も大きく拡がりがあるというまさしく韓国社会をそのまま表している映画です。また半地下という独自の生活の匂いを富裕層が嫌っているシーンもリアルに描かれていて、この相反する家族たちの出会いは、次第に想像を遥かに超える物語へと進んでいき最後は血生臭い殺人事件へと発展していきます。韓国で大ヒットし日本でも大きく話題になった映画ですが、国民性の違いでしょうか期待したほどの映画ではなかったです。



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